週末のグレンイーグルズでの財務相会合で米スノー財務長官が「米財政赤字は3500億ドル(これまでの予想4270億ドル)に減る」と発言、「米経済の足取りは強く、インフレは抑制されている」と胸をはった。先週、初めのグリーンスパン発言と一脈通じる。円相場は108.66円と、今年の安値(4月8日)に顔あわせした。それよりもスノー長官が「日欧は構造改革を進めて、景気の回復に努めるべし」と、迫ったことには、中国問題を強調しなかっただけに意外感があった。
彼は今週の日米の株式相場の材料を提供した。
ブッシュ大統領のカゲになって、存在感のなかったスノー財務長官が珍しくオモテにでてきたのには、なにか含みがあるような感じがする。財政赤字が縮小の方向に進むなら、国際的な問題のインバランスの一つが解決の方向に走り始めたことになる。
株式相場には、目先プラスに働くか?
今週の注目点は、原油相場の上昇と市況関連株の行方。昨日も書いたハイテク株の動き。
そして先週、落ち着いてきた新興市場のIPO(新規公開)銘柄にチャンスを求めること。小さな台風は鎮静化した。
彼は今週の日米の株式相場の材料を提供した。
ブッシュ大統領のカゲになって、存在感のなかったスノー財務長官が珍しくオモテにでてきたのには、なにか含みがあるような感じがする。財政赤字が縮小の方向に進むなら、国際的な問題のインバランスの一つが解決の方向に走り始めたことになる。
株式相場には、目先プラスに働くか?
今週の注目点は、原油相場の上昇と市況関連株の行方。昨日も書いたハイテク株の動き。
そして先週、落ち着いてきた新興市場のIPO(新規公開)銘柄にチャンスを求めること。小さな台風は鎮静化した。