勝手に机の上を触る

仕事や勉強の途中で
あるいは、どこかで机の上に
物を広げた状態のまま、
席を離れる事がある。
戻ってくると、誰かが
机の上を触っている。

動かされた気配が
明らかにある場合、
何だか気分が悪い。
勝手に、人の物を触るな！
そう思ってしまう。

人は、誰も居なければ
何をするか分からない。
居たら、しないのに・・・
咎め立てされる事は
本人がいない時に、するに限る？

関心のある相手や
見ず知らずの人でも
何をしているのか
気になる人が結構多い。

わざわざ用事がなくても
近くを通って、その人が
何をしているのか見る。
その延長が机の物を
触ることだろう。

見えない部分は
触って確認する？
机の引き出しを勝手に開け
探しているふりをして
何が入っているか
眺めて点検しているのか？

基本的に、人の物を
勝手に触ったり
見るのはおかしい。
注意されても、何故
自分が怒られるのか
分かっていない人間も居る。

躾とマナーやモラルが
ない人達にとって、
「机を触った位で、それが
どうしたって言うの？
何か取ったわけでもないのに」
そういう言葉が出てくる。

謝らない人も増えている。
自分に落ち度があっても
それが、どうしたと開き直る。
プライドの高い人間は
謝るのが苦手というのも
１つの現象である。

会話が途切れたら・・・

仕事やプライベートで
会話が途切れたら
あなたは、どうしますか？

何だか重苦しい雰囲気だと
感じる場合や、一呼吸して
また別の話をしたり
あるいは、向こうが何か言うまで
ずっと黙ったままでいる。

会話が弾む人と、何故か
話がブツブツと切れてしまう
人が居るのは確かだ。
折角、話題を提供しても
話が一言、二言で終ると
段々つまらないし、疲れてくる。

会話が途切れても
沈黙のまま、それが
別に気にならない相手は
気の遣わない、自分が
心を許している人だ。

話が途切れたら
何か言わなければ
という気持ちがある間は
心が通じ合う関係ではない。

話が膨らんでいく相手は
自分が、こんな事を言おうと
思わなくても、次々と
話題が流れていく。

一つの話から、別の話に
上手くかみ合いながら
どんどん広がり
時間が足りないと
思う位、話したい事が
一杯あるから不思議だ。

今日が初対面だとか、
付き合いが長いとか
相手と知り合った期間は
全く関係ない。

女は、お喋りだと言うが
男のお喋りも結構居る。
相手が、その話に興味があるか
どうかは、お構いなしに
ひたすら喋り続けているタイプ。

その場の人数に関係なく、
皆が楽しめるような話題を
提供出来るかどうか。
それで、その人の性格や
気遣いが分かってしまう。

反応がある ｏｒ 余りない

話をしている最中に
相手の反応があるｏｒない。
それによって、かなり
喋る方の気分は違ってくる。
反応があればいいけれど
ない場合は、相手に聞く。

あるいは、別の話へ
方向転換を図ることも
ありうるだろう。
日本人は、どちらかと言えば
おとなしく聞いている
タイプの方が多い。

肯定的であれ、否定されても
反応があるというのは
それだけ相手の話を
聞いている証拠だ。
退屈だとか、聞くのが嫌だと
よそ事を考えていたり・・・

反応がなければ、本当に
ちゃんと聞いているのか？
興味がないのか、
分からないのか、
きちんと把握しなければ、
話す気が失せてくる。

反応が乏しい人は
感受性が鈍い傾向が強い。
受信するアンテナが高ければ
同じ話をしても
反応が違うのが分かる。

表情の乏しい顔があるように
喜怒哀楽や反応が薄い人は
能面みたいな感じがする。
人間は反応があるから
話をしたり、一緒に居ても
楽しいと感じるのだ。

あなたは、何事にも
すぐに反応するタイプ？
それとも、余り反応しない方ですか？

感慨に耽る時

感慨に耽る時が
あなたは、ありますか？
忙しければ、誰でも
目先の事に追われて
物思いに耽る余裕はない。

ふと時間が空いた時、
あるいは喫煙中に
色々と考える事があるだろう。
ただ、ぼーっとしている
だけでも、他人には案外
感慨深げに見える。

私はタバコを吸わないから、
喫煙室や外で、仕事中に
一服する機会は
残念ながらない。

タバコを燻らしている
数分間は、その人にとって
どんな時間なのだろう？
いつも、旨いと思いながら
タバコを吸っている
とは限らない。

体調が悪く、咳をしながら
タバコを吸っている人は
別に珍しくない光景だ。
感慨に耽っているのか、
イライラを鎮める為なのか、
単に、ニコチン中毒なのか？

頬杖を付きながら
ぼーっと外を眺めている姿を
目撃すると、あの人は
感慨に耽っている最中だと
思ってしまう。

もし、頭で考えている事柄や
心の中が、誰にでも分かる
機械があれば、大部分の人は
自分が考えている事を
人に知られるのは
多分、嫌だと思うだろう。

人に喋らなければ
相手に知られない。
この方法を実践するのは
「沈黙は金なり」
これが座右の銘の人だ。

1年は早い ｏｒ 遅い？

忙しければ、
時間が経過するのは
とても早く感じる。
逆に、暇な時には
同じ時間でも長い。

あるいは、自分の年齢で
時間や年月は違うように
感じるのは不思議だ。
小さい時、若い時分は
１年が長く思える。

２０代より３０代、
３０代より４０代の方が
さらに１年の期間が短く
飛ぶように経過する。
当然、老人が１番早い。

春夏秋冬の季節によって、
あの頃は、何をしていたか？
何歳の時には、
こんな事があったと思い出す。

特別、何もせずに過ごしても
１年は経過してしまう。
後で考えれば、もったいない
時間だと思っても・・・

１番理想的なのは
忙しかったけど
充実して、今年は良かった。
そう思う、１年を送る事だ。

順調に進んでいても、
自分とは関係ない力が働いて、
突然、打撃を被る事がある。
それが一過性の物で
すぐに回復すれば
何も問題はないが・・・

過度のストレスは
たとえ数ヵ月であっても
急に人を老けさせる。

どんな風に過ごしても
どのように感じても、
本当は、同じ時間が経過して
１年が経っていく。

あなたにとって
１年は早い？　それとも
遅いと思いますか？