足立 真一のTriton Blog

株式投資の実践、グローバルな視点での投資戦略。
銘柄選択は、成長株、中・小型株、新興市場株にバイアスを置く。

ヘラクレスが新高値

2005-04-25 19:28:13 | 株式
新興市場のなかでもヘラクレスの動きがよい。
この日の指数は1906.89ポイントで新高値。新しい市場だけに過去の指数と比較してもあまり意味がないかもしれないが、いくつかの特色がある。
なによりの魅力は、公開後、初値形成の翌日から信用取引で買い付けができる。市場振興のための当局の配慮である。
「値動きの激しい市場での信用取引は問題」という向きもあるが、オンライン取引の普及のおかげで個人のリスクコントロールが徹底して、投資家は追証に対しては神経を使う。当然のことであるが・・・
第2はマザーズ市場よりも審査のスピードが早いといわれる。これまでには公開後にディスクロジャーの問題を起こしたところもあったが、その後の人気が、その種のマイナス人気を打ち消してきた。
新興市場からどれぐらい第2のヤフーが輩出するかによって、日本の産業界の活性化の度合いが計れる。ヘラクレス人気は大切にしたい。
先週、金曜日に公開された日本通信(9424・HC)が、公開後2日連続のストップ高。
公開前の「トリトンスクエア通信」では20万円以上の株価をつけた。分析にはPSR(株価÷1株当たり売り上げ)を適用した。
メディアの随分と低評価の株価判断もわれわれにはチャンスであった。
こんな魅力が、新興市場にはある。