四季彩日記

英国暮らしを経て、日本の美を再発見

オレンジ スライスジャム

2013-06-30 16:29:20 | グルメ

ご近所の方から、オレンジ スライスジャム というものをいただきました。
ジャムの瓶に、輪切りのネーブルオレンジが、
そのまますっぽり入っています。
もちろん、外側の皮も中の皮も柔らかく、美味しく味わえます。

珍しいジャム。何だか嬉しくなって、アップしてみました。

ちょうど無農薬オレンジの皮を使って、マーマレードを作ろう、と思っていたところです。
一般的には、皮の黄色い部分だけを使い、白いワタのところは捨てます。
でも、差しさわり無いのでは・・と考えて昨年はワタ入りのものを作りました。

これだけ見事に柔らかく仕上げるのは、素人にはちょっと難しい。
でも、丸ごと食べられる、ということがわかり、ジャム作りの参考にもなりました。

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ロンドン漱石記念館・夏目漱石第5旧居

2013-06-21 16:22:13 | 

 

漱石記念館は、英国在住中には、訪ねそびれたところ。

ロンドンの中心から離れていて、しかもテムズ河の向こう(南側)であれば、
日本人在住者には縁遠く感じられ、その存在を知ってはいたものの行くチャンスを逸していました。

今回の旅行では是非訪ねてみたい、と思い、
前もって、ウエッブ サイトや来訪者のブログを参考に、「予習」をしてまいりました。

これからロンドン漱石記念館を訪ねる方のために、少し詳しくご紹介いたします。



まずは、記念館までの道のり。タクシーで中心地からおよそ20分。

ロンドンの中心からタクシーに乗り、運転手さんに住所を差し出し、記念館の前まで連れて行ってもらうことにしました。
イギリスでは住所さえ解れば、目的地までタクシーが行ってくれるはず。
記念館の番地は「80B,The CHASE,LONDON SW4 0NG 」。

ところが、The CHASE通り に入っても運転手さんは、80 番地の建物をすっ飛ばしたようで、
もう一度、同じ通りを逆戻り。
ようやく80番地を見つけ、でタクシーを降りて、フラットの階段を上って確認。
「あった~」
ドアの左手の呼び鈴の下に、小さく [SOSEKI MUSEUM IN LONDON]の表札が。

「へ~これが、記念館か」
運転手さんが、驚きの声をあげます。大きな建物かと思ったとのこと。

ベルを押して、ドアを開けてもらい、2階(日本の表現では)へ行くと、
そこに「漱石記念館」がありました。

漱石記念館は、漱石研究家の恒松郁夫氏による私設記念館です。
漱石の英国留学における資料などが写真とともに展示され、
ロンドンでの暮らしぶりが伺えます。

1900年(明治33年)10月から2年余り、英国に留学した漱石ですが、
その間、住居を5回変えました。
5番目に住んだ第5の下宿(下の写真)が、記念館の向いの建物の3階にあります。

現在はここの居住者の意向で、部屋の中の見学はできません。
が、建物の壁にはブループラークが貼られています。
「ブループラーク」とは著名人が暮らした建物が歴史的建造物と認められ、
その印として、ブルーのプラークがその部屋の壁面に貼られるものです。

「漱石が暮らした家」のブループラークは、日本人初のものだそうです。

当時の英国は大英帝国として繁栄を極めたヴィクトリア朝 終焉の時期でした。
漱石がロンドンに赴いた翌年(1901年1月)、ヴィクトリア女王が崩御され、
漱石はその葬列を見送った、という記録が残っています。

チェイスの家並みは、ヴィクトリア時代のもので、漱石が暮らした当時とあまり変わってないそうです。
漱石の下宿近くのこのポストも当時のもの。

当時も今もアッパークラスの居住地区、と聞きました。
漱石は1年2か月をこの地で暮らしましたが、
研究を重ねながらも、精神的には辛い日々であったことでも知られています。

帰りは、クラパム・コモンの広大な公園を見ながら、
地下鉄ノーザン・ラインのクラパム・コモン駅(Clapham Common)方面へ。

途中で、今歩いてきたチェイス通りを振り返ってみましたが、
木々が生い茂り、道がどこにあったか、ということもわからないほど。
やっぱり、タクシーで来たのが正解でした。

途中にバス停があったので、地下鉄に乗るのを止めて、バスで戻って来ました。

漱石が暮らしたThe CHASE 通りは、考えていたよりずっと素敵なところでした。
ロンドン旅行の折には、是非お立ち寄りください。
ただし、記念館の開館時期・曜日・時間が限られているので、ご注意を。
 
                                       (visit 2013.5.18)

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ロンドン・パリの旅 Ⅰ

2013-06-09 10:47:17 | 

2013年5月15日~24日、ロンドンに滞在。途中、3泊はパリを往復。

3年間暮らしたロンドンを離れて2年10か月。
懐かしく記憶している彼の地は今はどのようになっているのかしら。
まずは、かつての生活圏の探索から始まりました。

例年なら5月は春の穏やかな日を享受できるはずですが、今年はまだ冬の寒さ。
しかも、暗くあまりお日様にも恵まれない日々に、
忘れていたロンドンの天候を思い出しました。

赤い2階建てバスは、モノトーンの風景の中で、とびきりの精彩を放っています。

上はトラファルガー広場の、ライオンの像。一対のうちのひとつ。
奥の建物は、ナショナル・ギャラリーで、この美術館にはよく出入りしました。

近くのチャリング・クロス ステーション。この建物に施されている細工に見ほれます。

国会議事堂のタワーとビッグベン。
Big Benはこの街で一番正確な時計です。

 

住んでいたフラット(マンション)近くの公園。
マロニエ(Horse Chestnut)が花盛りでした。

八百屋さんのお店の構えも前と変わりはありません。

ときどき行っていた数軒の飲食店が消えていましたし、
綺麗になった地下鉄の車両もありました。
しかし、
2012年のオリンピックを経ても、それほど大きな変化は感じられないロンドンの街でした。

 

コメント (2)
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6月の写真教室

2013-06-07 21:56:05 | 写真レッスン

お教室に入るなり、まず目に飛び込んできたのが、2輪の芍薬。
6月の主役です。

いろな種類・大きさのトマトが出盛りのこの頃。
毎日、ガブッと食べて、爽やかです。

皆さんもおひとついがか?

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