ハムステッドの駅前通りから数分歩くと、
ハムステッド・ヒースの丘が広がっていました。
途中からは遊歩道もなく、ちょっと一人では歩けないようなところ。
丘の端に住んでいられる、Andy 先生が案内してくださいました。
丘へ登る途中には美しい教会や、
19世紀の詩人キーツJ.Keatsの家も残されています。
明日から数日旅行をして、年が明けてから帰国いたします。
10日ほどお休みしますが、
続きは、東京発の投稿でご覧ください。
よい新年を!
ハムステッドの駅前通りから数分歩くと、
ハムステッド・ヒースの丘が広がっていました。
途中からは遊歩道もなく、ちょっと一人では歩けないようなところ。
丘の端に住んでいられる、Andy 先生が案内してくださいました。
丘へ登る途中には美しい教会や、
19世紀の詩人キーツJ.Keatsの家も残されています。
明日から数日旅行をして、年が明けてから帰国いたします。
10日ほどお休みしますが、
続きは、東京発の投稿でご覧ください。
よい新年を!
重厚なレンガ造りの豪邸群を両サイドに見ながら、
バスが坂を上りきると、ハムステッドに着きます。
ハムステッドはロンドンの北の郊外にある町。
18世紀に鉱泉が湧き出したのを機に、
上流階級の人々が居住するようになったとか。
今でも著名人が住むお洒落な町です。
gg
ハイストリート(駅前通り)は賑やかですが、
一歩路地に入るとアンティーク屋さんがあったり、
カフェがあったり。探索するのが楽しい。
下の写真は、クレープ屋さん。
いつも長蛇の列ができています。
いよいよクリスマス。八百屋のおじさんが、
Have a nice Christmas!
なんて言って、つり銭をわたしてくれます。
華美なイルミネーションはあまりありませんが、
人々のウキウキした雰囲気が伝わってきます。
Clifton Nursery (苗木屋)では、直径1メートル余りもあるリースが、
ツリーや飾り物を買いに来る人を迎えてくれます。
やどり木が売られているのを見つけました。
西洋ヤドリギをみたのは初めて。
ヤドリギは他の木に寄生しています。
親の木が落葉する冬でも緑緑としていて、
薬草にもなるため、
古くから神秘的な植物として大切にされていたそうです。
クリスマスにはドアに下げて「魔よけ」にする慣わしがありました。
ヤドリギの下でキスをすると、翌年結婚できる・・
というような類の言い伝えがいろいろあるようです。
白玉の実に魅かれて、一茎買ってきました。
クリスマスの準備もすっかり整い、
街はプレゼントを買う人で賑わっています。
クリスマスプレゼントを交換する・・ということは、
この国では大切な習慣のようです。
街の飾りつけは東京の方がはるかに華やかですが、
石とレンガの街にふさわしい、お洒落な飾りを
あちこちで見かけます。
上の写真は、「The Ritz」の入り口。
下はそのホテルの前の歩道です。
その洗練された豪華さは、「さすが、リッツ」。
繁華街に隣接したグリーン・パーク。
その名の通り、芝生の上に木々が生い茂り、
夏はいい木蔭をつくります。
今の季節、すっかり葉は落ちていましたが、
プラタナス並木は、夏とはまた違った趣で
寒さを忘れて歩いてしまいました。
樹齢は200年くらいだとか。
ロンドン市内には多くのプラタナス並木がありますが、
この巨木の列は、市内随一とも。
、
窓辺やドアの前を、センスよく寄せ植えで飾っている家を
よく見かけます。
上の写真は壁に藤を這わせていて、
お花の季節はきっと見事なことでしょう。
ドアの両サイドに置いてあるのは、
ベイリーフ(月桂樹)のトピアリー。
この手のものでもっとも多いタイプです。
その下のオリーブの樹も時々。
下のコンテナガーデンが、今の季節の代表的なものです。
ミニシクラメンを上手に使っていますね。
寄せ植えだけを見ても、ガーデニング王国の一端がうかがえます。
でも、人様のお宅を撮るというのはなかな難しい。
そうでなくても、セキュリティ-に敏感な国ですので・・。
パディントン駅 Paddington St.まで、歩いて15分くらい。
空の玄関口であるヒースロー空港からヒースローエクスプレスが
