四季彩日記

英国暮らしを経て、日本の美を再発見

よい新年をお迎えください!

2007-12-30 00:55:43 | Weblog

冬のロンドンは、モノトーン(曇りで暗い)の日が多く、
東京の青空がなつかしいです。
お天気の日でも
太陽が天上を周らず、地平線に沿ってやや昇り、すぐ沈みます。
イギリス人たちが、このクリスマス・ホリデーに、
国外へ避寒に出かける訳がわかるような気がします。

私どもも彼らに見習って、明るい太陽の下で
年始を過ごすことにいたしました。
どうぞ皆様よいお年をお迎えくださいませ。

(街を歩いていると、いろいろなショーウインドウに出会います。
ガラスに反射して、向かいの建物が写しこまれていて、
ちょっと変わった写真になってしまいました)

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イルミネーション そしてバーゲン

2007-12-28 08:41:03 | Weblog

省エネ イルミネーションです。
上はロンドン中心部のRegent Street、東京でいえば銀座通り。
華やかさはありませんが、宙に浮くこのボンボンの色が
ピンク色やグリーンに変化します・・やわらかく優しげな雰囲気です。
下はRegent StreetとクロスするOxford Streetから横道に入ったところ。
清楚な雰囲気で、「このイルミネーションが今年の一番」という人もいます。

先ほど、このあたりは身動きがとれなくなるほどの混雑振りでした。
クリスマスが終り、Londonerが待ちに待ったバーゲンセールがはじまったからです。
30%、50%の値引きになるので、まとめ買いをする人も多いとか。
しかし・・・それでは「正価」とは何なの?と思ってしまうのですが。

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省エネの年末

2007-12-27 08:02:09 | Weblog

地味なイルミネーションは、被写体としてはパッとしないので、
クリスマスツリーやリースの写真でも撮ろうかと、
昨日(25日)は、住宅街を歩いてみました。

しかし、リースすら飾ってない家が多く、
これにはびっくり。
というのも2年前には、お洒落なリースに惹かれて、
たくさんの写真を撮った覚えがあるからです。

市民の間で大きなコンセンサスが生まれたのだと感じました。
自然を大切にしよう。無駄なエネルギーを使うのを控えよう・・という。

日頃は、生活を便利にすることに、たいして関心をもたないイギリス人ですが、
こういう場面での対応の素早さには驚かされます。

(写真は本屋さんのディスプレイ。左手の円の中に3for2と書いてあるのは
2冊買えば1冊おまけ・・という意味です。この手のセールはスーパーや、
ドラッグストアなどでもよくみかけます)

 

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Happy Christmas !

2007-12-25 21:54:34 | Weblog


12月25日は、日本のお元日のような日。
商店やデパートも一斉に閉店。
バスも地下鉄もストップして、街は静まり、
人々はクリスマスプレゼントを交換しながら、家族の絆を深めます。

クリスマスには、
華やかなイルミネーションの画像をアップしようと考えていたのですが、
街を歩いてみて、びっくり。その控えめな電飾は
2年前のこの時期とは大違いです。

「THE INDEPENDENT」紙は23日付け一面トップに
Britain demands a greener Christmas
のタイトルで、英国民が
環境保護を優先するクリスマスを望んでいることを記しています。
好景気に支えられながらも、皆で省エネを実行しよう・・
この取り組みは、我々にも多くの示唆を与えてくれます。


信者さんたちの願いが、たくさん貼られていました。
St.James's Church で。

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霧のロンドン

2007-12-24 23:20:49 | Weblog

少々体調を崩し、日本に帰国しておりました。
元気になって、一ヶ月ぶりのUPです。

昨日(12月23日)は、朝起きてみると窓の外が真っ白。
街の騒音も霧に吸い込まれてしまうようでした。
気温は0℃でしたが、いつもの道も、なんだかロマンチック。

かつて石炭を蒸気機関や暖房に使い、
石炭ガスによるガス灯を用いていたため、
その煤煙が霧を発生しやすくしていた・・
というのがロンドン名物「霧」の要因だそうです。

石炭を使わなくなった今でも、時には「霧の都」に変貌。
でも、その光景を楽しんでばかりはいられません。
昨日は
ヒースロー空港をはじめとする主要空港で、キャンセル便が相次ぎ、
クリスマス休暇を国外で過ごそうとしている人たちの足に多大な影響がでました。

(前日の夕暮れはこんなだったのですが・・。写真下)

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