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入札について一般質問

2017年12月06日 | 政治全般
 早いもので師走です。ブログ書くのも久しぶりです。
 ところで12月は市議会があるのを知ってますか。年4回の定例会は3か月ごと実施されています。岩沼の定例市議会は今月5日(火)つまり昨日から始まっています。
 各自治体の定例議会は運営方法が異なっています。当市の場合、昨日の開会日に市長の市政方針が述べられました。本日は一般質問の事前通告を提出する日程でした。
 今回の一般質問は高止まりしている岩沼市の入札について質問します。質問内容は以下の通りで、日程は12月11日(月)10時~の3番目に決まりました。午後一時頃?かな。


高落札率の工事入札について
1.岩沼市の工事入札執行について
1)一般競争で行う基準は何か。
2)市内・市外業者を区別する基準は何か。
3)最低制限価格の設定は何時、誰がどのように決定するのか。
4)平成27・28年度の平均落札率を伺う。
5)昨年まで行っていた予定価格の事前公表はどうしてやめたのか。
6)予定価格の事前公表がないのに落札率が高いと思わなかったか。

2.今年度上期の一般競争入札における状況について
1)私が調査したところ、岩沼市は近隣市町と比較して落札率が高止まりしている。
岩沼市は一般競争入札の35件中24件が98%以上の落札。平均落札率は約98%。
亘理町は一般競争入札の49件中7件が98%以上の落札。平均落札率は約85%。   
名取市は一般競争入札の33件中16件が98%以上の落札。平均落札率は90%。
仙台市は1億円以上の一般競争入札(土木工事のみ)の19件中3件が98%以上の落札。平均落札率は92%
①予定価格の事前公表がないのに、当市が高止まりしている状況をどう捉えているのか。
②過去に百条委員会で入札率が98%で官製談合の話題になったと聞く。平均落札率が98%の入札は問題ないと見ているのか。
③単刀直入に伺う。予定価格の漏えいはないのか。
④高い落札率で間接的に被害を受けるのは、市民だと思う。そのことについて伺う。
2)高い落札率で生ずる請負差額について伺う。
岩沼市は約38億円発注し、請負差額は約7200万円
亘理町は約37億円発注し、請負差額は約5億5300万円
名取市は約45億円発注し、請負差額は約4億4300万円
仙台市は約35億円発注し、請負差額は約2億6500万円
①市長にお金のかかることを言うと「財源の手当てをしなければいけない」とか「その前にやらなければならないことがある」と言う。他自治体(亘理・名取・仙台)は、工事請負差額が当市より多額だ。どう思うか。
②単純計算ではあるが、亘理町の5億5300万円の差額があれば、今回市民から出された陸上競技場を改修する請願ならすぐにでも改修可能です。また、今定例会で提案された補正予算の中に『強い農業づくり(4485万円)』は補助金なくとも10回以上できる計算です。入札改革に取り組む時期と思うが見解を伺う。
上期だけの数字なので全体的に見れば、もっと多くの請負差額が出ることになる。公共工事に関する入札の公平・公正さも重要な責務であると思うが見解を伺う


市政に関心がありましたら11日からの3日間、議会傍聴にお越しください。

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