すとう功の周回遅れ

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今議会はえげつないよ

2016年01月12日 | 日記
 本日11時~岩沼市議会の臨時議会がありました。昨年末に行われた市議選以来、議長や役職を決める初議会でもあります。午前9時半から会派代表者会議があり、10時~議員全員協議会が行われ臨時議会の進め方などについて協議です。

 新しい岩沼市議会の会派構成は我々の『いわぬまアシスト』(3人)と沼田健一議員が代表の『岩沼政策フォーラム』(11人)だけです。残りの4人は会派に属さない議員となり、いわゆる一人会派です。

 3人対11人会派の構図は「えげつない」(広辞苑:1.人情味や同情心に欠けている。2.あくどい、露骨でいやらしい)役員の選出となった。正副議長、議会運営委員長、3常任(総務・教育民生・建設産経)正副委員長、監査役は11人会派から8名と一人会派から2名選出された。

 その上、議会だよりを編集する議会広報特別委員会までも、11人会派の8名から正副委員長が選出される始末でした。まさに「えげつない」が地で行くような議会になったと感じた瞬間でした。

 もっともえげつなさを感じたのは、会派代表者会議で沼田議員が発言したことです。議会運営委員会のメンバー構成を変えようとするものです。ただいま8名で構成している議会運営委員会を6名に減らそうとするものです。

 減らす理由は他の議会が定数の1/3程度となっている。岩沼は24名の議員数から18名になったのに、議会運営委員会数は変わっていないという理由です。そもそも1/3ということに違和感を感じます。

 本会議で議員発議され議会運営委員会の定数を削減する案が示された。それは我々の会派から当初2名選出されるはずだったのに、この案が可決されれば1名になってしまうためです。結局この案はわが会派を除く全員が賛成に回り、賛成多数で可決されてしまった。

 私はこの議員発議を提出した沼田議員に「定数8名を改正することでわが会派2名から1名に減り、それによって1対5の構図になってしまうことは、少数意見が減り独善的な改正ではないか」と質問しました。

 沼田議員の答弁は「わが会派は良心的な議員がいるから大丈夫だ」でした。震災の年に、被災者3人が請願を出した際、市民である傍聴席に人差し指を向け「だまってろ、このヤロー」と大声で怒鳴った沼田議員のどこが良心的なのでしょうか。

 良心のかけらもない独裁的な臨時議会でした。

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