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四季彩日記

英国暮らしを経て、日本の美を再発見

コマドリRobin に出逢う Ⅲ

2008-02-27 07:44:14 | Weblog

(前回からの続き)

コマドリはさらに地面に降りて近づいてきました。

通りかかったイギリス人のご夫婦は、
「まあ、ロビンだわ」と言いながら少し佇み、
また、歩いて行ってしまいました。
この国では珍しい鳥ではないようです。

15分ほど見合ったでしょうか。
コマドリは相変わらず囀っていましたが、
後ろ髪を引かれる思いで、我々の方から立ち去りました。

家へ帰って、コマドリのことが書かれている記事を読んでみると、
・・・this is the UK's favourite bird.・・・
despite the cute appearance,
it is aggressively territorial・・・

と、あるではありませんか。歓迎されているわけではなかったのです!
「ここは、わたしたちのテリトリーよ。」と
果敢にも近づいてきて、囀っていたのでした。

それにしても、よくもまあ、こんなに近くまで来るものです。

「イギリスの不思議」のひとつに入れておきましょう。



近くにはこんな花木が。右はモクレンのようですね。

 


コマドリ Robin に出逢う Ⅱ

2008-02-24 21:00:04 | Weblog

(前回からの続き)

飛び立たないうちに早くシャッターを・・と
あせっていたのですが、
何と、コマドリはこちらへ近づいてくるではありませんか。
カメラから40cmほどのフェンスにとまって、
ここでも囀りはじめました。

「まあ、かわいい。きっと、よく来てくださいましたね。
と歓迎してくれているのだわ・・。」
と、勝手なことを考えて、コマドリに釘付けです。
あれ、別の一羽が枝から枝へ飛んで姿を消しました。
番なのでしょうか。

(次回へ続く)

(下の写真がほぼ実物大です)


コマドリ Robin に出逢う

2008-02-23 02:32:51 | Weblog

あの薄氷のはったRegent’s Parkでのこと。
潅木の中からピーチュクチュクという囀りが聞こえてきました。

あれっ、コマドリの声では?
よく観ると、地上近くの枝にとまっているではありませんか。

初めて出逢うコマドリ!
日本では、声は聞こえても、なかなか姿は見られない鳥です。

やった~。夢中でシャッターをきりました。
すると意外なことに・・・
(続きは次回へ)


春を告げるアーモンドチェリー

2008-02-20 02:32:24 | Weblog

フロントヤード(家の前庭)や公園などで
2月の初めごろから「アーモンドチェリー」が咲き始めました。
花の大きさが、桜よりひとまわり小ぶりで、
日本では見たことのないもの。私にとっては
初めてのアーモンドチェリーです。

まだまだ風は冷たいけれど、早春の透明感あふれる光景に
思わず深呼吸をしてしまいます。

(Regent's Park にて)


イギリスのベンチ

2008-02-16 08:37:09 | Weblog

歩くことが大好きなイギリス人ですが、
ベンチでのんびり過ごすことにも、彼らは長けています。

公園に、広場に、道端に。ベンチはあちらこちらに、さりげなく置いてあります。
その場所は実に適切で、
ここらへんで一休みをしたい、景色を眺めたい・・と思うところには、
必ずやちゃんとベンチがある。

ベンチは上の写真のような木造りで、
時には背もたれのところに
ベンチを寄贈した人の名が刻まれてたプレートが、貼られています。
そこには故人の名が記されていることが多く、
腰をかければ、目の前の風景も、またちょっと違ったものに見えてきます。


春をさがしに Ⅲ

2008-02-14 06:44:54 | Weblog

教会のお庭で、リスに出会うとは。
これは不思議です。
まだ、風の冷たい2月のはじめに、リスがでてくるものでしょうか。
あまり、冬眠をしない種類なのかもしれませんが、そのパワーにまたびっくり。
3~4匹がピヨーン、ピヨーンと枝から枝へ鬼ごっこです。

BBC(テレビ局)では、
野生動物やペットを取材した番組を多く放映していますが、
リスの生態についての報道は見たことがありません。
このリスたちは、もともとイギリス産ではない、という話を聞いた事があります。
機会があったら、いろいろ調べてみたいものです。


陽の当たらない花壇には、こんなお花がたくさん見られました。
クリスマスローズの一種のようですね。


春をさがして Ⅱ

2008-02-12 02:41:11 | Weblog

初めてクロッカスのお花を見かけたときには、
春だ! と、胸が躍りました。

ロンドンの、そしてイギリスの春告草はクロッカスと水仙。
スノードロップなどの球根類もまざって、
早春の公園を彩ります。

特別なお花たちではありませんが、
芝の緑に映える情景は、眩いばかりです。


St. Jone's Wood Church  にて


Granada アルハンブラ宮殿 ヘネラリフェ

2008-02-04 01:12:24 | Weblog

ここはアルハンブラの城外になりますが、
同一チケットで入れる最後の見どころです。

14世紀に建てられた、王家の夏の離宮。
イスラム=スペイン様式を代表する庭園で、
かつて、このあたりに多くつくられた庭園の中で、現存する唯一ものです。
夏には、中庭の水路の周りは、花で埋め尽くされ、
それはそれは見事なものだそうです。

季節を変えて、また、行ってみたい(まあ、ちょっとそれは無理でしょうが)
アルハンブラ宮殿でした。


Granada アルハンブラ宮殿 アルカサバ

2008-02-03 22:38:06 | Weblog

アルカサバは城内の要塞として築かれた構造物です(有料エリア)。
この堅固な要塞により、キリスト教国の襲撃から街は守られていました。
宮殿内でも、最も古く、
9世紀にローマ時代の砦の上に築かれたものが始まり、といわれています。

現存している塔の中で、最も高いベラの塔(13世紀の建造。写真下)まで
登ることができます。
逆光のため、うまく撮れなかったのですが、
そのひとつ下の塔からでも、眺望は抜群でした。