この時季、あちらこちらで赤い実を見かけます。
どれも可愛らしく、
ぽっと心に暖かな火が灯ったようにな気持ちになります。
これはイチイ(オンコ)の実。
実際の大きさはこの半分くらいでしょうか。
北海道でよく見かける木です。
「この実、子どものころ、よく摘んで食べたわね」
と道産子はいいますが、
私は食べるどころか、来道して初めてこの木を見ました。
一粒、口に放り込むと・・グミのような甘さでした。
でも、種は有毒なのだそうです。
この時季、あちらこちらで赤い実を見かけます。
どれも可愛らしく、
ぽっと心に暖かな火が灯ったようにな気持ちになります。
これはイチイ(オンコ)の実。
実際の大きさはこの半分くらいでしょうか。
北海道でよく見かける木です。
「この実、子どものころ、よく摘んで食べたわね」
と道産子はいいますが、
私は食べるどころか、来道して初めてこの木を見ました。
一粒、口に放り込むと・・グミのような甘さでした。
でも、種は有毒なのだそうです。
大通公園で一番初めに色づくのは、
サトウカエデです。
今では、この頃よりずっと深い秋色に染まっていることでしょう。
下は中島公園で。
(05.10.13撮影)
札幌の中島公園にも秋が訪れていました。
桜の季節にはピンクに染まった、
豊平館前のエゾヤマザクラは、
この季節は色鮮やかな紅葉で、
明治の館を引き立てます。
http://blogimg.goo.ne.jp/user_image/72/fe/01165ed9f9340115abe8a6fb00506ef4.jpg
春の豊平館とくらべてご覧ください。
狩場山麓からの帰り道。
偶然のチャンスでした。
この日は一日中曇り空だったのに、
日没の一時だけ晴れ間がみられたのです。
見る見るうちに、水平線の彼方へ落ちてゆく太陽。
大空に展開するダイナミックな夕景に、
みんな無言で立ちつくしていました。
渓流の橋の上から眺めたら、下の川縁から生えている木に赤い実が。
高木ですので、普通ならこんな間近に眺めることはできません。
朴の木の実です。
飛騨高山のみやげ物として知られる
「朴葉みそ」はこの葉っぱを使います。
落ち葉を拾ってみると、40㎝くらいの長さがありました。
北海道産のものは花でも葉でも大振りのものが多いですね。
と話ながら写真を撮りました。
北海道の形を魚にたとえれば、ちょうど魚の尾のくびれたあたり。
函館と札幌の中間に、黒松内という小さな町があります。
ここを基点にしたエコツアーに参加しました。
近くに日本海に突き出した狩場山があり、
山麓には豪快な賀老の滝が。
渓流からもう少し奥に入ったところは、
ブナの原生林。
このあたりはちょうど紅黄葉のピークを迎えていて、
色鮮やかな木々をぬってハイキングを楽しみました。
(05.10.15撮影)
森の木々に溶け込んだ佇まい。
ニセコアンヌプリの山麓にあるペンション村「ポテト共和国」には、
思わず覘いてみたくなるような
ペンションやレストランがあります。
上はドイツ風自家製ソーセージのレストラン&ショップ「エフエフ」。
ここでランチをとりました。お味は上々。
そして特筆すべきはお水(お冷)のおいしさ。
ニセコにはあちらこちらに湧き水があり、これらは極上の
ミネラルウォーターです。
もちろんエフエフのお水は無料ですよ。
こちらはペンション。私が泊まったのは「旅の宿 吟渓」(上の写真)。
広いダイニングで色づき始めた木々を眺めながらの、お食事です。
食材にこだわった手作りのお料理でくつろぎました。
日本酒のコレクションがあって、お酒が好きな方にはこたえられない宿。
残念ながら私はお酒には弱いのですが・・。
(05.10.14撮影)
神仙沼はすでに晩秋の趣が。
緑のハイマツ、ナナカマドの紅、オレンジがかったミネカエデの黄、
ダケカンバは白くくねる幹や枝をさらしながら、
すでに落葉し始めていました。
その名のごとく神秘の沼は
雨なら雨なりの、哀愁を帯びた風景を
訪ねる旅人に開いてくれるのです。
(05.10.14)
鮮烈な色彩に満ちた北海道・ニセコの秋。
国民宿舎・雪秩父のナナカマドの紅葉です。
雨模様のお天気でしたが、木々はしっとりと輝いていました。
ここへ登る途中の道路は霧にすっぽり。
下の宿舎の奥には露天風呂があり、湯けむりが立ち昇っています。
(05.10.14撮影)
紅や黄色ばかりでなく、この紫も秋の色ですね。
紫式部と呼ばれる実ですが、本物のムラサキシキブは
山野に自生するもう少し実の少ないものだそうです。
本名はコムラサキ(小紫)。でもやっぱり紫式部と呼びたい。
雅な色ですもの。
下のヤブラン(藪欄)は秋になると咲き始めて、
お花の少ないお庭に色どりを添えます。
5日ほど前にはエアコンを入れていた東京も、涼しくなりました。
10月の体育の日の連休は、だいたい晴れの日が多いのに
ことしは、雨模様。
秋らしい青空が恋しい!
