四季彩日記

英国暮らしを経て、日本の美を再発見

スイスの旅 アルプスの朝

2007-09-30 07:07:20 | Weblog

アルプスの旅も終わりに近づいてきました。
早朝、ホテルから見た、朝日を浴びる峰々。
アイガーの山頂も淡いピンクに染まっています。
ほんのわずかな時間の光景。
次の瞬間には、このロマンチックな色合いは消えていました。

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スイスの旅 メンリッヒェンからクライネシャイデックヘ Ⅲ

2007-09-29 07:25:01 | Weblog


(「これはエンチアンよ」と登山者。アルプスの名花といわれるものか)

(下・秋が感じられるお花畑が広がっていました。赤い実はコケモモですね)

高山植物を見たり、アルプスの眺望を楽しんだりしながら、下っていくと、
クライネシャイデックの駅舎が見えてきました。

このコースの終着点です。
数日前アップした「クライネャイデック」(タイトル)の撮影場所とは、
駅を挟んでちょうど反対側から降りてきたことになります。

ゆっくり歩いて2時間ほど。
たいして体力を使うこともなく歩ける道を、
よくもまあ、この絶景の山中に造ったものだ・・と、
観光立国スイスの底力をまたしても感じさせられる、
ハイキングルートでした。

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スイスの旅 メンリッヒェンからクライネシャイデックへ Ⅱ

2007-09-27 06:12:38 | Weblog

ベルナー・オーバーラント地方のアルプスを代表する三山。
アイガー,メンヒ、ユングフラウ(上の写真左から)の大パノラマを
眺めながら歩ける!
これがこのコースの最大の魅力です。

目を凝らせば、メンヒとユングフラウの間の岩場に
ユングフラウヨッホのスフインクス・テラスが見えるではありませんか(写真下)。

高山植物の盛りは過ぎていましたが、
日本で見られるものと似たお花たちが、足元を彩っていました。


(マツムシ草の仲間でしょうか)


(礼文島で見た、チシマリンドウによく似ています)

 

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スイスの旅 メンリッヒェンからクライネシャイデックへ Ⅰ

2007-09-26 06:41:56 | Weblog

Mannlichen(本来はaにウムラルトがつく)メンリッヒェンから
Kleine Scheideggクライネシャイデックまでのハイキングコースは、
距離にしておよそ4.4㎞。高低差168mを緩やかに下っていく
歩きやすいコースです。

行く先々、どこからも絶景を楽しむことができて、山歩きを堪能しました。
Eigerアイガー(標高3970m)の北壁が目前にせまってくる2枚目、
一番下の写真は、その反対方向の景色です。
谷底に見える村はグリンデルワルトだと考えられます。

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スイスの旅 メンリッヒェン

2007-09-24 07:39:45 | Weblog

ユングフラウヨッホへ登った翌日もいいお天気だったので、
メンリッヒェンからクライネ・シャイデックまで
ハイキングをすることにしました。

グルント駅からゴンドラで30分。
スタート地点のメンリッヒェンからの眺望も、またすばらしいものでした。

ちょうど吹奏楽団の発表会?が開催されていて、
数組の楽団がカフェの前を行進していきました。
アルプスの山々を背景に、この標高2000mを超える尾根で・・。
何とも粋ですね。

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スイスの旅 Kleine Scheidegg クライネシャイデック

2007-09-23 07:56:05 | Weblog

ユングフラウヨッホからクライネシャイデックまで
登山鉄道で戻ってきました。
ここは登山の基地、鉄道の要衝でもあります。

駅舎にレストランがあり、
駅のホームもちょっとしたカフェになっているところがおもしろい。

乳牛が草を食む草原を縫って、ハイキングコースが延びていています。
カラン・カラン・カラン・カラン・・と賑やかなカウベルの音が聞こえてきます。
一番下の牛をご覧ください。
見た限りにおいて、スイスの牛は皆カウベルをつけていました。

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Jungfraujoch  高山病対策

2007-09-22 23:22:12 | Weblog

スフインクス・テラスの展望台では、屋内に入ると息苦しさを感じ、
なるべくゆっくり歩いて、呼吸を整えました。
レストランもあったのですが、ここで食べる気にはならず、
およそ1時間30分で下山。
写真はユングフラウヨッホ駅のホームで撮ったものです。

高山病対策としては、
「登山の前に甘いものを食べて、血糖値を上げておくとよい・・」という
記事を読んだのでチョコレートを、
またイチョウの葉エキスが効く、と聞いて、
1週間ほど前からサプリメントを服用していました。

そのおかげかどうかはわかりませんが、
頭痛などの症状に悩まされることはありませんでした。

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jungfraujoch ユングフラウヨッホ Sphinxスフィンクス・テラス Ⅱ

2007-09-21 05:26:24 | Weblog

ユングフラウヨッホのスフィンクス・テラス展望台から
北側を見ると、こちら側は、緑の草原。このあたりがクライネ・シャイデックです。
この方向は雲がかかっていてちょっと残念。

この展望台にはキバシカラスが訪れて、
観光客の人気を集めていましたが・・・、
はたして、彼らは何を餌として生活しているのでしょう。

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Jungfraujoch ユングフラウヨッホ Sphinx Terassen スフインクス・テラス

2007-09-19 07:54:14 | Weblog

ユングフラウヨッホ駅からエレベーターで昇ると
スフインクス・テラスに出ます。
ここが標高3571m、ユングフラウヨッホの最高地点。
360度のパノラマの中でも最も目を引くのが
アレッチ氷河 Aletschgletscher(写真上)。
全長はおよそ22㎞、氷の厚さは900m、
このヨーロッパ最長の氷河は、ゆっくり流れているというのです。

