四季彩日記

英国暮らしを経て、日本の美を再発見

日比谷公園で

2006-02-28 17:06:28 | Weblog

日比谷公園の大噴水。
今日のような肌寒い日だと、なんだかピンときませんが、
この日は、水辺でひと休みがしたくなるような・・、
そんな日和でした。

冬と春の「せめぎ合い」の季節です。

 

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日比谷公園の「首かけイチョウ」

2006-02-27 13:08:17 | Weblog

「松本楼」のオープンカフェでお食事を楽しむ人たち。
春の陽光がまばゆい日でした。

ところでこの大銀杏は「首かけイチョウ」と呼ばれます。
都心で随一とも言われる名大木です。

かつて日比谷交差点付近にあったこの銀杏は、
道路拡幅のために切り倒される運命にありました。
日比谷公園の生みの親であった本田博士は、
移植不可能とされていたこの木を、
「私の首にかけても移植させる」といって、
実行させたということです。

これが呼び名の由来です。
明治の先人の「銀杏を愛する強い意志」が
堂々たる公園の主を誕生させました。

芽吹きの季節になったら
また、訪ねてみたい巨木です。
               (2006年2月25日撮影)

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日比谷公園の梅

2006-02-26 21:46:13 | Weblog

日比谷公園では梅が5分咲きでした。
二重咲きの紅梅もあり、
行く人が「珍しいね」と言って通り過ぎます。

下は白梅。
お花はやわらかな白色でしたが、
蕾のころは、紅がかかっているのですね。

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日比谷公園のクスノキ

2006-02-25 22:40:15 | Weblog

昨夜からの氷雨が止み、青空が覗いた今朝、
日比谷公園に所用のため、でかけました。

クスノキ(樟)の緑の瑞々しいこと。
2月の末とはとても思えません。

ふだんはあまり気に留めない常緑樹ですが、
この緑の少ない季節に、急に存在感を増したような気がします。
そして
公園内には、かなりの本数の樟があることにも気付いた次第です。

 

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ロンドンの思い出  マーケット

2006-02-23 17:25:15 | Weblog

春のお花が開花するのを待っている間、
「ロンドン便り」に載せられなかった写真をUPしたいと思います。

ヨーロッパではよく市場を見かけます。
アンティークや雑貨の市をはじめ、食品市も盛んです。
常設のものもありますが、
決まった曜日に、毎回同じ場所で野外市場がたつこともしばしば。

これはパディントン駅の近くの空き地で
毎週木曜に出る「ファーマーズマーケット」です。

市販のものより少しは安いし、おいしいので、
何度か買いにでかけました。

昨年(2005年)12月の撮影です。

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ミモザ

2006-02-22 13:40:12 | Weblog

華やかな黄の花が春を告げるミモザですが、
まだ固いつぼみ。
早く咲かないかなあ・・。

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太郎冠者

2006-02-21 16:55:44 | Weblog

太郎冠者。お能の話ではありません。
ツバキの園芸種で、ワビスケ(侘助)と呼ばれるものの一種です。
普通の椿と違って、花が8分くらいしか開かず、うつむきかげんに咲きます。

侘助は茶花として、昔から千利休などの茶人に愛されてきました。
確かに花は、侘び、寂びに通じる風情をたたえています。

我が家の庭でも、冬から初春にかけて、
太郎冠者はあふれんばかりに蕾をつけます。
毎年楽しみにしているのですが、この数年異変が起こりました。
花が開花するやいなや、下の写真のような状態になってしまうのです。

ヒヨドリの仕業です。
ヒヨドリは蜜を吸うだけでなく、花びらまで啄ばんでしまいます。
何かいい手立てはないかしら・・とネットを付けてみたりもするのですが・・。
どなたか、いい案をご存知ないでしょうか。

そんなわけで、この太郎冠者の撮影のために
随分時間をつかってしまいました。
きれいなお花は、鳥が見つけにくい、下の方にありますので。

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アザレア

2006-02-20 17:18:01 | Weblog

お店の景品でアザレアをいただきました。
「どれでも好きな鉢を持って行ってください」と、言われて、
アザレアらしくないピンク一色のものを選びました。

温室育ちでしょうが、
窓辺に置いて小さな「春」を楽しんでいます。

アザレアはツツジ科。
原産地は中国ですが、ヨーロッパで改良され、
西洋ツツジとも呼ばれるそうです。

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木曽路 奈良井宿 2

2006-02-19 22:01:19 | Weblog

ぶらり、ぶらり、と奈良井の町を歩いていると、
思わず立ち止まって眺めてしまう、
数々の建物に出逢います。

この造り酒屋さんの佇まいもなかなか風格があるものでした。
下の(写真の)看板も町の雰囲気にピッタリ合って、
粋な配慮がなされていますね。

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木曽路 奈良井宿

2006-02-17 23:49:34 | Weblog

権兵衛トンネルの開通で、伊那と木曽がグーンと近くなりました。
車での所要時間はこれまでの三分の一に短縮され30分。

 

