花びらの黒い点は、弟の血?
未明に降ったまとまった雨の音で目が覚めました。普段であれば、そのまま起き出してゴソゴソとゴキブリの如く動き出すところですが、このところ『出稼ぎ先』はトラブル続きで少々お疲れモード。押し寄せるストレスに対処するには「寝る(練る)」のが一番と二度寝を決め込みました。(それでも眠れるのだから、たいしたストレスでは無いようでありますが^^;)
我が在所の民間治療薬(傷薬)となる「オトギリソウ」…「弟切草」という字が当てられ、何やら物騒な物語が各地で伝承されているようです。山形県におけるその物語は、ひとりの女性を巡って、仲の良い兄弟が刃傷沙汰に及んだという話であり、弟の墓前に咲いた「オトギリソウ」の花びらに残る黒い点は、弟の恨みの血などという伝承であります。
「ニホンミツバチ」だよねぇ?
世の中、物騒なニュースが連日報道されております。「バラバラの遺体発見」「不倫の果ての殺害」と枚挙に暇がない。子どもの頃、こんなにも殺人の報道があっただろうかと『胸糞』の悪くなるような日々…そんな喧騒を一向に気にする様子もなく、忙しそうにオトギリソウの花粉集めをしている「ニホンミツバチ」であります。ニホンミツバチですよねぇ?…しかし、小型だなぁ?
似たような形態をした「ババムカシハナバチ」(馬場[婆・糞?]昔花蜂???)という種がいるようですがどちらでしょう?いづれにせよ、彼女たちは梅雨空の晴れ間を縫って、せっせと蜜や花粉を巣に運んでおります。働き詰めでも一生、休んでも一生であります。「オトギリソウ」には「恨み」や「敵意」といった花言葉も…「恨み」を持って生きる一生よりは、「ご恩」を感じて生きる人生でありたいと思うのでありますが…。