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その日暮らし

田舎に暮らすこの虫は「カネ、カネ、カネ」と鳴くという。

雲と自由が棲むという里で百姓に成りきれるかな?

恥の文化

2016-05-29 07:34:01 | 新規就農

雨の後の「アカツメクサ」は、一段と色冴えて…

田植え後の土曜日、手直し作業(補植)を行いました。機械植えでは、田んぼの四角や欠株が生じてしまい、そこに差し苗をする訳ですが…収量に大きく影響するとは思えない。大規模な農家では、こんなことしている余裕も無いのだろうけれど…律儀に補植をする。(もう少し上手に植えられれば良いことか^^;)結果、また腰を痛める結果になるのであります。
こんな管理状態では「恥ずかしい」という、第三者の目を気にする「恥の文化」にほかならないのであります。『夢屋農園』の現在の農地を手に入れた時もそうでありました。「今さら、畑を求めて何をするつもりなのか?」…周囲の好奇の目が嫌で、ご近所さんと目を合わせる道路沿いの場所まで行くことにためらいがありましたから^^;


押し売り用の「新タマネギ」です。

「このままでは『ポン太郎君』は就職出来ないのではないだろうか?」…7年前からそんなことを想定していたと言えば格好が良い。退職後の趣味の延長と小遣い銭稼ぎ…その程度の軽い気持ちと諸事情が重なって求めた訳でありますが、除草作業と体力や気持ちの限界…憂鬱になることも…。今年から市場出荷を目指して本格稼働(農業を生業とする方からすればお遊び程度でしょうけれど)と意気込んでは見たものの、やはり自身の体力が続かないという現実に直面しております。
しかし、長男『ポン太郎君』は、今のところ黙々と作業を続けております。苗作りから始めた「新タマネギ」も見事に育ちました。今年の換金作物である「夏秋キュウリ」の支柱立て、苗の植え付けもほぼ独力で完了し、小さな達成感を感じているようであります。「アカツメクサ」の花言葉は「勤勉」そして「実直」…これから夏草との格闘が始まります。さてさて、彼の「勤勉さ」でこの課題を乗り越えることが出来るでしょうか?
『オヤジ』は、田んぼの除草剤を散布に行ってきます^^;

コメント (2)
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