(1週間ほどブログをお休みします)
(05.10.11撮影)
最近、健康食品として見直され、大人気の寒天。
伊那には「かんてんぱぱ」の
「かんてんぱぱガーデン」があり、
四季折々の花咲くお庭や、木立の中を散策することができます。
ガーデンの一角には、工場や販売店、そしてレストランも。
そのすべてがヨーロピアンスタイルで、いい雰囲気です。
写真はかわいい雑貨などを売るお店。
寒天製品だけでなく、ちょっとしたおみやげも買えます。
10月になってこんな花園。珍しいですね。
「信州伊那高原赤そばの里」では赤ソバの花が見ごろを迎えていました。
ヒマラヤ原産の種を改良した高嶺ルビーという品種です。
独特の甘い香りがあたり一面に漂い、
アマチュアカメラマンの方たちの熱心な姿が見られました。
近くに、このソバを味わえるそば処もあります。
(05.10.4撮影)
伊那はフルーツの里でもあります。
南アルプスを望む農業総合公園「みはらしファーム」の
「とれたて市場」には、
朝どりの野菜や果物などがずらりと並んでいます。
おいしそうなものばかり。そのうえ値段がリーズナブル!
「もぎ取り体験」では、いちごやブルーベリー狩り、
そして今の季節はぶどうやりんご狩が楽しめます。
このぶどう(ピレーネ)の房、不思議な垂れ下がり方をしてますね。
これは、いい果実に育てるために、
房が5㎝ほどの時に上の方を摘果しているのだそうです。
かけられている白い袋は、
薬品が房にかからないようにするためのもの。
いずれにしても一房、一房に丹誠込めた手作業です。
お味は? もちろんジュワッと濃い甘みが口に広がり、
食べだしたら止められない・・。
信州、伊那は東南に南アルプス、西に中央アルプスを望む自然豊かな街。
しかし、この日は曇り時々小雨・・というお天気で
アルプスの峰々を仰ぐことはできず、
まことに残念!
それでも、黄金色の田園風景に
心が和みました。
最近では、コンバインを使って稲刈りをするので、
こんな「ハゾカケ」も少なくなりつつあるとのこと。
でも、やっぱり天日干しをしたお米の方が
おいしいような気がします。
(05.10.4 撮影)
札幌市北区にある屯田防風林。
季節風から農作物を守るために、
大正時代に造られたのが始まりです。
この日、近くのお宅に用があったので
立ち寄ってみました。
直射日光の強い札幌で、
防風林の外側の道路は焼けるような暑さでしたが、
林の中はひんやり涼しく、
気温も外よりだいぶ低いのではないでしょうか。
緑の精気あふれる林。
ずっと歩いてJRの高架下を過ぎると、
あたり一面、オオウバユリの群落がありました。
7月が花期だとか。
また花の咲くころ歩いてみたいものです。
{上は種子をつけたオオウバユリ}
(05.9.6撮影)