その日暮らし

田舎に暮らすこの虫は「カネ、カネ、カネ」と鳴くという。

雲と自由が棲むという里で百姓に成りきれるかな?

急いては事を仕損じる^^;

2022-10-25 07:50:26 | 転職

待つこと2週間…何とか水分量も合格^^;

突然ですが、昔あった新潟県(コシヒカリ農家)と山形県(ササニシキ農家)の県境付近の小話を…。
「スズメは美味しいモノを知っているから、隣りの田んぼからスズメがやってきては、我が家の米ばかりを食べて行く、困ったもんだ^^;」…お互い様だから、困り事と言うよりは自慢話ですけれどね。はてさて、今年の『おやじぃ』は、体調不良で意欲も減退、遂にはカメムシ防除の殺虫剤散布さえサボるという英断?をし、斑点米(吸汁米)が出てしまったら選別機に掛けるしかないと覚悟を決めていたのですが、あれまぁ…ほとんど斑点米被害がない!(1,000粒当たり…一握りに2粒の斑点米が混入すれば、2等米格下げであります。)しかし、相方『チャオちゃん』の機械乾燥がやや甘く、0.1%の水分量の差で、買い入れ基準を満たさない…解決策として選んだ方法は、そのままで自然乾燥させるというものだったのですが、曇り空が続き、稲刈りから2週間後の出荷となりましたよ。(ああ、これでようやく我が家も新米にありつける^^;)価格が低迷しても、収量が少々落ちたとしても、1年の成果が出れば安堵できる。
「オメ(お前)ホントに肥やしも消毒もしねが
った(しなかった)んだがぁ?」といぶかる『チャオちゃん』ではあるけれど、元肥とイモチ病防除以外の農薬を使用しなかったのは事実、今は「安心安全米」として「栽培管理票」なるものを集荷業者に提出しなければいけないから、「慣行防除より薬剤散布回数が少ないですけれど、体調不良で防除しなかっただけです。記入漏れではありません。」と事務員さんにお断りを入れる始末…収量は確かに落ちましたが、品質は良さそうですよ^^;
そんな中で、出て来た話が「今年は、つや姫ばかりにカメムシ被害が出て、はえぬきにはカメムシは出なかった。」というどこかで聞いたようなお話…「遂に、カメムシも美味しいお米を選ぶようになったかね?」などと何の根拠もないオチでしたけれど(笑)


修行から帰った『ノロ社長』のなべ焼きうどん^^;

山形県の銘柄米「つや姫」は「特別栽培米」として栽培しないと高額買取対象とはならないので、慣行防除の節減対象農薬を50%ほど減らして栽培されているはずである。また、「はえぬき」に比べて、出穂期・乳熟期がやや遅いはずだから、それが、カメムシの発生、移動のタイミングと一致してしまったことなど色々考えられる。一方、『おやじぃ』の田んぼの場合は、周りの田んぼは慣行防除している訳だし、畦畔の草刈りさえしなかったことで、さほど、カメムシが移動しなかったなどということも考えられる…まぁ、確かな原因が分からない以上、今年、減農薬に成功したから来年もと言う訳にはいかないだろうけれどね^^;
はてさて、話題は急展開して、政府の為替介入…経済学者は、その効果は短期、限定的とその効果に疑問を呈しており、一方の政府は「投機的な変動には対応をとる。」と表明されているのだけれど…。経済学素人の『おやじぃ』には、根本原因「米国の利上げと日本経済の低迷」を解決しない限り、円安基調は今後も続き、カンフル剤(ドル売り)を注入して、一旦、一瞬だけ円高にしても、円安は進むという確信があるから、投機筋の円売りに拍車を掛けて、投機筋を喜ばせているだけにしか思えないんですけれどねぇ…お金さえあれば『おやじぃ』も円売りしたいものだわ。(売国奴と言われても^^;)あらまぁ、少子化、人手不足と言われながら、海外で働く若者の手取り給与が、日本で働くより厚遇だわなんて報道もあったりして、研究費に恵まれない科学者が日本を離れるように、若者たちまで海外に逃げてしまったり、外国人研修生(実は、ブラックな労働環境じゃないのかい?)たちさえ、来なくなってしまったりしないかね…円売りよりも、それこそ日本売りが始まってしまったりしてねぇ?
「急いては事を仕損じる。」…『おやじぃ』はジッと我慢する。お米と違って、待っている内に、首が回らなくなってしまっているかも知れないけれど(笑)


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