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岩沼市は忖度政治か

2022年02月24日 | 日記・エッセイ・コラム
 本日、一般質問が終了しました。
一般質問の内容は次の通りで『市長の政治姿勢』を質した。

主な内容(一部割愛)
1.2期8年を振り返って
  前市長は「震災復興道半ば」的な発言で、3月まではやる気満々だったが、急な引退となった。菊地市長の2期8年を振り返り、市長の政治姿勢を伺う。
2.大震災後に建設した施設の年間の維持管理費について
  千年希望の丘の維持費はいくらか。 
  震災前の予算は140億円程度だったが、本年度予算案は174億円となっている。どう思うか。
3.人口減少対策について
  子どもに対する予算を確保することが望ましいと考える。市独自の予算を確保すべきではないか。
4.これからのビジョンについて
  市長は、これからの岩沼をどう考えているのか。
  6月に市長選がある。3期目の立候補について伺う。


<議会は生中継されていますが、録画中継では一部がカットされることになります。>
 カットされるのは「井口元市長がセクハラで訴えられ市長選に出なくなった」という発言です。布田一民議員が一般質問終了後に取り消しを求めたものです。田村宏議員は裁判に詳しく、訴えられたことは事実だが裁判が始まる前に取り下げたので訴えは成立しない。そのことを受け発言のカットを了承した。
この発言をした際は議場からブーイングの嵐でした。昔私たちを懲罰にした古参議員の声が後方から聞こえました。

 主題の忖度政治と表現したことは、千年希望の丘事業です。元市長の会社へ2,400万円の草刈りを随意契約で発注しているからです。そのことを質したのに市長は「安いから」と答弁した。いくら安くても公平性や競争性が全くない随意契約に疑問を感じます。

 草刈りの内容は年4回程度千年希望の丘公園の草刈りで、5~6社の農業団体などへ丸投げで元市長自ら草刈りをするわけではありません。しかも、事務局は元建設部長で、市役所へ圧力があったのではないか。と質問しました。

 コロナで大変な時期なのに、元市長や一部の市役所OBへ優遇ともとれる行為はやめた方が良いです。私は『安いからいい』と言うのであれば、市長の報酬も下げたほうがいいのではないか、と迫ったがその後市長の答弁は無くなったように思います。

 この8年間に市の維持費は大幅に増えています。千年希望の丘や排水機場、そして市民交流プラザや子育て支援施設、また4月からオープンする西コミュニティー施設などで震災前と比較し1億4~5千万円の維持費が増えます。しかし、維持費などに充てる自主財源は震災前と比較するとほぼ同じ程度です。

 市役所職員はできた施設に天下りじゃないか。元市長には選挙でお世話になりましたと、草刈りに2,400万円もの随意契約をしていたら忖度政治と思いませんか。市長は今年6月の市長選挙は出馬に関し、時期相応で判断したいとのことでした。

 次の選挙も出馬するなら市民に目を向けて下さい、と言って質問を終えた。

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