生きる目的と行動

死に直面したり、重症の病気や怪我。
そんな事に見舞われたら、人は
人生観が変わる、きっかけとなる。
日頃は生きる目的や、その為に
自分が何を行動すべきかを考える
機会は余りないと思うけど・・・

明確な意識と残り時間を悟った
時には、無駄に出来ない気持ちが
強くなって、ボケッと過ごす事は
もったいないと感じる。そして、
俄然やる気が出て、行動を起こす
人も居る。きっかけは何でもいい。

ビジョンや使命感があれば、それを
モチベーションにして、進められる。
しかし、年を取れば惰性で過ごす。
そういう人が圧倒的に多い。それは
身体の不調が原因であったり、やる気や
根気が昔のように無くなってしまう。

新しい事に取り組む姿勢が欠落して
馴染みのない事は避けようとする。
変化に富んだ事に付いて行けない。

その結果、同じ事の繰り返しで
思考回路も古びてしまう。時代と共に
世の中の価値観や常識が変化しても
自分の中では、永遠にそのまま。
更新されず、取り残される。迷惑な
老人に分類される。若くても同じ。

世の中は、良いか悪いかは別にして
日々進化している。それが目に見えて
目まぐるしい時もあれば、さほど
ゆっくりで分かりにくい時もある。

しかし、今ではPCやネット、POS
システムの導入で、それが操れない
人は非常に迷惑で白い目で見られる。
人件費が１番掛かるから、圧縮する
為に機械を導入する所が非常に多い。

人手があれば聞けるけれど、それすら
探しても居ない場合は、世の中に
自分が合わせる行動から逸脱している。
単に仕事や趣味に生きがい、遣り甲斐を
感じる時代から、世の中の仕組みに
乗って生きていける人が必要になった。