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その日暮らし

田舎に暮らすこの虫は「カネ、カネ、カネ」と鳴くという。

雲と自由が棲むという里で百姓に成りきれるかな?

泥にまみれず「スマート」に^^;

2025-02-26 05:47:51 | 巡礼

定植したのが12月だから…約3ヶ月?

 雪の中でもレタスは栽培できるんです…でも、まだ結球は緩く、葉は硬い^^;(実際には9月末に播種し、定植場所が開くまでの期間が長かったので、もっと早く成長し、収穫できたはずである。)これからの農業は「スマート(英:Smart=頭の良い)」に、人工光下で、水耕栽培する野菜工場で生産し、洗浄しなくても食べられる野菜を作らなければいけないのよ。泥なんかに塗れた『お百姓さん』なんぞやっているから後継者が育たないのよ…そうでしょう?農林水産省の皆さん^^;
 一方の「スマートじゃない(頭の悪い)」『おやじぃ』は、日々一文にもならない雪かきをして、ビニールハウスの倒壊だけを心配し汗を流している。どこぞに廃校になった建物は無いかね?雪下ろしの心配もせずに、LEDで野菜の成長に必要な波長の光を使い、適正濃度の溶液をPC管理下で循環させ、最短の栽培日数で作付けを回転させ、『儲かる農業』を実践してみせて進ぜよう…レタスひと株一体いくらで売ったら元が取れるものやら…「スマートなお百姓さん」は、当然利益率も即座に計算出来なければいけないんだよ(笑)


飯豊連峰に降り積もる雪は無駄なモノ?

 雪が融けて、川となって(ダムに貯水され)…野をよこぎり、畑をうるおし♪ってなぁ…果たして『地球温暖化』の影響かどうかは定かではありませんが、夏の渇水は恒常的な問題となっており、『迷惑な雪』を無碍に扱えば、そのお返しは必ず我が身に還ってくるはずなのにねぇ…。
 はて、どうしたんだ?『おやじぃ』!…昨日、アルバイトの事務仕事を受託している「水田多面的機能維持交付金」の概算払い請求書を官署に提出しましてね、3月に珍しく説明会が開催されるというので「交付内容がまた変更されるのですか?」と尋ねてみた。「来年度から長寿命化に関わる土木事業は、直営(工事の一部でも可)を基本とする内容に変更されます。」だってさぁ…。
「お前たちは、おバカか?個人ならともかく、団体が実施する施工工事で構成員がケガをしたら一体誰が補償するというのか?未だに農業者=土木作業員というイメージで物語りを作っているんじゃないかい?」…「『一部工事を直営化すれば、資材単価高騰の折、工事延長が伸ばせるでしょう。』という国の考えのようです。」ですと…確かに、人件費や資材も値上がりしているから、工事延長を伸ばすためには、一工事当たりの上限枠(縛り)を外せば済むはずなのにである。(と、『おやじぃ』は怒っているのである。しかし、天(農水省)に唾したところで、返って来るのは我が身であるから、反対であるという意思表明だけはして欲しいとお願いしましたけれどね。)


こんな地道なことをやっているからさ…

 はてさて、2024年6月に「スマート農業技術活用促進法」が成立したのだとか…結局のところ、IT産業や農業機械屋さんが儲かるための補助事業でしょう。(内容は確認していないけれど…見なくとも大体想像はつくわい^^;)農家だって儲からなければ産業として成り立たない。国民人口が減り、従事者が減り、衰退すれば関連企業も衰退する。作付け面積を拡大し、大規模化し、労働生産性を上げる…確かにその通りなのだけれど、脆弱な基盤(未だに土側溝の田んぼ)の管理、維持活動が少人数で出来ますか?そのための「長寿命化(鉄コン水路化)」だと思うのだけれど、次々に補助が打ち切られ、改良区にも金が無い^^; 結果、農民に土工もさせようなんて、江戸時代の灌漑事業かね(大笑)「スマート化」しなければいけないのは農水省の職員だったりしてなぁ(笑)


その内、『おやじぃ』もあの世に行くから…

 さて、老骨が竹槍を抱えて、吠えてみたところで天界に届く訳もなく、その前に『おやじぃ』が天界に(この場合は「地獄」かな^^;)召されるに違いない。腹を立てたところで、一円も儲からないし、腹だけは空くんだなぁ…。今夜はねぇ、小さいけれど肉厚のシイタケを使って、醤油バター炒めで一杯。愛人『シロ♀』もお気に召したようである。(シイタケじゃないな、バターだな^^;)また、『デブる』ゾイ。そうそう、残り少ない人生を「スマート(こざっぱりと)」生きてみたいもんだわ…「賢い農業」…農水省が目指すのは「スマート農業」ではなく「クレバー(狡猾な)農業」なんじゃないかなぁなんてね。やせ細って最近「スマート」になりましたなぁ…いえいえ、必ずどこかに利権で太る「クレバー」な輩が居るもんですよ(笑) 

コメント
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