すとう功の周回遅れ

元駅伝選手の「いろんなことに走り続けます」

事実を歪曲し瓦解の途

2016年05月09日 | 日記
 G・Wも終わり岩沼市議会は「行政調査」なる研修があります。各(総務・教育民生・建設産経)常任委員会は先進地の自治体などに赴き、打ち合わせを行い現地視察などを行います。

 我々総務常任委員会は北海道伊達市、室蘭市、千歳市へ行くことになっています。他自治体が特徴ある行政を見てくることは、議員にとって見識を高めるとともに一種の情報収集でもあります。

 岩沼市議会の場合は一人12万円の範囲で、2泊3日の日程を組んでいるのがこれまでの慣習です。いわゆる税金での研修になります。そこで事前に岩沼市側へ情報収集目的に「事前研修」なる委員会を開催します。

 明日から行政調査に行く教育民生常任委員会は、午後1時より会議がありましたので傍聴しました。会議の内容はわが会派植田美枝子議員に対する事情聴取です。傍聴し改めて岩沼市議会のレベルが低すぎる。

 発端は4月25日に開催された教育民生常任委員会の事前研修に、植田美枝子議員が欠席したことによる会議でした。菊地忍副委員長が会議欠席の過程を説明し「(会議を)問い合わせしたが出席できない」趣旨で説明された。

 植田議員の欠席説明は、布田恵美委員長へ事前研修の会議日程がいつになるか、3月20日頃と4月初めに問い合わせをしていた。その後、4月25日の週は出席できないと連絡をしていた、とのことでした。

 しかし、委員長から具体的な日程が示されたのは、植田議員が出席できない25日でした。それも植田議員が海外へ出かけた後に自宅へFAXで通知されています。会議冒頭で説明された「問い合わせしたが出席できない」ではなく、出席できない日程に会議が開催されたことになっています。

 この説明のやり取りが終わり各委員から質問があった。飯塚悦男議員、佐藤一郎議員そして元議長の国井宗和議員は、これまでの経過説明のやり取りが理解できていない。「行けない」と伝えていたことが、ないがしろにした発言です。

 3議員は説明が理解できないのか、正しい日本語がわからないのか。欠席した理由を一方的に無断欠席と、事実を歪曲しているように感じました。植田議員を委員会室から退室させ、今後の委員会決定を協議した。

 そこで飯塚議員は「市民から理解を得られない背信行為」 佐藤(一)議員は「認識が甘い、無い」 国井議員は「どこかで折り合いをつけなければならない」などと発言したものの委員会に決定権はありません。これまでのことを森議長に報告することで決着した。

 欠席理由が出席できないと断っていた日程を組んだ、布田委員長に責任があるのではないか。こんなことでくだらない会議をやっている岩沼市議会は、崩れ落ちていく瓦解の一途へ進んでいるのではないかと心配です。

 行政調査に行っても説明が理解できるのだろうか、こちらも心配だ。
コメント (14)
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