その日暮らし

田舎に暮らすこの虫は「カネ、カネ、カネ」と鳴くという。

雲と自由が棲むという里で百姓に成りきれるかな?

心に刺さった棘は…

2024-04-16 05:55:54 | 巡礼

「今日の空がこんなに青かったなんて…

今まで気づかなかったよ。」(ちびまる子ちゃん名言集より)…下草を焼いて、枯れ木を片付けて見上げれば『お金の芽(タラの芽)』が開いていた^^;
梅が咲いて、桜と桃が同時に咲いて、気が付けば、「わらび」や「こごみ」も芽吹いていた。「タラの木」を見ながら、先日逝去された声優のTARAKOさんをイメージし、『ちびまる子ちゃん』が吐いた名言がないだろうかなどと探してみた。『お金になる種や芽』がないかと下ばかり眺めているから、空が青かったことすら忘れてかけている。少なくとも、この青空だけはお金持ちにも貧乏人にも青く見えているはずなのだけれど、どうも貧乏人は愛でる『余裕』というものがないようである。「無駄に見える時間も人生には必要らしいよ。」と、母 さくらすみれの言葉が続くのではあるが…。
しかしねぇ、タラの芽、わらび、ウルイと軒並み成長し始め、これにホウレンソウ、スナップエンドウと続いてくれるはずだから、息つく暇がない…田んぼや畑を耕起して、種や苗を植えながらの収穫作業だから、春先の忙しさは半端ないのよねぇ。(これが今のお金に変わってくれれば良いけれど、少なくてもお金は3ヶ月後からだから、資金繰りの方も息が続かない^^;)
こちらの体力や時間に合わせて、作物も成長してくれれば良いのだけれど、そんな手前勝手な都合に合わせてくれる訳もなく、一人の人間に『富(収穫)』を独占させないように、植物(作物)たちは一斉に芽吹くのかも知れないねぇなどと、また下らないことを考えております。(改めてTARAKOさんのご冥福をお祈りいたします。)


昨日の桃とスモモとは違う本物の「咲分け」

さて、生き物は、「棲み分け」によって、互いの領分を侵さない工夫を凝らし、「棘」を纏ってその身を守るモノがいる。人間は、畑(庭)の中に集約して栽培し、上手く回転させて「生業」にしております。はて、タラの木もこちらの木瓜(ボケ)も外向きに「棘」を身に着けておりますが、何から身(芽や実)を守ろうとしているのでありましょうか?少なくとも、畑のタラの大木は、昨年、キスジカミキリの食害を受けてしまったようであり、太い(老木)が何本か枯れてしまいました。老木化して主幹に「棘」が無くなり、無防備になってしまった結果かも知れない。
はてさて、『相手』から身を守るための「棘」と、心に深く刺さる『言葉の棘』があるらしい。自分では何気なく発した言葉が、相手を怒らせ、傷つけてしまっていることが多々あるような気がする。外からの『棘』は抜くに限るし、時が経てば傷も癒えるだろうけれど、『内なる棘』は中々抜けないもののようである。時が解決してくれれば良いのだけれど、何年か経っても蘇ってくるから厄介な代物ではある。相手の真意が分からない内は、決して抜けないだろうなぁ…。そんなとき、さくら家の父 ひろしの名言「命にかかわること以外、どうでもいいことばっかじゃねぇかよ。」…しかしなぁ、子どもたちには「どうでもいいこと」じゃないんだよなぁ…。身(命)を守るためには、敢えて『棘』を身に纏う必要があるのかも知れない。祖母 こたけさんは語る「許すことができない人間は寂しいねぇ。人生なんて許しまくってなんぼだよ。」昭和30年代とは違った、厄介な世の中ではある。今朝は「ちびまる子ちゃん」でまとめかなぁ(笑)


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