奈良井は中仙道の宿場町のひとつ。
「奈良井千軒」といわれ、木曽路十一宿のうち、最も栄えた宿場町です。

今でも、住居や商店に往時の面影を見ることができて、
歩いていると、なんだか懐かしい気分になります。

日本が世界に誇れる「町並み」とは
こんな建物が並ぶ町をいうのではないでしょうか。

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信州 伊那路 いちご狩り

2006-02-14 23:00:10 | Weblog

みはらしファームの「いちご狩り」は家族連れに大人気でした。
何でも元旦から楽しめるとのこと。

このいちごは「紅ほっぺ」という種類。
実際の大きさは写真の半分くらいで、
とても一口では食べれません。
アルプスの雪解け水で育っただけあって、
ジューシーで深みのある甘さ。

上の写真は、もちろんいちごのお花のUPです。

 

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2月の信州・伊那路

2006-02-13 17:45:59 | Weblog

長野県伊那市を再訪しました。
昨年10月に訪ねたときは、お天気が悪くて
山岳の眺望は得られませんでした。

今回こそは・・という願いが叶い、
ガスがかかっていたとはいえ、
南アルプスの高山群の雄姿を望むことができました。


今年は伊那では雪が少なかったそうで、
アルプスの峰々もこの時季にしては薄い雪化粧です。

上は「みはらしファーム」から望遠で。
下は今年2月4日に開通した権兵衛トンネル(伊那ー木曽を結ぶ)
を木曽側から出てすぐの与地(地名)で撮影したものですが、
山岳が織り成す大パノラマの全貌は
とてもカメラに収まりきらないものでした。

「ガスがかっていなければ、もっとずっと素晴らしい眺望ですよ」
とは地元の方の弁。
                          (2006年2月11・12日)

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飛び立った小白鳥

2006-02-09 23:38:13 | Weblog

北日本の大雪の影響で、いつもの年より
南の地域で、渡り鳥たち姿を見ることができます。

はるかシベリアから飛来するコハクチョウ6羽が
1月末にこの善福寺公園にやってきました。

東京で見られるのは大変珍しいこと・・、とマスコミで報道され、
見物人がたくさん訪れました。

なぜか某テレビ局は2度にわたり、深夜の撮影をして、鳥たちを驚かせました。
こんなことがあって、6羽はどこかへ飛んでいってしまいました。

見物人たちも、パンなどのエサを盛んに与えていたそうで、
観察会の案内人の方は、野生動物との付き合い方をもっと学んでほしい、
と嘆いていられました。

ほんとに、ペットと混同してはいけませんね。

というわけで私が公園に行った4日はすでにコハクチョウの姿はありませんでした。
でも、たくさんのオナガガモ(尾長鴨)が冷たい水の上をスイスイと泳いでいましたよ。
この日見られた鳥は、ほかにカルガモ、マガモ、ユリカモメ、ハクセキレイ、オオバン、
そして葦の陰にはコサギ(小鷺)もいました。

東京の自然も意外と豊かです。

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善福寺公園

2006-02-08 22:47:12 | Weblog

善福寺公園は武蔵野の面影を残した木立に囲まれ、
遊歩道が池をめぐる静かな公園です。
かつては池畔から清水が湧いていて、
近年まで杉並区の一部の地域で、飲料水として供給されていました。
地元の人にとって「夏でも冷たく美味しい」自慢の水でした。

緑の少ない季節ですが、空を見上げると、
こんな実が・・。
ユリノキです。
何しろ高木なので、撮影するのに苦労します。
花弁のように見える羽の中心に種があり、
風が吹くと一片一片がばらばらになって飛んでいきます。

5月になったらユリノキの花の撮影にチャレンジするつもりです。
でも、花は上を向いて咲くので撮るのがとても難しい。

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ソシンロウバイ(素心蝋梅)

2006-02-07 16:52:37 | Weblog

昨夜は雪に見舞われましたが、朝にはもう融け始めていました。

これからは東京の春探しです。
ものすごく冷え込んだ先週土曜日に、善福寺公園に行きました。
杉並区の自然観察会に参加したのです。

咲いていたのは、このお花。
ソシンロウバイ(素心蝋梅)です。
漢名のようにまるでロウのような艶と透明感をもった花びらが
眩いばかり。

ロウバイ(蝋梅)は中央部が紫がかっていますが、
ソシンロウバイはお花全体が黄色です。

気品ある香りがあたり一面に漂い、
春の訪れを予告していました。


          (2006年2月4日撮影)

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