大和郡山市の高田町と下三橋町の境目に掛かる佐保川の群界橋を渡って土手堤を北へ向かって百メートル。
大きな一本木の栴檀樹の下には祠が祀られている。
下三橋のノガミさんで毎年6月の早朝に神饌を供えて奉るという。
以前は12軒で行っていたノガミさん参りは代々継いできたO家が当主となって続けられている。
10年前は4、5人だったが今はIさんと2軒になった。
牛耕されていた時代は飼っていた牛を引き連れてノガミさんに参っていた。
大切な家族の一員であった牛が病気にならんようにと牛参りをしていた。
神饌はお神酒、洗米、塩だ。昔はチマキも作って持っていった。
ショウブ(コモの場合もあった)にモチを包んでヨモギで括ったチマキは10本。
それを屋根の上に放り投げていたという。
ノガミさんを守るかのように栴檀はほのかに香る花が咲いて6月を待っている。
村の田んぼの豊作を見守るようにノガミさんは高いところの堤防に祀られたという。
去年のノガミさん参りは草が生い茂っていた。
今年は綺麗にしたいと管理している国交省に伝えて早めに草刈りをやってもらった。
その国交省、村の希望で栴檀の木を伐採しようと頼んだが罰が当たると断られたそうだ。
(H21. 5.23 Kiss Digtal N撮影)
大きな一本木の栴檀樹の下には祠が祀られている。
下三橋のノガミさんで毎年6月の早朝に神饌を供えて奉るという。
以前は12軒で行っていたノガミさん参りは代々継いできたO家が当主となって続けられている。
10年前は4、5人だったが今はIさんと2軒になった。
牛耕されていた時代は飼っていた牛を引き連れてノガミさんに参っていた。
大切な家族の一員であった牛が病気にならんようにと牛参りをしていた。
神饌はお神酒、洗米、塩だ。昔はチマキも作って持っていった。
ショウブ(コモの場合もあった)にモチを包んでヨモギで括ったチマキは10本。
それを屋根の上に放り投げていたという。
ノガミさんを守るかのように栴檀はほのかに香る花が咲いて6月を待っている。
村の田んぼの豊作を見守るようにノガミさんは高いところの堤防に祀られたという。
去年のノガミさん参りは草が生い茂っていた。
今年は綺麗にしたいと管理している国交省に伝えて早めに草刈りをやってもらった。
その国交省、村の希望で栴檀の木を伐採しようと頼んだが罰が当たると断られたそうだ。
(H21. 5.23 Kiss Digtal N撮影)