連休明けの首都圏での人の流れは依然として混雑している。
昨日の新型コロナウイルス感染者は過去最大になり、大阪668人と東京の621人を超えた。東西逆転だ。
大阪ではコロナ対策本部会議で緊急事態宣言を延長する。
政府の呼びかけや、JP東日本などの車両の減便にもかかわらず国民の感染拡大に対しての対応には変化はみられない。
これまで感染はいつも東京が先行してきたが、今回は人口が東京よりもはるかに少ない大阪が逆転したが、現在の対策だけでは国民の危機に対する警戒感の高まりにはつながらない。
株式相場は堅調でソフトバンク、HOYA,シマノ、シスメックス、キーエンス、ダイキン、SMCなどの人気株をはじめ、個人投資家の資金が流入を続けている。
政府の緊急事態に対する警戒感と国民の対応の間には大きなギャップがあり、感染の勢いは一向に沈静化しない。
JRが便数を通常の80%に抑えてもこれといった効果は簡単に上がらず、東京よりも人口のはるかに少ない大阪の感染者数が首都の東京を上回るという異常な事態になってきた。
首都圏、大阪の感染者の拡大をできるだけ早急に、現時点でストップさせることが、なによりも重要な感染防止対策である。
現在の対策の進め方では、時間の待てない早急で効果的なコロナ退治には期待できない。日本あげてのコロナ退治が必要なことを国民は早急に再認識しその退治に動くときである。