(前回からの続き)
コマドリはさらに地面に降りて近づいてきました。
通りかかったイギリス人のご夫婦は、
「まあ、ロビンだわ」と言いながら少し佇み、
また、歩いて行ってしまいました。
この国では珍しい鳥ではないようです。
15分ほど見合ったでしょうか。
コマドリは相変わらず囀っていましたが、
後ろ髪を引かれる思いで、我々の方から立ち去りました。
家へ帰って、コマドリのことが書かれている記事を読んでみると、
・・・this is the UK's favourite bird.・・・
despite the cute appearance,
it is aggressively territorial・・・
と、あるではありませんか。歓迎されているわけではなかったのです!
「ここは、わたしたちのテリトリーよ。」と
果敢にも近づいてきて、囀っていたのでした。
それにしても、よくもまあ、こんなに近くまで来るものです。
「イギリスの不思議」のひとつに入れておきましょう。
近くにはこんな花木が。右はモクレンのようですね。