足立 真一のTriton Blog

株式投資の実践、グローバルな視点での投資戦略。
銘柄選択は、成長株、中・小型株、新興市場株にバイアスを置く。

今週の戦略の焦点

2007-06-10 17:17:14 | 株式

先週は、今年にはってから第2回目の大きな下げに見舞われた。

2月から3月にかけての下げは中国株の暴落に端を発した。それがウォール街だけではなく、世界の株式市場にも影響を及ぼしたが、それを打ち消したのはNY株とヨーロッパ株の好調であった。企業業績の好調と、M&A,LBO,自社株買いなど、市場の需給関係を好転させる実弾が出た。特にS&P500は上値の抵抗帯である1527(2000年3月)を上回ったのが、投資家の心理を大きく変化させるのに役立った。

今週の焦点は先週来の債券相場の下落がストップするかどうか?世界的な利上げムードのなかで、金利の行き着くところがどこにあるのか? これらの問題が株式相場の動向をにぎるカギになる。

いまひとつは米国での景気指標の発表である。小売、企業在庫、生産者物価、消費者物価など金利に与える影響の大きな数字の発表が相次ぐ、向こう1週間には相次ぐ。

東京市場はNY株と企業業績の好調に支えられて3月初め以来、+8.4%となった。

テクニカル面ではそんなに過熱しないうちに、海外の株安に直面した。2007年3月期の決算発表のなかから、個別に魅力のあるものが散見される。数字の好調を織り込まれないまま一服している。

投資のアイディアは多い。

新興市場も立ち直りの兆しがはっきりしてきた。IPO(新規公開)も先週のNTTデータ・イントラマート(3850・JQ)に次いで、今週はカービユー(2155・マ)という人気株が12日に出る。


今週の戦略の焦点

2007-06-10 17:17:02 | 株式

先週は、今年にはってから第2回目の大きな下げに見舞われた。

2月から3月にかけての下げは中国株の暴落に端を発した。それがウォール街だけではなく、世界の株式市場にも影響を及ぼしたが、それを打ち消したのはNY株とヨーロッパ株の好調であった。企業業績の好調と、M&A,LBO,自社株買いなど、市場の需給関係を好転させる実弾が出た。特にS&P500は上値の抵抗帯である1527(2000年3月)を上回ったのが、投資家の心理を大きく変化させるのに役立った。

今週の焦点は先週来の債券相場の下落がストップするかどうか?世界的な利上げムードのなかで、金利の行き着くところがどこにあるのか? これらの問題が株式相場の動向をにぎるカギになる。

いまひとつは米国での景気指標の発表である。小売、企業在庫、生産者物価、消費者物価など金利に与える影響の大きな数字の発表が相次ぐ、向こう1週間には相次ぐ。

東京市場はNY株と企業業績の好調に支えられて3月初め以来、+8.4%となった。

テクニカル面ではそんなに過熱しないうちに、海外の株安に直面した。2007年3月期の決算発表のなかから、個別に魅力のあるものが散見される。数字の好調を織り込まれないまま一服している。

投資のアイディアは多い。

新興市場も立ち直りの兆しがはっきりしてきた。IPO(新規公開)も先週のNTTデータ・イントラマート(3850・JQ)に次いで、今週はカービユー(2155・マ)という人気株が12日に出る。