その日暮らし

田舎に暮らすこの虫は「カネ、カネ、カネ」と鳴くという。

雲と自由が棲むという里で百姓に成りきれるかな?

彼岸だんご

2018-03-21 09:52:13 | 新規就農

「ふきのとう」の天ぷらも、もう直に…

彼岸の中日、祖母が健在な頃は「ぼた餅」を仏様に供えていた記憶もありますが、最近は仏壇にさえ、朝手を合わせる程度…ご先祖さま許してちょうだい^^;
さて、彼岸の明けには、団子を手にお墓参りをしていた記憶もありますが、小学校入学前の話なので記憶も曖昧であります。餡の無い白い団子だから、おやつにはなりませんが、祖母は必ず黄な粉やみたらし団子を別に拵えてくれたような気がする。(可愛い孫の特権であります。)
それよりも記憶に残っているのが、村人が総出で、道路の硬雪を割った記憶であります。現在のように機械除雪をしていなかったので、人が踏みしめた通り道だけが硬い氷の塊りとなって残っており、それを鍬などの農具で割っていた記憶が残っているのでありますが…お彼岸のお墓だって、雪に埋もれており、凡その場所に団子を備えた記憶があるくらいですから^^; 祖母は、幼い子どもを四人亡くしているから、ご先祖さまと言うよりは、わが子へのお供えの意味合いが強かったのかも知れません。生きていれば、私の叔父さん叔母さんでありますが、今は、祖母も我が父母も一緒にお墓に眠っております。寒の戻りに鼻水を垂らしながら、ふと、昔を思い出してみました。


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