四季彩日記

英国暮らしを経て、日本の美を再発見

ロンドン 5月の花模様

2010-05-24 18:46:01 | Weblog

藤の花が見ごろです。
藤棚にしつらえたものもありますが、
壁や家の塀に這わせているのをよく見かけます。
上は、キュー・ガーデンの正門へ向かう途中でみかけた藤。
普通の民家でこの見事さです。

5月のキュー・ガーデンも花盛り。
様々な種類のライラックが咲き競い、
花房もボリュームたっぷりです。

ピンクに染まった木。
桜とは異なった種類ですが、名の特定はできません。

日本名はキングサリ(金鎖)。
その名のように黄金色に枝垂れます。
お買物の道すがら、頭上を彩るこの花に、思わず笑みがこぼれます。

キュー・ガーデンのこの日(5月10日)は、まだ5分咲きでした。
今頃は、もっと豪華なトンネルになっていることでしょう。

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ミラノ MilanoⅡ ガッレリアGalleria スカラ座Teatro alla Scala

2010-05-22 23:41:31 | Weblog

ドゥオーモ広場とスカラ広場を結ぶアーケード、ガッレリア。
これもミラノのビューポイントのひとつです。
1860年代から70年代にかけて建造されました。

ガラスを使って、自然光を取り入れた屋根。
その下のフレスコ画、そして床のモザイクタイル。
何度往復しても愉しめるアーケードです。

みやげもの店、ブランド店、そしてカフェやレストランもあり、
一日中、人通りが絶えません。

広場奥の建物はスカラ座です(写真下)。
スカラ座でオペラを鑑賞することがこの旅の目的でした。

ミラノⅠ・Ⅱでレポートしたところは、
ミラノの魅力がギュッと詰ったエリアだと感じています。

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ミラノ MilanoⅠ ドゥオーモDuomo 

2010-05-19 00:48:14 | Weblog

前回と時間が前後しますが、
4月24日、25日のミラノです。

ミラノのドゥオーモに10年ぶりに会いました。
かつては、黒ずんだグレーの建造物でしたが、近年の改修工事で、
神々しいクリーム色に変貌。
華麗で繊細、そして荘厳かつ巨大なゴシックの大聖堂に
圧倒されました。

天に伸びる尖塔は135本。
一番高い塔は108.5m。
それぞれ尖塔の頂上や壁には聖人の像が祭られていて、
その数3150体とも言われています。
この日は屋上へのエレベーターが閉鎖され、
昇れなかったのが残念でした。

着工は1386年。500年近い歳月がを経て完成したものです。

市電が走る通り沿いにあるこの煉瓦造り(下)は、
サンタ・マリア・デッレ・グラツィェ Santa Maria delle Grazie 教会。

レオナルド・ダ・ヴィンチの「最後の晩餐」の絵で知られます。
かつてはこの名画を見るための長蛇の列ができましたが、
近年、予約制になりました。
しかし、シーズン中はかなり前から予約をしないと、
予約がとれない・・という話を聞いています。

教会が閉まっている、日曜のお昼過ぎ。
訪れる人も少ない、静かな佇まいでした。

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ブルーベル Bluebell

2010-05-15 23:53:10 | Weblog

ブルーベルの季節がやってきました。
家々の花壇や公園で、
紫のつりがね型のお花を見かけます。
色も濃い紫から淡いもの、たまには、ピンクがかったり、
白いものもあったりします。

黄スイセン同様、イギリス人の好む花で、
とりわけカーペットのように拡がる森の風景は
彼らの心のふるさとのようです。

ロンドンの南、ベッカムヒルという自然公園の林の中で、
ようやく出会えたブルーベルの群落。

そうそう、「ブルーベルの写真を送って・・」と言っていた、
東京に住むイギリス人にも送らなければ・・・。

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ロンドン 往く春 Ⅱ

2010-05-05 23:31:18 | Weblog

20℃を超えた、4月の下旬は、
これで、初夏へまっしぐら・・といった様相でしたが、
この数日は寒さが戻りました。
風が冷たく、手袋をはめている人さえ見かけます。

しかし、お花たちは着々と咲きほころび、
そして散っていきます。
今はマロニエが一番の見ごろ。
円錐形の白い花穂が、大木を飾る姿は
「見事」の一言です。

花壇の主役はスイセンからチューリップへ。
リージェント・パークの池のほとりには、
生垣にそって、長細長い花壇があります。
それぞれの花壇を、惚れ惚れと眺めました。

雨が降ってきました。
このブレ方はひどいものですが、
ちょっと面白いので、アップしてみました。

St.John's Wood地下鉄駅前のバス停。
5月1日に撮った写真ですが、
この八重桜は、今(5日)はもうかなり散ってしまっています。
往く春の名残が惜しまれます。

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ロンドン 往く春 

2010-05-02 23:12:02 | Weblog

5月になりました。
ロンドン市内、ライラックが見ごろを迎えています。
お買物の道すがら、色とりどりの花を見上げて歩くのが楽しみです。
散り始めた八重桜。
往く春が惜しまれます。

 

わ~。これは何の木かしら。
近づくと白い桜(下)です。

英国では、総じて樹木の花付きがみごとです。
もちろん手入れがゆき届いている、ということもありますが、
生垣の潅木に咲く花々を見ていると、
要因はそれだけではないように思われます。

今日、最大のトピックはカモの赤ちゃん。
何羽いるのでしょうか。
30cmくらいまで、カメラを近づけても、
親鳥がやってくる気配はありません。

触ってみたい誘惑・・・でもやっぱりやめておきましょう。
しばらく眺めていましたが、
この子たちは、ずっと同じ姿勢のままでした。

(上4枚はリージェント・パークにて)

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