奈良市都祁南之庄で行われている「いっぱいだまし」の行事。
岳山の龍王神社に参拝して降りてくると国津神社の参籠所で直会が始まる。
それが終わったころに行われる村の行事だ。
太鼓が打たれて始まった神事。
社守の二老さんは祓戸神社を前にして大御幣を持って祓えの儀式を行う。
それを済ませると大御幣を持った二老に続いて太鼓持ちの役員が境内の石塔をぐるりと回る。
村人衆らは太鼓打ちに続いて列をなして鳥居を潜っていく。
行き先は数十メートル離れたところにある大石で、そこをぐるりと回って神社に戻ってくる。
再び境内石を回り大石を目指す。
村人はそれに続いてついていく。
すると、二老はくるりとひるがえすように神社に戻る。
それを知ってか知らずか村人は大石を目指して歩いていく。
これを「いっぱいだまし」というもので、神社西南の方の金日(こんじつ)の地に狐狸が村人を騙すのを封じ込めるために始まったとされる。
金日の地は畑地より数段上の段丘地。
かつてそこには尼寺があったそうだがこの行事と関係あるかどうかは定かでない。
今日は大人を騙す格好になってしまったが本来は子どもを騙す行事だ。
村の連絡をしていたがとうとう訪れる子は一人もいなかった。
(H21. 5.24 Kiss Digtal N撮影)
岳山の龍王神社に参拝して降りてくると国津神社の参籠所で直会が始まる。
それが終わったころに行われる村の行事だ。
太鼓が打たれて始まった神事。
社守の二老さんは祓戸神社を前にして大御幣を持って祓えの儀式を行う。
それを済ませると大御幣を持った二老に続いて太鼓持ちの役員が境内の石塔をぐるりと回る。
村人衆らは太鼓打ちに続いて列をなして鳥居を潜っていく。
行き先は数十メートル離れたところにある大石で、そこをぐるりと回って神社に戻ってくる。
再び境内石を回り大石を目指す。
村人はそれに続いてついていく。
すると、二老はくるりとひるがえすように神社に戻る。
それを知ってか知らずか村人は大石を目指して歩いていく。
これを「いっぱいだまし」というもので、神社西南の方の金日(こんじつ)の地に狐狸が村人を騙すのを封じ込めるために始まったとされる。
金日の地は畑地より数段上の段丘地。
かつてそこには尼寺があったそうだがこの行事と関係あるかどうかは定かでない。
今日は大人を騙す格好になってしまったが本来は子どもを騙す行事だ。
村の連絡をしていたがとうとう訪れる子は一人もいなかった。
(H21. 5.24 Kiss Digtal N撮影)