足立 真一のTriton Blog

株式投資の実践、グローバルな視点での投資戦略。
銘柄選択は、成長株、中・小型株、新興市場株にバイアスを置く。

ビットコインがシカゴ・オプション取引所に上場

2017-12-12 07:21:49 | 投資戦略
ビトコインの先物取引がシカゴ・オプション取引所(Cboe)で始まった。正式に商品として認められ、引き続いてシカゴ商品先物取引所にも上場される。
この日は買い物が殺到し、一時はサーキット・ブレイカーが発動され、取引が中断される場面もあった。正式な公的取引の場がなかっただけに、人気が大きく盛り上がり、現物取引でも上昇した。
先物市場では10%上昇して始まったが、一時は20%高まであった。
ビットコインについては疑念をもつ専門家も存在し、JPモルガンのジミー・ダイモン最高責任者は「一種の詐欺行為」と上場には反対論をとってきた。
シカゴ・オプション取引所での人気を反映して、日本国内でも相場が急騰し+15.8%高になった。
金融界だけでなく、学者者の間でも賛否両論があるが、そのような環境下での上場だけに今後の成り行きに大きな関心を集まる。市場では「プロの投資家は様子見で、参入は個人の大口投資家だけ」とみる向きも多く賛否両論のある商品が公的な場で取引されるのはめずらしい。

NY株は上昇した。牽引したのはハイテクで、半導体関連のほか、メデイアのNビディア(NVDA)のほかアドバンス・マイクロ(AMD)に人気が集まった。一時は下落していた業種に人気が回復してきた。

東京市場でも堅調な地合いが続く。年末にかけてひと稼ぎと短期資金の流入が出てくるだろう。人気の柱は決まらないが、月末にかけて足の速い資金が特定の銘柄に集中するだろう。


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