白のムスカリとチューリップが
織りなす「夢の川」。
毎年、色やデザインが替わり、
園内最大の見どころのひとつとなります。
植えられている球根の数は2万個とか。
5月初めのキューケンホフ公園でした。
白のムスカリとチューリップが
織りなす「夢の川」。
毎年、色やデザインが替わり、
園内最大の見どころのひとつとなります。
植えられている球根の数は2万個とか。
5月初めのキューケンホフ公園でした。
キューケンホフ公園の keuken は、オランダ語で「キッチン」、
hof は「城などの庭」の意味だそうです。
この広大な土地は、かつては、ヤコバ伯爵夫人の所有地で、
野菜などが栽培されていたそうです、
これが公園の名の由来となりました。
観光用の風車の周りにも人が溢れています。
さまざまな種類のチューリップが咲き競っていました。
「あなたが好きな花はどれ?」と
聞かれているような気がして、好みのものを探してみました。
前回アップした、シンプルなピンクが一番好きかしら・・。
藤棚から下がっているプレートには
日の丸と「とっとり花回廊」の文字が。
こんなところで「日本」に出会えるとは。やはり嬉しいものです。
開花までは、もうしばらくかかりそうです。
チューリップとムスカリ、そして新緑までが
デザインに加わり、
しばし立ち止まり、見入ってしまいました。
花の配色や配置は、毎年変わるそうです。
5月の下旬にこの園が閉まると、
すぐにまた、翌年のデザインの検討が始まるとのこと。
2か月の開園のために、
その前の10か月は準備期間になるのです。
さすが、花の王国オランダ・・と感心しきりでした。
水辺にはアザレア(西洋ツツジ)も。
(2009年5月2日)
5月の2日から3日間、Bank Holidayの連休にオランダを訪ねました。
キューケンホフ公園はアムステルダムから30㎞ほど南西に下った
北海の沿岸にあります。
この地方の砂地は、広大なチューリップ畑となりますが、
畑の花は球根を育てるために、すぐ摘み取られてしまいます。
そこでこの公園では、観賞用にチューリップを育て、
3月下旬からおよそ2か月間、公開しているのです。
世界最大規模の球根草花園とあって、世界中からの観光客が訪れ、
園内の混雑ぶりは大変なもの。
キューケンホフへの道路の渋滞もひどく、予定より1時間遅れで着きました。
入り口近くの水辺では、カモの赤ちゃんも。
ほとんどの花が摘み取られたあとのチューリップ畑
再びセント・アイヴスへ。
満潮の時には、海水が道路まであふれるほどなのに、
引き潮になると、灯台の足元まで歩いて行けます。
blue- green の海・・・とロンドンっ子が言っていたけれど、
これは彼女の造語ではなく、
本当にそういう表現があるようです。
たった3日間の滞在でしたが、
後ろ髪引かれる思いで海に別れを告げました。
ミナック・シアターから、さらにタクシーで15分ほど。
ついに到達しました。ランズ・エンド。
ブリテン島の最西端。大西洋の果てはアメリカです。
断崖絶壁の高さは、あとで空中写真の絵葉書で実感。
記念撮影をする写真屋さんが人気です。
後ろに立つ左のプレートにはNEW YORK 3147、
右には、旅行客の出発地からの距離と日付が記されます。
我々はもちろん、TOKYO 8226。
マイルですので、キロになおすと、およそ1万3200㎞。
よくもまあ、こんな遠くまで来たものです。
背後は荒涼としたヒースの丘。
地面を覆う黄色の花は、
ゴースgorse という名だと、運転手さんに教えられました。
あとで調べてみると、日本名はハリエニシダでした。