四季彩日記

英国暮らしを経て、日本の美を再発見

北欧の旅 ノルウェーの大自然を行く ベルゲンBergen

2008-09-25 02:13:19 | Weblog

いよいよ北欧の旅も最終回です。

ヴォスからは再度ベルゲン特急に乗り、
ついにノルウェーの西端の街ベルゲンに到着。
細長い湾の周囲にひろがる港町は、すぐそばまで山が迫り、
フィヨルド地方独特の地形になっています。

(上の写真はフロイエン山からの眺望。ここへは街中からケーブルカーで行くことができます。下の写真の突きあたりの白い建物がケーブルカー乗り場)



ベルゲンは中世後期からハンザ同盟の街として栄え、
400年に亘って隆盛を誇ってきました。
当時の姿は、港に面したブリッゲンBryggen地区に見ることができます
(写真下・ユネスコの世界文化遺産に登録)。
カラフルな木造の家屋に近づいてみると、建物には奥行きがあり、
その隙間を通り抜けると、表側とはまた違った表情が現れます。

かつて、ハンザ商人の家や事務所として利用されてきた建造物群は
今ではほとんどがみやげ物店になっていて、
観光客で大いに賑わっていました。


(こちらは港に面した19世紀の建物)

7月の旅の記録でしたが、最終回は木の葉が色づく頃となってしまいました。
長々とお付き合いいただき、ありがとうございました!

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北欧の旅 ノルウェーの大自然を行く(フィヨルド観光)Ⅶ

2008-09-20 23:07:19 | Weblog

グドヴァンゲンGudvangenでフェリーを降りると、
桟橋のすぐ前がバス停。
ここからヴォスVossに向けて1時間20分ほどバスに乗ります。
たくさんの観光客を乗せるため、数台のバスが増便され、
17時過ぎから次々に発車しました。

ようやく1台のバスが通れるような狭い山道は
ヘアピンカーブの連続で、眼下は深い谷底。
怖さを感じる余裕はなく、
ダイナミックな景観に圧倒されっぱなしでした。

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北欧の旅 ノルウェーの大自然を行く(フィヨルド観光) Ⅵ

2008-09-19 07:21:48 | Weblog


行く先々で、さまざまな表情をみせるフィヨルド。
氷河の遺してくれた爪跡は、何とも豊かで壮大なものでした。
ネーロイフィヨルドへ入っていくと、
左右の岩山の幅はさらに狭まり、峻険な崖が迫ってきます。
このフィヨルドはは2005年に世界自然遺産に登録されています。

やがて、フェリーは終着地のグドヴァンゲンGudvangenへ。
「もう着いてしまったの?」と、思えるような、
あっという間の2時間でした。

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北欧の旅 ノルウェーの大自然を行く(フィヨルド観光) Ⅴ

2008-09-17 02:39:16 | Weblog

ソグネフィヨルドSognefjord は、
ノルウェーの内陸深部から西海岸まで続く、氷河の痕跡のひとつ。
全長205km、最深部は1308mで、世界最長・最深といわれるフィヨルドです。

このコースはその支流のアウルランフィヨルドとネーロイフィヨルドを、
およそ2時間で巡ります。

次々と現れるさまざまな形の山々。
直立した岩肌を流れ落ちる大小の滝。
なだらかな岸辺に小さな村々が点在する光景は、思いもかけないものでした。

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北欧の旅 ノルウェーの大自然を行く(フィヨルド観光)Ⅳ

2008-09-16 01:37:39 | Weblog

フロム駅で降りると、目の前にフィヨルド観光船が停泊していました。
これに乗ってグドヴァンゲンまでのフィヨルドを体験します。
船の出発までの時間に、駅舎に続くカフェでランチをとり、
15時10分、さあフィヨルドへ出発。

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北欧の旅 ノルウェーの大自然を行く(フィヨルド観光) Ⅲ

2008-09-14 02:47:01 | Weblog

ベルゲン特急をミュルダール駅で下車して、
13時23分発のフロム鉄道に乗換え。この登山列車で、
急勾配の20kmを1時間ほどかけて下ります。

ミュルダールを発車してまもなく、列車は「ショースの滝」に数分停車。
これは落差300m余りの滝を見物するためのサービスです。
デッキに出ると、飛沫が降りかかってきて、カメラを向けるのもままならぬ状況。
豪快な滝に圧倒されていると
どこからか大音響が鳴りわたり、
岩の上に女性の姿が・・。ひとしきりダンスを披露しました。
2枚目の写真の真ん中あたりの岩をご覧ください。

しかし・・ダンスはともかく、演歌調の音楽は、いただけませんでした。

 

 

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北欧の旅 ノルウェーの大自然を行く(フィヨルド観光)Ⅱ

2008-09-13 03:21:25 | Weblog

(前回からの続き)
ベルゲン特急の車窓からは、万年雪を戴く山々が。
そのダイナミックな光景に思わず「すご~い」と声をあげてしまいました。
やがて列車は「Finseフィンセ」駅に到着。
ノルウェーの鉄道駅の中で最も高所(1222m)に位置する駅です。

このあとミュルダールで乗り換える「フロム鉄道」は
ガイドブックでも「絶景ルート」として紹介されています。しかし
どちらかといえば、ベルゲン特急の景観に軍配を上げたい・・
というのが我々の感想でした。

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北欧の旅 ノルウェーの大自然を行く(フィヨルド観光ルート)Ⅰ

2008-09-12 03:23:33 | Weblog

いよいよ、北欧旅行の最大の目的である、フィヨルド観光に出発。
オスロから西へ、
ベルゲン特急(鉄道)ーフロム鉄道ーフィヨルド観光船-バス-鉄道
と乗り継いで、フィヨルドの町ベルゲンBergenまで行く周遊券があり、
これを利用して、1日でこのルートをたどりました。
(車窓からの写真はガラス越しの画像です)

オスロ駅を朝8時11分に出発したベルゲン特急は
およそ5時間で下車駅のミュルダールMyrdalへ。
その大半の行程は、森と湖そして川の穏やかな風景が展開しますが、
ミュルダールに近づくにつれ、登り勾配になり、
しだいに車窓の風景も森林限界に近づいてきました。

このあとの絶景の山越えは、次回へ続きます。

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北欧の旅 オスロ Oslo オペラハウス

2008-09-06 07:29:07 | Weblog

オスロの駅から陸橋を渡って港湾に向かうと、
目の前に白亜の殿堂が現れました。
今年4月に完成したオペラハウスです。
壁面のスロープを登っていくと、屋上に出られる、という
面白い造りです。
ガラス張りの外観とは打って変わって、ホールの壁は温もりのある木製。
ノルウェーの「木の文化」を象徴しているように思われました。

オペラは9月のドン・カルロで始まります。

(1階のフロアには海を望むレストランが)

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北欧の旅 オスロ Oslo の街

2008-09-02 03:09:08 | Weblog

ムンク美術館の向かいに植物園がありました。
この日は、オスロでも気温28℃という、
この夏最高の暑さでしたが、
木蔭に入ると、風も爽やかです。
園の管理をしている、お姉さんが、短パン姿で
熱心に芝刈りをしていました。(写真下)。


オスロは街中にも緑が多く(上下の写真)
のんびり散歩が楽しめます。
人口56万の首都は、住み心地がよさそうです。

ただ、ほとんどの商品に11%~25%という付加価値税(VAT)が課せられていて、
この点においては、(観光客にとって)なかなか厳しいものがありました。

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