足立 真一のTriton Blog

株式投資の実践、グローバルな視点での投資戦略。
銘柄選択は、成長株、中・小型株、新興市場株にバイアスを置く。

日米とも相場は小休止

2014-08-29 06:03:28 | 株式

 NY株はウクライナ問題が引き続き気にされ、日欧株とも一服。

 いったん2000ポイントに乗ったS&P500も大台をはさんでの動きである。

 東京市場はこれまでの相場のけん引役であった新興市場のSNSゲーム関連、円安を背景にした自動車株なども一服。

 現在の市場の最大の関心事は数銘柄の新興市場株が東証の売買代金のビッグ10を占めるような相場展開が続くかどうかが最大の関心事である。

 

これまではミクシィ(2121)、Klab(3656)が新興市場のゲーム関連の人気の焦点であったが、昨日の日経新聞にはコロブラ(3668)の「白猫プロジェクト」の躍進が伝えられた。SNSゲームではミクシィ、Klabと並ぶ御3家的な存在で、最近の業績の成長の足跡にはいちばん安定感のある企業である。ガンホー(3765)、ミクシィのような超ヒット作品の輩出はないが、着実に人気作品が登場し業界での王者になる途を歩んでいる感じを強くする。ホームランを出すのではなく、ヒットの連続で業界でのトップグループの位置を築いてきた実績は、投資面でももっとも安定感のある存在である。

 今回もご3家の中では一番先に株価の調整局面にはいっただけに、SNSゲームの今後の人気の動向をにぎっている。コロブラの存在が関連株の目先の人気の動向をにぎるとみる。