( 「梅乃宿」を手に笑顔のママさん ダイニンク゜「かきたRO」 福岡市城南区 )
福岡のダイニング「かきたRO」のママさんが、やけどをして最近お店に出られてないと聞いて
一升瓶を片手にお見舞いを兼ね初めてランチタイム時にお邪魔した。

(二店舗つづきでダイニングとバーを使い分けられている)
私が顔出しすることを事前に伝えてもらっていたので
本来なら昼間は顔を出していないママさんが
お店に出られていた。
「奈良から(お見舞いに)伺います」と伝えただけの効果はあったわけだ。

私がお見舞いとして手渡したのは「風の森」と「奈良ふきん」
「風の森」は丁度 店での取り扱いを決めたばかりで、以心伝心最初の一本になった。
でもやけどが収まるまで、お酒は飲めないんだとか
右手にこそ 包帯をぐるぐる巻いておられたが、
いたって元気そうで安心した。

折角ここに寄ったからには、ランチタイムとはいえ私は昼からおばんざいで日本酒
ママさんから素敵な日本酒を飲ませて頂いた。
愛知県の「奥」だ!

雑誌では何度か見たことがあったが実物の瓶を目にしたのは初めて
日本酒はこれしか飲まないお客さんがいるのだそうだ。
奥という漢字は、米が光を放っている。

酒米は、確か「夢山水」
(しっかり たすきがかかっていた)
マイルドなコクを感じる日本酒だった。
中部地方の酒は、食中酒としていける酒が多いと思った。

二杯目が、「トニーの酒」
若竹屋で外国人トニーが作った袋搾りのにごり酒
あの若竹屋の代表銘柄「渓」から酵母だけを変え、それを袋搾りしたもの
「タニ」が「トニー」に タ行変格活用したような名前だ。 トニータニじゃないよ

(自分の姿をまんまラベルにしている「トニーの酒」)
これが思いのほか いい出来栄え レア中のレアな酒だとのこと
「心で感じる味を醸す」というセリフがふるってる。
そのトニーこの店にも来店したそうだ。
昼間っからいい・・・感じ
ここ「かきたRO」では、若竹屋の横尾杜氏や 若波酒造の今村友香杜氏などを招いて
日本酒を楽しむ会を定期的に催している
私も一度参加してみたいと思いつできないまま
最後にコスパ(コストパフォーマンス)が高い酒なのと「梅乃宿」梅乃樹ラベルを抱えて記念撮影。
最近「あらごしりんご」を加え梅乃宿「あらごしシリーズ」は全部揃っているとのことだ。
「お元気そうで何よりでした。」
店を出る際、締めくくりの言葉はこれしかなかった。
九州・福岡の地で、奈良の酒が飲めるというも私の存在と無関係ではないと思うけど・・・
自惚れ(うぬぼれ)もほどほどに
「みんな~ 愛酒てるかい?」 記念すべき700話目に相応しい内容だったのは言うまでもない。
(寅)