一文字 寅 の 「風菜園(かぜさいえん)」 

「天に星。地に花。人に愛。」 風に乗って、日々の所感を「風菜園」から発信してまいります。

土用丑の日 「そうだ 京都へ行こう !!」  『浅野日本酒店』 Kyoto 【京都・四条】 7/30-③

2016年08月10日 23時15分15秒 | みんな~愛『酒』てるかい

( 「浅野日本酒店」京都店 )

 

■2016/7/30(土) 晴・暑

京都四条「益や酒店」を出た午後5時半は、日が傾いたとはいえ、まだまだ暑い土用・丑の日

四条から京都駅へ地下鉄で南下を開始した。 さて、あともう一軒 寄らねば ! 

向かったのは、この7月15日オープンしたばかりの「浅野日本酒店」京都店

 

大阪・太融寺にガラス張りの話題の日本酒店(飲酒&酒販) 「浅野日本酒店」が、

多くの人から出資を募る「クラウドファンディング」方式によって

 つい2週間ほど前に出店した 京都の2号店

 

 

JR京都駅にほど近いイオン京都の1階にオープン。

実は店主浅野さんの日本酒愛を応援する意味で、

クラウドファンディングで私も 一口出資していることから 

何とか月替りする前の7月の内に、新店を確認しようと寄ったもの。

 

 

JR京都駅から南に歩いて5分ほど イオン京都店内の1階にテナント出店。

 

 

店には、かなりの種類の日本酒が置かれている。但し全て四合瓶。

私おすすめの愛知の「奥」が、この店に並んでいたのには驚いた。

 

 

店主の浅野さんは、先ほどまで居たそうだが、今日は英勲VS英君のイベントで

大阪店に戻ったところで、すれ違いとなったようだ。

 

 

店は、浅野さんが抜けた後を、男性1名 女性2名で対応していたが、特に問題なさそうだった。

 

 

カウンターに行き まずは、スタンディングで、 「白露垂珠」を頂いた。

 

 

 

次に 最近注目を集めている奈良「みむろ杉」生詰

 

後ろの冷蔵庫にかなりの種類の日本酒が入っていて(但し全て四合瓶)

相当な種類の味の確認が、有料試飲でき、気に入れば購入できる

仕組みは、大阪の本店と変わらない。

 

しばらくしてスタンディングしていた私の隣に3人組のお客さんが、やってきた。

ゲストらしき外国人男性に同行していた、一人は女性ガイド、そして

もう一人は通訳している若い男性。

 

 

 どうぞ写してもらって構いませんよと了解してもらった。

 

どうやらその外国人男性は「辛口の日本酒が欲しい。味見させてくれ」という要求

最近は、日本酒を真剣に買い求める外国人が多いと感じる。

日本人以上に日本酒の味を真剣に確かめている姿には、頭が下がる。

 

 

最初に「春鹿」の超辛口を飲んで 「もう少しフルーティでない辛口を」というリクエスト

要求が日本人より具体的なのは、感心させられる。

 

 

結局4酒を味見し 最後は、春鹿の夏限定酒「青の鬼斬り」に頷いて購入となった。

そのお客さんたちが帰った後で、あくまで個人的意見だけど 

ここは「船中八策」でも良かったのでは!?

と伝えた。まぁ、余計なことだけど

 

 

 

カウンターで私の前に立った女のコ 綾ちゃんは、私おすすめの「奥」を少し味見して

「この酒とてもおいしい」と言った。 私が美味しいと思う並んでる酒を

店員にすすめているわけだから 立場逆転みたいでおかしかった。

 

昼からお酒を飲んでいたことで、「奥」の酒米と少量生産の話を皮切りに

気づけば、彼女に日本酒のことを色々しゃべっていた。

 

( 綾ちゃん 好きなのは松本酒造の「桃の雫」愛山だそうだ。)

 

途中で彼女に「もしかして僕のこと、口から出まかせオヤジと思ってるんやろ~?」と聞いたら 

「いえ 全然、ホントそんなこと思ってませんよ」と言った彼女、良く見れば

私がしゃべったことを都度手帳に書き留めていたのには驚いた。

 

それを見て「恥を承知で自慢するんだけどさ、そういえば今年高島屋の酒祭りの時も

僕が話しはじめたら女性が三人手帳持って集まって来たわけ。

知識があればあるほど美味しくなるのが日本酒という飲み物なんだ。」

 

 

「あの~この夏、山口に行くのでおすすめのお酒を教えてください。

余裕があれば蔵にも寄ってみようと思いますので」と言うので

その手帳を借りて三蔵ほど書いてあげたのだが、

自分の字とは思えないへんな字

呑みすぎたのがわかった。

 

この夏、浅野さんも九州に酒を探しに行くらしく

以前 私が「九州の日本酒がいいですよ」と言ったのが

案外効いているのかな と思ったりもして、少しだけ嬉しくなった。

 

そして彼女TVで毎週「シェフVS主婦」をいつも見てるらしく、先日日本酒イベントをした

「三輪シェフのことTVで見て知ってますよ。」とのこと

 

毎年10月に開催される「広島・西条の酒祭り」の様子を話ししてあげると

「いゃ~なんだか行きたくなってきました~」講義休んで行こうかな と真剣に考えてたのには

少々おかしくなって笑ってしまった。 土曜だからそんなに悩まなくても行けるだろうにと思って。

彼女まだ大学生でバイトとのことだが、なかなか熱心で、かなりの日本酒好きというのがわかった。

色々話してみて、浅野さんが、彼女を採用したのが私にもわかった気がした。

 

 

 

最後は、大阪店と同じく酒粕アイスで〆にした。

 

 

「綾ちゃん、また、来るわ。 今度は、浅野さんのいる時に」

外に出ると日は沈んで星空、京都駅やビルディングの照明が輝いている京都

ようやく 灼熱から解放された気分だった。

 

熱中症注意!の京都  いつも以上に日本酒に熱中した「土用丑の日」ほんま楽しんだ。


土用丑の日・京都のお話し (おしまい)


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(寅)

 



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