事務所開きに久し振りの「馬刺し」^^;
「人を斬るのが 侍ならば♪ 恋の未練が なぜ切れぬ♪」…1931年(昭和6年)に発表された、小説「侍ニッポン」は郡司次郎正(ぐんじじろうまさ)の作品であるらしい。1935年には映画化され、坂東妻三郎が主役、新納鶴千代(にいろつるちよ)を演じているようである??? 『おやじぃ』も、さすがに、WBCに出場する際に編成される「侍ジャパン」は知っていても、「侍ニッポン」の内容は知らない。冒頭の主題歌は、昔懐かしい「懐メロ」で聞いたことはあるけれど…^^;
大老「井伊直弼」とその婚外子「鶴千代」のお話らしいのだけれど、まぁ、そんなことはどうでもいいや…久し振りの「馬刺し」を前に、これを「一枚、二枚…」と数えるべきか、「一切れ、二切れ…」と数えるべきか…などと、また下らないことを考えている内に、「一切れ(人斬れ)」「三切れ(身斬れ…切腹)」では縁起が悪く、店屋物の付け合わせの沢庵は「二切れ」である…という雑学に着陸してしまった次第であります。そして、「人を斬るのが…♪」という歌詞があったなぁなんて、妄想が拡がってしまいましたよ。また、生きて行く上では、何の役にも立たない知識を得るために、無駄な時間を費やしてしまった…ところがですよ、「切れ」という言葉には、色々な使われ方があるということに辿りつきましたよ。名詞的には、①物の切れ端(布切れ) ②刃物の切れ味 ③頭脳や技術の働きの鋭さ ④目じりの切れ込み具合etc.なんねて、そして、切ったものを数えるのに用いる助数詞といった具合。
まぁねぇ、身体のキレが今ひとつな毎日、頭だけでも『切れ味』を失わないように…友人『ノロ社長』がご馳走してくれた「馬刺し」と「そうめん」で今朝は、少々体調も改善したようであります^^;
キレキレのダンス…ただ寝ているだけ^^;
「悪い病気で死んでから香典を頂いてもありがたくないから、その前に温海(あつみ)温泉〇×屋に行かないか?」などと、同級生『オジSUNず5』の会で生前整理のひとつを提案する。いつも飲んでいる同級生ではあるのだけれど、「還暦同級会」の準備を相談している内に、コロナ禍であっという間に2年が経過してしまいましたよ。(その間にまた1名欠けてしまった。)そうそう、これからは欠けることはあっても、増えることなど無い同級生(当然である^^;)であるから、気の合う仲間で温泉旅行などというプランも悪くはない^^;
先に旅立ってしまった同級生には、「お斎(おとき)」とは別席で、食事会(我が在所では『耳塞ぎ』…発音的には『みみふたぎ』と呼んでいる…嫌なことをこれ以上聞かないということか?)など催して故人の想い出語りなどして来た。今までは「不幸にして先だった…。」ということになったであろうことも、そろそろ早い者たちには順番が回って来そうなお年頃である。(当然、自分の順番は遅いことを願っているのだけれど^^;)生前のことを語り合ったところで故人が還る訳でもなく、ましてや、自分がその話題の中心になることなど想像もしてはいないのだけれど…。つまり、考え方が後ろ向きなのでありますよ。若い頃ならば、これからどうするかという未来を思考したであろうけれど、定年退職の年齢を迎えてしまうと、「これからどうするか?」という未来ではなく、「これからどうなるか?」というような考え方に落ち着いてしまっている。有り余るはずであった時間が「生活するため」だけの労働に変ってしまった…「生きがいのためにも生涯現役で…。」と語る方が多勢であるとの調査結果もあるようだけれど、少々『おやじぃ』の生き方とは違うような気もする。すでに「恋の未練が 何故切れぬ♪」…今さら、恋の未練など微塵もないけれど、生き方に未練はアルアル。その未練をひとつひとつ潰していくことがこれからの生き方かなぁなんてね(笑)
♯戦争反対 「一切れ(人斬れ!)」「三切れ(身斬れ!…切腹)」などという命令にだけは従いたくないですよ。