今年も「独活(うど)」が芽吹きましたが…
亡き祖母の時代からある「ウド」の株…もみ殻で遮光栽培して「白ウド」として食べておりましたが中々増えない。一度、栽培方法を確認して株分けしたこともあるのだけれど、1株が3株に…しかし、それ以上増えません。何故ってアナタ、増えるたびに食べちゃうから…それでも、そして、放置しても何とか残っているから不思議ではある。(最低限のマナー?慎みはまだもっているから^^;)
どうやら、実生、挿し木、株分けと増やす手法はあるようなのですが、こちらは「うどの大木」ならぬ無能者…食べることは知っていても増やすことに関しては、お金もウドも下手なようであります。今年、体調もようやく戻り、産直に山菜類を出荷してみると、葉物よりは出荷前処理が簡単だし、商品単価が高くても売れるんだよなぁ…そこで『おやじぃ』は、改めて宣言する「山菜王にオラはなる!」ルフィのように高らかに宣言するのではありますが、残る「ワンピース」を食べちゃうから増えないのよなんてね…。
「うるい」の軟白栽培は、今年の実験でほぼ道が開け(乱獲で株が衰えたか…?)「タラの芽」は昨日で出荷終了、「こごみ」は手を掛けてこなかったから小ぶり、わらびがようやく出荷できるようになったので、連休までは山菜出荷でつながるような気がする。ただ、放置しておいて儲かる手段はないようである。ここに「ウド」が加われば…またぞろ『狸おやじぃの皮算用』が始まるのでありますよ(笑)
これが上越市の「かけ中華」350円…
さて、先日の新潟県上越市への遠征…本来は、揚げ玉を乗せて1杯280円。物足りないような気がして、天ぷら(ネギとイカ?切り刻んでいるから分からない^^;)70円を付けたから350円…まぁ、何とお安いのでしょう。それでいて、厨房内には女性4人ほどで切り盛りしているようだから、お客の回転率が高いに違いない。(セルフだし、ご覧のように胡椒などの香辛料も置いていないのである。)8時開店で『おやじぃ』が入店したのは10時、朝食とも昼食とも言える中途半端な時間帯でも10名ほどのお客さんがいましたからねぇ…『名』を取った証拠ですかねぇ。
はてさて、「山菜王にオラはなる!」と高らかに宣言した『おやじぃ』ではあるけれど、山のタラノ木はめっきり減ったような気がする。(採取者のマナーが原因かも?)栽培方法も確立しているようではあるけれど、地植えのモノとは味が違う。例えば「わらび」の場合は、観光園として入場料金を頂戴して営業している山もありますが、「あく抜き」という手間があって、お若い方には売れないかも知れない。商品単価が高くても売れなければお金に換わらない。リンゴの皮剥き、ブドウの皮でさえ敬遠されるような世の中ですからねぇ…お口まで直ぐに運べるような手立てをしてあげないと売れないのかも?ならば加工品は…食品衛生法の改正で、農家の製造所もHACCP(ハサップ)並みの衛生基準が求められるようになりましたよ。食中毒や異物混入は困りものだけれど、『農家のお店』『農家の手料理』etc.というものにも厳しい基準が設けられております。やられたら、やり返す…何とか販売方法を考えないとなぁ。「山菜王への道」も遠いようである(笑)
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