すとう功の周回遅れ

元駅伝選手の「いろんなことに走り続けます」

一般質問は陸上競技場

2017年09月12日 | 日記
 本日9月12日10時~岩沼市議会で一般質問を行いました。質問内容は陸上競技場についてです。冒頭から5分ほど演説調になりました。

 おはようございます。さて、今日は何の日だかわかりますか。マラソンの日だそうです。その日に陸上に関する質問をすることは何か関連しているのかなと思います。先週土曜日の9月9日に男子100mの桐生選手は、日本人で初めて10秒を切る記録を出しました。今年行われた世界選手権や昨年リオオリンピックで4×100mRはメダルを獲っています。日本の陸上界のレベルは近年ますます高くなっています。競技施設の整備があってこそなせる業でもあるんだなと思っています。

 さて、岩沼ですが平成2年に完成した岩沼市陸上競技場は、今や陸上競技場と言えないほど老朽化した施設になっています。20数年経過し劣化したゴムは高いところで数㎝程浮き上がり私の指の第2関節まで達しています。亀裂も発生しています。でもそこに市内外からたくさんのアスリートが練習で汗を流しています。

 思い起こせば陸上競技場ができた頃は、周りが田んぼだらけで南側の市道は細く整備されていませんでした。なんとも利便性に欠ける場所に作ったものだと思いましたが、27年経過した今日では総合体育館などの施設が作られ、周りは住宅街に囲まれた一等地に変貌しています。

 震災前の陸上競技場は3種公認の競技場であり、県の大会なども開催していました。建設されて20年後に公認申請を取りやめて、走路部はますますひどくなりました。部分修理を行っているものの近年ではアスリートが走れる状態にありません。今の状態を当時の渡辺健一郎元市長は草葉の陰でさぞかしがっかりしていることでしょう。ただただ残念でなりません。

 どれほど劣化したかと言うと、例えば100mのスタートでクラウチングスタートと言いますが、スタートブッロクをつけて走る際、グランドに劣化したゴムが小さなビーズのようになっていて、スパイクをつけずに走ろうとすると滑って転んでしまいそうです。スパイクピンがついたシューズだとまだ少し大丈夫と言ったところです。

 さらにリレーゾーンというものがあります。赤い走路に緑色した三角形が表示されています。三角表示がほとんど消えている。子供たちを指導していて「何処」って聞かれると心が痛むというか、悲しくなります。
 まだまだ陸上競技場について言いたいことはありますが、一般質問を通しいろいろなことを質問していきたい。明快な答弁を願っています。



 一般質問の結果は、私が「陸上競技場が危険です」と言ったことに、教育長からは【危険だったら閉鎖する】という言葉が発せられた。また「陸上競技場を改修すれば経済効果をもたらす」という問いに市長は【経済効果は期待していない】やる気がないのか、仕事できないのか、、、

 岩沼市陸上競技場は危険で、市外の方に恥ずかしくてお見せできない状態です。

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