四季彩日記

英国暮らしを経て、日本の美を再発見

リージェンツ・パークの水鳥たち  秋

2008-10-14 07:31:02 | Weblog

リージェンツ・パークを訪ねる楽しみのひとつに、
いろいろな鳥との出逢いがあります。
多種にわたるので、
全部を撮るわけにはいきませんが、
10月8日の水鳥をアップしてみました。


一番上の写真でスタスタ歩いているのは、
カナダガン(Canada goose) 。泳ぐと上のような姿になります。
地上では、背丈が大人の腰あたりまである大型の鳥で、
リージェンツ・パークでは、数も多く、公園の主のような存在です。
日本では出逢ったことがありません。

文字通り、カナダで多く見られるgooseだそうで、
カナダから来た友人曰く、
噛み付いたりすることがあるので、気をつけるように・・。


オオハクチョウ(Whooper swan)。
この日はコクチョウ(Black swan) もみかけました。


上はキンクロハジロ(Tufted duck)。
東京の皇居のお濠で泳いでいたことを思い出します。


気持ちよさそうですね。
カモ(Duck)の仲間ですが、名前が特定できません。
ご存知の方は、お知らせいただければ有難いです。

(赤子さんから、この鳥はオシドリの雄ではないか・・
というお知らせをいただきました。ありがとうございます)


オオバン(Coot)。
嘴と額が赤いバン(Moorhen)も泳いでいました。

アオサギ(Heron)です。
この鳥が、一匹の野ウサギを丸ごと飲み込んでいる写真が
先日の新聞に載り、さすがに辟易しました。

池端の木立にアオサギのコロニーがあり、
ほかの鳥たちと同様、巣営がみられるとのこと。
来年の春には是非カメラに収めたいものです。

***********
1ヶ月ほどブログをお休みいたします。
秋が深まった頃に、またお訪ねいただければ幸いでございます。

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リージェンツ・パーク Regent's Park で 秋をさがす

2008-10-12 02:37:53 | Weblog

錦秋・・というような綺麗な紅黄葉は見られないロンドンですが、
ところどころで紅や黄が目立つようになりました。

マロニエの樹は、すでに褐色に。
今、黄金色に輝いているのは、菩提樹とゴールデンアカシア。
そして、プラタナスや白樺も少しづつ秋色を帯びてきています。

「小春日和」といいたいところですが、
陽光は一向に衰えず、強烈です。
晴れれば、日の出から日没時まで、カーッと照りつけて、
未だにサングラスが必要なほど。
ここが日本とは異なります。

「情趣」や「風情」といったものは、
ロンドンでは味わうことができない、日本ならではのもの。
こんなことを、しきりに感じるこの頃です。

 

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リージェンツ・パーク Regent's Park のバラ園  (ロンドン)

2008-10-09 23:21:29 | Weblog

昨日、今日は、久しぶりにいいお天気。
こんな日は公園に出かけなくては。

リージェンツ・パークの入り口で、自転車に乗ったおじさんに声をかけられました。
今日はバラ園がすばらしいよ。どこから来たの。
東京の公園は小さいね。でも食べ物はおいしい。
ロンドンには広い公園があるけれど、料理は旨くはないね・・。

まさにその通り。

公園内のクイーン・メアリーズ・ガーデンズ Queen Mary's Garden's には
バラ園があり、6月ごろから順々に花が見られます。
もう実になっている株もありますが、
まだ綺麗にほころぶバラもたくさん。
虫に食われて葉っぱがボロボロになっても
がんばって咲いている花もあります。

いつまで、咲き続けるのか、興味津々です。

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ウインザー城 Windsor Castle

2008-10-07 03:27:15 | Weblog

現在も王室の住まいとして使われている城としては、
世界最大規模のウインザー城。
ともかく広くて全体像がなかなかつかめません。

エリザベスⅡ世=エリザベス女王が週末を過ごされる城。
そして最も愛されていられる城であるといわれています。

この日はラウンド・タワー(上の写真)の上に英国国旗が翻っていました。
これは女王様ご不在の標し。ご滞在中は「女王旗」が掲げられます。

イングランドを征服したウィリアム1世(征服王)によって築かれて以来、
900年という長い歴史をもつこのお城ですが、
1992年には、大火災に見舞われ、大きな被害を受けました。

女王様は、再建の資金調達のために
ロンドンのバッキンガム宮殿の一般公開(夏季の特別展)を決定され、
5年の歳月をかけて修復が完了。
現在は、公式の間であるステート・アパートメントなどが見学できます。
写真を撮れなかったのは残念でしたが、
ともかくお城の内部は絢爛豪華。見て歩くだけでも優に2時間はかかりました。

さすが・・「大英帝国」!


(いかなる時も、姿勢を崩さない兵隊さん)


(内堀は公園になっています)

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ウインザー城 Windsor Castle の城下町

2008-10-06 04:14:19 | Weblog



片田舎にひっそりと建つリーズ城(前回)とは対照的に、
ウインザー城は賑やかな城下町を控える
エリザベス女王の離宮。
ロンドンから列車で40分ほどの中央駅(Windsor and Eton Central)で列車を降り、
ショッピングセンターを抜けると、
目の前に城壁が続きます。
ユニオンジャックの旗があちらこちらで翻り、
町は観光客で溢れんばかり。

キャッスル・ヒルの坂を登りきるとお城の入り口です。


(2008年8月30日)

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リーズ城 Leeds Castle Ⅱ

2008-10-02 23:04:11 | Weblog

リーズ城内の見学は、小さな門から入ります(写真一枚目)。
歴史の舞台で名を成したお城とは異なり、
それぞれの部屋も小ぢんまりとしていて、華やかさには欠けます。
しかし、これがまた、お城の「愛らしさ」の一端でもあるような気がしました。

広大な庭にには秋の花が咲き競い、湖畔は鳥たちの楽園。
鳥園もありました。

あら、あら。
孔雀がヒナを連れて・・・。
さすがに孔雀の子どもだけあって美形ではありませんか。

(2008年9月21日)

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リーズ城 Leeds Castle

2008-10-01 22:12:34 | Weblog

レン川が注ぐ湖上に、浮かぶように建つリーズ城。
ケント州Kent にあるこの城へは
ロンドンからバスで1時間余りの行程です。

まずは、対岸から水面に映えるお城の全景を。
バスツアーを利用したので、時間に制限があったのですが、
そんなことも忘れて、見惚れてしまいました。

歴史は古く、砦として造られたのが始まりで、
宮殿となったのは、ヘンリー8世の時代。
最初の妻キャサリンのために城として改築されました。
中世には6人の王妃が住んだことから、
「貴婦人の城」とも呼ばれているということですが、
まさに、その名にふさわしい気品のあるお城でした。

リーズ城は、のちに民間の所有になりました。
現在見られる城内のインテリアは、
最後の持ち主となった
アメリカの大富豪 ベイリー婦人Lady Baillieが、
王妃たちの生活の場を再現するためにリフォームしたものです。

(一番上の写真、お城の上に浮かぶ球は気球です。
これに乗って上空からお城を見る・・気球観光とでも申しましょうか・・。
しかし、風景としては、実に違和感がありました。)

 

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