四季彩日記

英国暮らしを経て、日本の美を再発見

広島 島の休日

2013-08-30 16:37:48 | 

いよいよ8月最後の日。
夏の想い出をアップしてみました。

早朝の海水浴場。上蒲刈島県民の浜です。
宿の「歓迎・御一行様」の札には、中国地方からの観光客の名が。
東京から来訪したのは、私たちだけでした。

海ホタルが見られると聞いて、夜の砂浜へ。
う~ん、石を投げると漆黒の海にそれらしきものがチラチラ。
天の川が見える、きれいだね~。

わ~すごいな。小さな蟹があそこにも、ここにも。
子どもたちは熱心に見つめています。

上蒲刈島は、はるか縄文の昔から、海水と海藻を利用した塩作りが盛んでした。
その藻塩焼きが現代に甦り、島の特産物となっています。

かつて塩作りに使われた「土器」を復元。
「藻塩作り」も体験できます。

以前は船でしか往き来ができなかった島々も、今ではそれぞれに橋が架かり、
快適なドライブウェイで繋がっています。

次に立ち寄ったのは、大崎下島の御手洗(みたらい)御手洗地区。
江戸時代、交易船の風待ち・潮待ちの港として栄えたところです。

現在も当時のものから、明治・大正・昭和初期の建物までが残っていて、
国の重要伝統的建造物群保存地区に指定されています。

 

かつての船宿で、元船大工さんだった方が「おちょろ舟」のミニチュアを作っておられます。
おちょろ舟とは、沖に停泊する船まで遊女を運んだ、小舟のことだそうです。

もっとゆっくり町全体を見たかったのですが、
何分にも暑く、観光客も疎ら。カフェも閉まっていて、
残念ながら早々に次の目的地へ。

 

江田島の能美海上ロッジからの、夕景。

こちらは、朝の光景です。

久々に長閑やかな広島の島々を、愉しむ旅となりました。

                                                                                                   (2013.8.8~10)

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夏の花散歩

2013-08-16 21:48:14 | 

猛暑の夏。
それでも、夏の花々はしっかりと咲いています。
マツバボタンは、昔からある花で、今では自己主張せず。
でも、写真に撮られると意外と可愛いことに気づきました。

こちらは、チェリー・セージ。アップにして花の様子を観察してみました。

白いオキザリスが今ごろ咲いています。
葉は濃紫で、花の引立て役。

モミジアオイは、遠くから見てもわかります。
夏らしい花。涼やかな葉っぱ。

家々の塀を背に咲く花々。花散歩も楽しいものです。

コメント (2)
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