右手にはユングフラウ(標高4158m)(2枚目の写真)、
反対側にメンヒ(標高4099m)の山塊が堂々と横たわり、
4000m級の山々が目線の位置にあるという
稀有な体験をしました。

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Switzerland スイスの旅 Jungfraujoch ユングフラウヨッホ Ⅱ

2007-09-16 02:44:50 | Weblog

クライネシャイデックから50分でいよいよユングフラウヨッホ駅に到着。
標高3454m。ヨーロッパの駅としては最高地点です。
冬山用の支度をして、
まずは、プラトーPlateauと呼ばれる展望台へ出てみました。
Jungfrau(標高4158m)が目の前に迫ります。
眩く輝く万年雪は凍っていて、ツルツル。
出口から張られたロープにつかまって、そろりそろりと歩きます。

気温、-5度。
周囲の景観に圧倒されて、寒さを感じるどころではありませんでした。


(プラトーへの出口・上)

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Switzerland スイスの旅 Jungfraujoch ユングフラウヨッホⅠ

2007-09-14 08:30:59 | Weblog

お天気をみながら、グリンデルワルト滞在3日目にユングフラウヨッホへ。

グリンデルワルトからクライネシャイデックまで登山鉄道で34分。
ここからいよいよユングフラウ鉄道に乗ります。
ゆっくり蛇行しながら、どんどん高度を上げていき、途中からは
何と、Eigerアイガー(3970m)とメンヒ(4099m)の山中に掘られたトンネルを走行。
標高3454mのユングフラウヨッホ駅をめざします。

途中、2つの駅で停車し、5分の停車時間内にトンネルに掘られた「窓」から
外界を眺められるという贅沢な演出。

上の写真はアイガーヴァント駅のアイガー北壁の「窓」から覗いたもの。
幾多のアルピニストが命をかけて挑戦した壁・・
何とも凄みのある北壁です。
次の停車駅、アイスメーアはユングフラウ連山の南側を「窓」から眺めます。
ガラス越しに見る氷の世界です(写真3枚目)。



(5分の停車時間に急いで窓を見に行く。走ったら胸が苦しくなった。上)

 

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Switzerland スイスの旅 Bussalp Ⅱ

2007-09-13 08:18:08 | Weblog

ブスアルプは、ハイキングコースの終着点でもあるので、
グリンデルワルトへの帰りのバスの出発時間にあわせて、
登山者が集まってきます。

バス停の横には1軒屋のレストラン。
そこにいるシェパード犬が、突然吠えだしたので、何だろう・・と行ってみると、
2頭のヤギが散歩中。
まもなく迎えにきた牧場のおじさんに促されて、
ヤギたちは、おとなしく帰って行きました。

まあ、何と賢い犬とヤギたちなのでしょう!

楚々とした花の姿がよく似合うブルアルプでした。


ブラダー・カンピオン(ナデシコ科)

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Switzerland スイスの旅  BussalpⅠ

2007-09-11 07:27:50 | Weblog

グリンデルワルトからバスで35分ほど。
ブスアルプは1792mの展望地です。
展望台に立つと、あっという間に雲が湧いてきましたが、
さすがにアイガーだけは堂々と雲の上に聳えています。

4000m級の山々も一望。(写真2枚目)
ただ、山の名が特定できないので調査中です。
眼下には牧草地が広がり、黄色い村営バスが登ってくるのがみえました。

山頂にレストランが1軒。観光客もまばらで、
なんとも長閑なブスアルプの午後でした。

(北海道東川のネイチャーガイド・鳥羽さんからコメントをいただき、
「山の名はフィンスターアールホルンFinsteraarhorn4274mだとおもいます」
とのこと。ありがとうございました!)

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Switzerland スイスの旅 鉄道

2007-09-10 07:34:28 | Weblog

グリンデルワルト駅は登山鉄道の終点、そして始発の駅です。
登山電車は、とてもゆっくり走るので、
近づく電車の前を平気で横切る人たちの姿も多々見かけます。

駅の改札などはなく、車掌さんが列車を巡って、切符を切ります。
ホームに続いてレストランやホテルがある駅も多く、
とても親しみ易い、のんびり鉄道なのであります。

しかし、スイスの鉄道のすばらしいところは、
いくらノロノロ運行であっても、出発・到着時刻は正確で、
乗り換え時の乗り継ぎ時間も、5分~10分の待ち時間、と、まったく無駄がなく、
そのうえ列車は清潔で綺麗です。
さすが「鉄道大国」!

とくにイギリスから行くと、その優秀さを感じずにはいられません。

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Switzerland スイスの旅 Grindelwald-First

2007-09-09 08:23:22 | Weblog

雨があがり、アイガーを仰ぎ見たときの感動。
目前にそそり立つその威容は、考えていたより、ずっと迫力がありました。

ホテルの前の乗り場からゴンドラリフトに乗り、
Firstフィルスト(2171m)へ。
前日の雨の影響か、途中からガスがかかり、
山頂の展望台周辺は真っ白でした。
そこで、引き返し、途中でリフトを降りてあたりを散策。

スイスには、登山というほどハードではないハイキングコースも数多くあり、
初めはそのついもりでなくても、景色に惹かれてついつい歩いてしまうのです。


(ゴンドラリフトから村を眺める)

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