四季彩日記

英国暮らしを経て、日本の美を再発見

フラワースクール Ⅱ Advent ring

2008-11-30 11:10:16 | Weblog

BBCの天気予報によると、今日はCold and Gray。
まさにその通り。10日ほど前からTurning Colder で、
最高気温は5℃前後、どんよりとした灰色の日が多くなりました。

 

フラワースクールで制作した「リング・アレンジメント」です。
上の方に立っているのは蝋燭。
Judith先生のお話によれば、
英国では、12月に入ると4本のキャンドルを立てて、
毎週順々に灯をともす慣習があるとのこと。
Advent Ring といって、クリスマスを待ち望む気持ちを
花とキャンドルに託します。

「イースターのときは、真ん中に玉子を積んでもいいのですよ・・・」。
なかなか使い勝手のよいリングのようです。

フラワーアレンジメントひとつとっても、
その背後にはキリスト教の文化が息づいています。

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フラワースクール Ⅰ

2008-11-27 23:52:08 | Weblog

英国文化の一端に触れるためにも、
フラワーデザインを学んでみたい、と考えていました。
Judith 先生にお会いして、この学校が好きになり、
この1ヶ月は集中レッスンに通っています。

実際にアレンジなどを創ってみると、かなりの重労働。
しかも最初から高度なテクニックを学びます。

ようやくでき上がった作品を写真に撮ってみるのですが、
お花の美しさが出せずにがっかり。
ああ・・・写真の腕も磨かなければなりません。

コメント (8)
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雪の朝    2008年11月23日

2008-11-23 23:57:40 | Weblog


(フラット=マンションからの眺め。やさしい色合いになりました)

今朝起きると、外はうっすらと雪化粧。
北極圏からの寒波がやってきて、天気予報通りの雪でした。
やがて雨そして大雨に変わり空一面が鉛色。

しかし、お昼過ぎにはカラッと晴れ上がり陽射しは眩いばかり。
これで安心してはいられません。
午後2時半ごろになるご、急に暗雲が垂れ込めて、大粒の雨が降り始めました。
そして雲が通り過ぎると、また太陽が顔をのぞかせます。

結局、再度、雨と晴れを繰り返し、4時ごろに、雲間に日が沈みました。

くるくる変化する忙しいお天気は、ロンドンでは珍しいことではありません。
今日は最高気温4℃。明日は6℃だそうです。


(午後からは半円を描くロンドンアイが見えました。空気が澄んでいる日は
テムズ川の対岸まで見晴らせます)

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一度は行ってみたい フィッシュ&チップスの店

2008-11-21 02:42:04 | Weblog

レストランに近づくと揚げ物の匂いが漂っています。
ロンドンでよく知られたフィッシュ&チップスの店。
一番おいしい店、という人もいます。

タラ、スズキ、平目、カレイなどの中から好みの魚が選べるのも、この店の特徴で、
まずはスタンダードのタラをオーダーしました。
運ばれてきたお皿の大きさにびっくり!
こちらのcodは、日本のものよりはるかに大きいようです。

イギリス料理の正統を踏んで、素材には下味はつかず、
各自でレモンとタルタルソースをかけます。


(店の名は Seashell。 地下鉄Marylebone 駅から徒歩数分。
お値段はタラが一番安くて一皿£12.5です)

から揚げか、といえば、まあそんなものですが、
油はラードを使っているという話も聞きました。
熱々のところをいただくのが最高。
ホクホクとした柔らかなタラの身とパリッとした表面のコンビネーションが旨い。
ご一緒したご近所の奥様も満足そうでした。

パブのメニューによく登場するフィッシュ&チップス。
テイクアウトをして「おやつ」のようにパクパク食べる人たちもいます。
これではカロリーオーバーになりますね。

(お二人にはアップの許可をいただいています)

コメント (3)
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赤いポピー Armistice Day 第一次世界大戦休戦日

2008-11-17 01:54:59 | Weblog

11月11日は第一次世界大戦の休戦記念日です。
英国ではこの日に先立ち、9日の日曜日に
「戦没者追悼式典」が営まれ、過去のすべての戦争や紛争で
命を落とした兵士らの冥福を祈りました。
今年は第一次世界大戦休戦から90年目にあたるため、
11日のArmistice Day のセエレモニーには
大戦に参加した3人のおじいさんが、
祭壇に花輪を捧げました。

道行く人の胸にも赤い花が付けられています。
慰霊の花はすべて造花のポピーです。

これは、戦場の跡地に咲き乱れていたといわれる、
ケシの花に因んだもの。
慰霊碑のあるホワイトホール近くの
Westminster Abby の庭には、ポピーの十字架が所狭しと並んでいました。

ひとつひとつの花を見て歩くと、ほんとうに悲しい。
英国では、アフガンの戦闘で亡くなる兵士の数が、現在も増え続けています。

コメント (4)
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