四季彩日記

英国暮らしを経て、日本の美を再発見

コンウォール West Cornwall  ミナック・シアター Minack Theatre

2009-04-29 06:13:42 | Weblog

Sy.Ives から陸路を南に下った海辺にペンザンスPenzance の町があります。
コンウォールの観光の拠点となる町で、
駅周辺には、ショッピングセンターなどが軒を連ね、賑やかです。
ここからタクシーで向かったのが
ミナック・シアター 。
断崖絶壁にへばりつくように、野外劇場があります。
何と、この劇場はたった一人の女性によって、造られたのです。
彼女の名はロウィーナ・ケイド。
ひとつひとつの石を積み上げながら、50余年の歳月をかけて、
野外劇場が完成しました。

この時期はまだオフ・シーズンでしたが、
5月下旬から9月中旬にかけては、
ここで、お芝居やオペラなどが上演され、多くの見物客がやってきます。
今では照明設備も整い、
夜間の公演は、とびきりステキなのだ・・という話を聞きました。

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St.Ives の古城ホテル 

2009-04-27 23:28:06 | Weblog

ヨーロッパの宿泊施設の中には
昔のお城や貴族の館、そして巡礼宿などを
利用しているものがあります。

St.Ives で2泊したのは古城ホテル。
外観こそ「お城」ですが、中は近代的な内装や設備が整っていました。
海を見晴らす庭園で、のんびり過ごす贅沢も味わえます。

リスに代わって、よく見かけたのは野ウサギ。
さすがに、リスのように、人に馴れてはいませんでしたが。

ちょうどイースターの日曜日とあって、裏手の林では、
宝探し(隠された玉子を探すイベント)に熱中する親子たちの姿がありました。

 

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芸術の町 セント・アイヴス St.Ives Ⅱ

2009-04-24 21:22:23 | Weblog

1800年代の後期から、
St.Ivesの町には、世界の芸術家が集まってきたそうです。

1930年代に活躍したバーバラ・ヘップワースも、この地に移り住んだ彫刻家。
自宅兼工房は、美術館と彫刻庭園として公開されています。
(Barbara Hepworth Museum & Sculpture  Garden)
とくに、見る方向によって、まったく違った印象を受ける、彫刻庭園は
興味深いものでした。

上の写真はロンドンのテート美術館の分館である
テート・ギャラリー・セント・アイブス(Tate Gallery St.Ives)
この地に縁のある作家たちの作品を順次展示しています。
建物の吹き抜けと、とびきり美しい海のコラボレーション。
これぞまさにモダン・アート!

また、日本に縁の深い陶芸家バーナード・リーチBernard Leach が
友人の濱田庄司とともに開いた窯は、町はずれの丘にあります。
1920年代に開かれた窯リーチ・ポタリー Leach Potteryは、
近年新しく改装され、ギャラリーを併設。

イングランドの最西端の町で、日本の文化に出会うとは・・・。
なんだか、とても不思議な気持ちでした。

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芸術の町 セント・アイヴス St.Ives Ⅰ

2009-04-23 22:36:57 | Weblog

坂の小路が多いSt.Ivesの町。
店やカフェにまざって、目につくのは、ギャラリーやアトリエです。
陳列品も絵画、陶芸、ガラス細工・・など様々で、
古くからアーティストが集まる町として知られています。

「海の絵がほしかったのだけれど、なかなか見つからず、木立の絵を買ってきた」・・と、ロンドンの知人が言っていました。

じっくり時間をかけて、好みの作品を求める。これも
この町の楽しみ方のひとつです。


(海岸沿いにも店が並びます。この時は満潮で、海水が道路に溢れていました)

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コンウォール半島 セント・アイヴス線

2009-04-19 06:47:49 | Weblog

St.Erth と St.Ivesの7㎞を13分前後で結ぶ
ローカル列車のセント・アイヴス線。

こんな色合いの海を、これまでに見たことがあるかしら。
砂浜から渚へ、そして大海原へ、
優しいシンフォニーを奏でるような。

やがて、セント・アイヴス湾を抱く細い半島が近づいてきて、
St.Ivesの町が迫ってきます。

St.Ives駅着。終着駅なのに、列車から降りない人々がいます。
なるほど。景色を楽しむために何往復かしているのでしょう。

駅の周辺はお店もなく、町は丘陵の上へ上へ、
そして、岬の先端へ、と広がっています。
したがって、急坂が多く、登るのに難儀しました。

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コンウォール半島 West Cornwall  へ  

2009-04-17 06:34:37 | Weblog

イースター休暇(2009年は4月10日~13日)の3日間を利用して、
イギリス(England)最西端への旅へ出ました。
ロンドンのパディントン駅から特急列車でおよそ5時間。
出発時には小雨がぱらつくお天気でしたが、
St.Erth 駅でローカル電車に乗り換える頃には、青空に。

列車がセント・アイヴスSt.Ivesに向かってしばらく走ると、
右手には干潟が。続いて
弧を描く海岸線が眼下に現れたときには、
思わず歓声をあげてしまいました。
<次回に続く>

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セント・ジェームス・パーク St.James's Park Ⅲ

2009-04-08 18:56:38 | Weblog

桜に替わって、清楚に装う木はリンゴでしょうか。
蕾はピンクがかっています。
この日もリスが挨拶にきました。

さて、次なるお花は・・・。
いつ訪ねても心が和む、ロンドンの公園です。

 

 

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セント・ジェームス・パーク St.James's Park Ⅱ

2009-04-08 06:38:46 | Weblog

セント・ジェームス・パークの園内には東西に長い池があります。
上の写真は、池の橋から、東方を眺めたもの。
右手の観覧車はテムズ川の対岸にあるロンドン・アイ。
左の建物群の奥にあるのが、かつての宮殿。
手前は近衛騎兵隊の司令部になっているホース・ガーズ Horse Guardsや
外務省などの建物です。そしてこの写真の反対側、
池の西方にはバッキンガム宮殿 Buckingham Palace が鎮座しています。

ホース・ガーズへの出入り口には、賑やかな花壇がありました。
チューリップやヒヤシンスなどの球根類と、一年草の花の混植は、
春の花壇の定番です。
遠目にもボリュームのある花壇になります。

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セント・ジェームス・パーク St.James's Park

2009-04-04 23:28:40 | Weblog

セント・ジェームス・パークSt.James's Parkは桜の名所ですが、
残念ながら、花は終わっていました。

G20金融サミット('09.4.2)に抗議する市民たちが、
この周辺をデモンストレーションしていたので、
それを避けているうちに、桜は散ってしまった、というわけです。

黄水仙に替わり、珍しく、白いラッパ水仙が、
春の陽ざしを浴びています。

もうこんなにも新緑が進んでいるのか・・と思いましたが、
この緑は葉っぱではなく、花なのです。
図鑑で調べると、Norway Maple となっているので、
カエデの種類でしょう。

名残の枝垂れ桜が、過ぎ行く日々を物語っていました。


(2009. 4. 4)

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