四季彩日記

英国暮らしを経て、日本の美を再発見

冬至・クリスマス

2009-12-23 02:17:46 | Weblog

2009 年12月 22日。本日は冬至です。
北緯51度30分のロンドンの
日の出は8時03分AM.
日没は3時53分PM.
今日の最高気温は3℃、最低気温は-2℃。

これからは、少しづつでも昼の時間が長くなるのが嬉しいです。

街はクリスマスのイルミネーションが華やかです。
ピカデリー・サーカス Piccadilly Circus から見た
リージェント・ストリートRegent St.と
コベントリー・ストリートCoventry St.です。

今年のフォトナム&メイソンのデイスプレイのテーマは
「白鳥の湖」でした。

今年のブログはこれでおしまいです。
みなさま、どうぞよい新年をお迎えくださいませ。

コメント (2)
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

エディンバラ城 Edinburgh Castle

2009-12-21 06:45:08 | Weblog


ゴツゴツとした険しい岩山の高みに聳えるエディンバラ城。
岩山は「古くからの要塞」と言われるまでもなく、まさにそれとわかる立地です。

城は幾たびもの戦争で破壊されましたが、
その都度、再建が繰り返されてきたそうです。

城門前の広場は、毎年夏に開催される、
ミリタリー・タトゥー Military Tattoo の舞台となるところ。

門楼にひと際目立つスコットランドの紋章。
その下を通り抜けて城へ入ります。

まず、惹かれるのは、街の光景。

エディンバラの街は、鉄道と駅のある谷を挟んで、南側が城のある旧市街、
北側が海へ向かって広がる新市街になっています。
(ともに、世界遺産)

(下の写真)下方の影になっているところが鉄道駅。
右手の丘がカールトン・ヒル Calton Hill、
時計塔のあるビルは、バルモラル・ホテル、左手の塔が
スコット・モニュメントです。

いつの間にか、灰色の空は青空に変わっていました。
下の写真は、旧市街の眺望。
北海へ続くフォース湾が、横たわっています。

城内の建造物の中で、最も古いものは、
セント・マーガレット礼拝堂。

エディンバラで最古の建物でもあるそうで、
12世紀の初頭の建築です。
外観(一番下の写真)は、小さなステンドグラスから、
礼拝堂であることがわかる程度ですが、
中へ入ると、装飾のあるアーチがあり、かわいらしい、
チャペルになっていました。

 

城内の建物には、軍事関係の展示物も多く見られました。
長きにわたり、スコットランドとイングランドの戦闘の要となった、エディンバラ城。
この街の歴史の一端ををまざまざと見た・・そんな思いがします。

 

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

エディンバラ Edinburgh / ロイヤル・マイル Royal Mile

2009-12-19 01:05:55 | Weblog

昨日(12月18日)から雪が降ったり止んだり。
気温も0℃~3℃で、夜間はマイナスです。
ロンドン周辺の飛行場も一部が閉鎖されていると、報道されています。
この寒波、ヨーロッパ各地でも被害をもたらしているそうです。

エディンバラを訪ねたのは12月5日~7日。
まだ、寒さも厳しくなかった時でよかった・・と、思いながらのアップです。

ロイヤル・マイルはエディンバラの旧市街 Old Town の中心。
エディンバラ城を西端に、およそ1マイルにわたって続く、石畳の道です。

軒を並べる建造物群は、どれもが灰黒色で、重厚な雰囲気。
セント・ジャイルズ大聖堂 St.Giles Cathedral (写真下)は
900年のという長い歴史をもつ、エディンバラでも最高位の教会です。
現在のゴシック様式の建物は1385年に再建されたもの。

日曜日の夜、この教会で、聖歌隊の合唱を聞きました。
礼拝堂に響く歌声の美しかったこと。

辺りに響きわたるバグパイプの音色。
このお兄さんが着ている、
タータン(チエック)の装いは、
スコットランド人の正装です。

建物の通路を覗けば、
スコット・モニュメントScott Monument を眺望 。(下)

冬という季節でなくても、色どりの少ない、エディンバラの旧市街です。
「明るさ」からはかけ離れた雰囲気ですが、
これがまた、街を一段と印象深いものにしているようです。

 

 

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

エディンバラ Edinburgh へ 冬の旅

2009-12-17 06:46:56 | Weblog

「まあ、こんな季節にスコットランドに行くなんて・・」
友人にエディンバラへ行くことを告げると、こんな言葉が返ってきました。
列車を利用するのだというと、さらに驚いた様子。
「飛行機で行けば早いのに・・」と。

ロンドン キングス・クロス King's Cross 駅を10時30分に出発。
15分も経たないうちに、周囲は田園風景となります。

草を食む羊の群れも、他の季節より少なくなりました。
すっかり刈り取られて、褐色になっている牧草地も見られます。

12時27分にヨーク York 駅に停車。
なかなかお洒落な駅です。
ヨークは中世の佇まいを残す古都、と聞いているので、
改めて訪ねてみたいものです。

エディンバラが近づき、北海North Sea が姿を現すようになりました。
かわいらしい河口の町を通過。
地図で調べると、ベリック・アポン・トゥイード Berwick-upon-Tweed
という名の町であることがわかりました。

エディンバラに到着したのは15時。4時間30分の列車の旅でした。
ホテルにチェック・インをすると、すでに外は暗くなっていました。

北緯56度のエジンバラの、この頃の日没は15時40分。
ちなみに日の出は8時30分です。

(写真はすべて車窓のガラス越しに撮ったものです)

コメント (2)
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

冬のリージェンツ・パーク Regent's Park

2009-12-10 07:42:52 | Weblog

ロンドンの公園も、すっかり冬の装いになりました。
それでも、まだ咲いているバラものもあるのですよ。

この季節は、裸木の姿に見惚れてしまいます。

ラクウショウ(落羽松)のカーペットの上では、
マガモの番が気持ちよさそう。

ニョキニョキと出ているのは、気根です。

おやおや、これはタワシ?
いえ、これはリスくんの後ろ姿。
しっぽの裏側をみせながらのお食事中。

ロウバイが咲き始めています。
このピンクの花もよく見かけるのですが、名前がわかりません。

来週は、寒波襲来で、気温がマイナスになるとか。

束の間の陽射しに誘われて、
散歩を愉しんだひとときでした。

コメント (2)
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

ウィーンのドナウ河

2009-12-01 00:44:39 | Weblog

前回の記事と時が前後します。
10月下旬にウィーンへオペラを鑑賞に行きました。
その折に訪ねた、ドナウ河です。

いまだハプスブルク家の色濃い旧市街とは、打って変わって、
近代的な風景が拡がる、ウィーンのドナウ河流域。
中州を挟んで、流れはふたつに分かれています。

ドナウ河はドイツの黒い森に発し、黒海に注ぐ、全長2860 Km の大河です。
高速船に乗ればウィーンからハンガリーのブタペストまでは
5時間30分で行けるのだと、タクシーの運転手さん。

行ってみたい、乗ってみたいドナウの旅です。
ドナウ河は、ヨハンシュトラウスⅡの
美しく青きドナウ
そのものでした。

 

コメント (4)
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする