マネジャーの休日余暇(ブログ版)

奈良の伝統行事や民俗、風習を採訪し紹介してます。
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桃香野民家の吊るし柿

2016年07月15日 11時20分11秒 | 民俗あれこれ(干す編)
奈良市月ヶ瀬桃香野集落下の街道を走るのは何年ぶりになるだろうか。

10月だったか、11月、それとも12月。

はっきりした月日は思いだせないが、たくさんの吊るし柿を干している民家の景観は今でも頭の中に記憶している。

平成17年11月23日に訪れた月ヶ瀬の大字月瀬および石打への往復に通ったときであろうか。

それとも数年後に訪れた平成20年12月10日にお礼伺いのときであろうか。

とにかく思いだせない。

その後の平成22年10月17日は山添村春日から月ヶ瀬石打を通って桃香野を巡ったこともある。

いずれにしても起床した朝がとても寒かったことだけは覚えている。

前書きはそれぐらいにしておこう。

この日は京都府相楽郡南山城村の田山を目指して家を出た。

南山城には10時ころに着きたい。

そう思って選んだコースは大和郡山市から奈良市内の古市町、紀寺・白毫寺を経て東山間を登る。

田原の里、水間トンネルを抜けて山添村の桐山・北野越え。

そこから左折れして一直線の下り坂。

三叉路を右折れしたら桃香野集落下に着く。

左手に広がる山間集落の一角だ。



民家に吊るされた柿色が目に入った。

記憶は正しかった。

というよりもその後もされていたのである。

仮に前回見たのは平成20年とすれば7年前。

その家に住む人がしなくなったら柿色は見られない。

今でもされている状況を見て一安心する。



民家はすぐ上にあるが、訪ねていく時間がない。

柿の種類、いつごろ、どのようにされているのか、来年こそ聞いてみたいものだ。

(H27.11. 3 EOS40D撮影)