到着する駅でもあります。
ドーム型の駅舎のホームに立つと、
あ~、ヨーロッパに来たのだなあ・・。という
感慨もひとしお。
駅舎というより、ホームを覆う屋根の美しさ、
壁の意匠の繊細さ。
日本では見られないものばかりです。
この駅舎は1854年に建設され、1999年に改修されたもので、
世界でも名建築の駅舎のひとつに数えられるものだそうです。
そうそう、アガサ・クリスティーの小説にも登場しますね。
歩いて15分ほどに リージェント・パーク Regent’s Park
があります。広大な公園を一周するのはとても大変。
そこで、いつも片隅だけを散策することになります。
とは言っても2~3キロは歩きますよ。
この写真は2週間ほど前のもの。
今は木の葉もだいぶ散ってしまいました。
そして、昼間の時間がどんどん少なくなっていきます。
公園は水鳥たちの遊び場でもあります。
鳥たちはあまり人を恐れず、近づいてきます。
ロンドンの「新宿」とでもいいましょうか。
Piccadilly Circus ピカデリーサーカス。
行き交う人々は、観光客らしき人が多いところでもあります。
ゆっくりカメラを構えて撮りたいのですが、
そんなことをしている間にスリに合うのではないか・・、
と心配で、急いでシャッターを押してしまいます。
スキがあれば、バックや荷物がなくなってもおかしくないのは、
ロンドンだけではなく、
ヨーロッパどの都市でも同様です。
すぐ近くにLittle Venice と呼ばれる運河があります。
かつての水運の名残ですが、
運河には、たくさんのボートが係留されていて、
そこを住居としている人もいます。
舟の中は結構広いのだそうで、船上で、お花を栽培したりしている
様子が伺えます。
カフェになっているボートもみかけました。
下の写真は運河の上のカフェ。
向こう側は大通りになっていて、そちらが入り口です。
いつも人影が絶えない、人気ぶりです。
ロンドンのあちこちでアンティーク市がたちます。
曜日が決まっているところ、毎日たつところなど
さまざまです。
毎週金曜日にたつ、バーモンジー(Bermonsey)の市に
行くチャンスがあり、一昨日、行ってみました。
ガラクタのように見えるものもあれば、
なかなかいいな・・と思うものもあり。
プロのバイヤーが集まる本格的な市だけあって、
値段もそれなりのものが多かったです。
ティーカップで気に入ったものがあったので、値段を聞くと
「20ポンドだよ。雨なので半額だ」とのこと。
「1940年から50年くらいの間にフランス・リモージュで
作られたものだよ。」
と、おじさんは即答するのです。
「じゃ、これください」と、ただ見るだけのつもりだったのですが、
買ってしまいました。
上質の銀製品が出ることで知られる市でもあるそうで、
スプーンなどの小物は、
おじさんが、虫眼鏡で刻まれた文字を見てくれます。
分厚い本を広げて、「ほら、ここに書いてあるよ。
これは1937年ものだ」とか何とか説明があるのです。
ほんとかなあ・・と思うけれど、実にもっともらしい。
「この本にこの市のことが載っているよ」と、見せてくれたのは
日本の雑誌「旅」の特集ページ。
「この本は古い(歴史があるもの)か?」と聞かれたので、
古い古い・・と言って笑ってしまいました。
ヨーロッパでは、古ければ古いほど価値が高まるのです。
今日は土曜日。午前中、陽射しがあったので
用事を急いですませて、外に出ました。
休日は子どもたちがパパと遊ぶ日です。
中央のお父さんをご覧ください。
おもしろい格好で赤ちゃんを抱っこ(?)しています。
パパたちも楽しそう。
(2005年12月3日)
どんよりした曇り空の多い日になりました。
風も冷たく、いよいよ冬の到来です。
近くの教会のお庭。
西洋芝は1年中青々としているので、
「冬枯れ」という光景にはなりません。
、
昼間でも薄暗い日が多く、寒い日が続いています。
気温は10℃以下でしょう。
でも、カフェでは、外でくつろいでいる人も。
お肉屋さんでは、このようにブロックでしか売っていません。
ポーク、ラム、ビーフ、チキン。いずれもオーガニック印のものを買うと、
なかなか美味しい。