いよいよ北欧の旅も最終回です。
ヴォスからは再度ベルゲン特急に乗り、
ついにノルウェーの西端の街ベルゲンに到着。
細長い湾の周囲にひろがる港町は、すぐそばまで山が迫り、
フィヨルド地方独特の地形になっています。
(上の写真はフロイエン山からの眺望。ここへは街中からケーブルカーで行くことができます。下の写真の突きあたりの白い建物がケーブルカー乗り場)
ベルゲンは中世後期からハンザ同盟の街として栄え、
400年に亘って隆盛を誇ってきました。
当時の姿は、港に面したブリッゲンBryggen地区に見ることができます
(写真下・ユネスコの世界文化遺産に登録)。
カラフルな木造の家屋に近づいてみると、建物には奥行きがあり、
その隙間を通り抜けると、表側とはまた違った表情が現れます。
かつて、ハンザ商人の家や事務所として利用されてきた建造物群は
今ではほとんどがみやげ物店になっていて、
観光客で大いに賑わっていました。
(こちらは港に面した19世紀の建物)
7月の旅の記録でしたが、最終回は木の葉が色づく頃となってしまいました。
長々とお付き合いいただき、ありがとうございました!