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四季彩日記

英国暮らしを経て、日本の美を再発見

長崎さるく

2007-03-27 23:37:03 | Weblog

タイトルの「さるく」とは、長崎の方言で「歩く」という意味。

「大浦天主堂」「グラバー園への道」など
ぶらぶら歩いている時に出会った風景です。

2月と3月、2度に亘って出かけた長崎紀行はこれでおしまい。

次回からは東京の春!です。


長崎の海座敷 小浜(おばま)温泉

2007-03-26 16:29:01 | Weblog

町のあちこちから、もうもうと湯煙が上がる
小浜温泉。
島原半島の西海岸にある
古くからの湯治場は、湯の温度も高く、湯量も豊富。

ブラブラ歩きながら、道端の温泉たまごをひとつ買いました。
温泉の湯を生地に練りこんだ、湯せんべいや
海の幸がたっぷり入ったちゃんぽんも名物です。


雲仙市国見神代(かみしろ)小路

2007-03-23 13:15:39 | Weblog

国見町は島原半島の北側、有明海に面した町。
その一角にある神代小路は
江戸時代、鍋島藩の領地でした。
鍋島から見れば、有明海を挟んだ対岸の地。

観光的にはほとんど知られずに、これまで保存されてきた小路一帯は、
まさに今に生きる江戸時代の町です。

その中心となるのが鍋島邸。
大正期に回遊式に改修された庭園は、何とも長閑。
さらに石段を上ると、母屋や書院座敷が一望の下。
遠くには雲仙岳が見晴らせます。

(建物は元禄期のもの、明治、昭和のものが混在)


                                    (2007年3月12日撮影)


田平天主堂(たびらてんしゅどう 長崎県平戸市) 

2007-03-18 15:43:21 | Weblog

平戸の瀬戸を見下ろす高台に建つ田平天主堂。
その重厚で美しいレンガ造りに心奪われます。

これも世界文化遺産暫定リストに掲載がきまった教会のひとつ。
鉄川与助氏による設計・施工により、1917年に竣工したもので、
長崎の教会建築の多くを手がけてきた鉄川の「自信作」とのこと。

田平に移住した信徒たちが、苦労して開墾した地に
長年の献金を集めて建てられた天主堂です。
レンガの一つひとつに込められた
信者たちの祈りが聞こえてくるようです。


宝亀教会(長崎県平戸市) 世界文化遺産候補

2007-03-17 00:33:56 | Weblog

宝亀(ほうき)教会は、今年1月、世界遺産登録への暫定リストに載った
「長崎の教会群」のひとつ。

祭壇の前に立つと、その神聖な雰囲気に
誰もが頭を垂れ、祈りを捧げてしまいます。

信者さんたちの毎日の奉仕活動で、
隅々まで磨き上げられた教会に
キリスト教の精神を見るような気がしました。


平戸 宝亀教会

2007-03-16 00:05:18 | Weblog

江戸時代、長崎開港に先立って、
ポルトガルやオランダとの貿易が盛んだった平戸。
キリスト教が平戸に伝来したのは1550年のことです。
以来、弾圧や潜伏などの歴史を経て、
今なお脈々と受け継がれるキリシタン文化。

宝亀(ほうき)教会は小さな教会ですが、
その清々しさに心惹かれました。
平戸に現存する教会の中では
最古のものだそうです。


長崎 グラバー園 旧グラバー住宅

2007-03-10 23:14:07 | Weblog

スコットランドからはるばる来航したトーマス・グラバーが、
この南山手に住居を建てたのは幕末のこと。
この建物は当時のもので、日本最古の木造洋風建築です。

穏やかな気候と、すばらしい眺望に恵まれたこの地。
グラバーが愛したかつての居留地には、今でも花があふれ、
草花好きだったグラバーを偲んでいます。


長崎 グラバー園

2007-03-06 21:59:21 | Weblog

グラバー園の洋館群はすべて港の眺望が得られるように
建てられています。

こちらは旧ウォーカー住宅。
小ぢんまりしていて落ち着いた建物は、
和の様式も取り入れているとか。
親日家であったウォーカーの心意気を、この家に見ることができます。


長崎グラバー園 Ⅱ

2007-03-05 22:57:57 | Weblog

長崎港を望む小高い丘にグラバー園はあります。
幕末の開港以来、長崎のあちらこちらに
つくられた外国人居留地。
その面影を濃くのこすのがこのグラバー園です。

上は、旧三菱第2ドックハウス。
明治の洋館です。
下に見えるのは旧ウォーカー住宅。

あれあれ、お嬢さんたちは何をしているの?
園内に「レトロ写真館」なるものがあって、
そこで借りた衣装を着て、気分は鹿鳴館・・
というところです。