一文字 寅 の 「風菜園(かぜさいえん)」 

「天に星。地に花。人に愛。」 風に乗って、日々の所感を「風菜園」から発信してまいります。

本物の味 吉野発 旅館・歌藤(かとう)の「くず餅・くず饅頭」 9/27 

2012年09月30日 06時29分25秒 | プロも驚く『甘党』宣言!

( 吉野本葛使用の「くず饅頭」 奈良県吉野「旅館・歌藤」)

 

■2012/9/27(木)

通勤電車・近鉄電車の中吊り広告に掲載されていた告知を思い出し

確か今日(27日)からスタートだったよな・・・

『吉野・飛鳥の物産と観光展』

会社帰りに近鉄百貨店・阿部野橋本店 9階催事フロアに立ち寄った。

近鉄・吉野線が開通して100年となる記念イベントの一環だ。

駅と直結するエレベーターにも貼られたその告知 

いの一番に掲載されていた商品こそ、

先日このブログに掲載した旅館・歌藤(かとう)のくず餅だった。

http://blog.goo.ne.jp/yumeichimonji/e/a75e886366083552de4ed2de6f80f6c2

 

売場には、これも私がおととしブログで紹介した「はやし豆腐店」さんも出展

国産の上等大豆を使った絹ごし豆腐を2丁・大和あげを購入

おかあさんとしばしお話しをした。

「今日は息子さんは?」

「大和郡山に明日から売り出しの準備に行ってますんや」

「最近、うちの豆腐を召し上がっていただける新店舗を吉野に出しましたので

またそっちの方にも是非いらしてください。」

 

▲くず餅 切断中

その後、そこから離れた場所に 旅館・歌藤のブースを見つけた。

「あとでくず餅買うんで先に写真とらせてもらっていいですか? 」と聞けば

女の子からの返ってきた答えは「いえ~、困ります。 判断つかないんで・・・」

と久々に撮影拒否をされた。

「えっ、それはないよ。わざわざこれ(くず餅)を紹介したくてここに足を運んだのに

ちょっと判断つく人を呼んで来てよ 説明するから」と言って

女の子が呼んで、私の前に現れた人物こそ

旅館 歌藤の和菓子部門の責任者 歌藤健太郎さん だった。

▲健太郎氏と売場反担当のお姉さん

「健太郎という名前だけあって、イメージが阪神の関本と似てるな」と前置きし

「今日は、わざわざこのくず餅を紹介しようと寄ったのに

写真をとらせてもらえないの?

JR奈良駅のもも太朗さんでお宅の商品買って以来 高く評価してるのに・・・」

と言えば

「ああ、もも太朗さんですね。それはどうもありがとうございます。

そういうことでしたら どうぞ構いませんから是非お願いします。」と快諾。

 

旅館や観光ホテルに宿泊された方は、誰しも経験があると思うが

部屋に入ると必ず お茶とうけの菓子が用意されている。

実は、ここ吉野の老舗旅館「歌藤(かとう)」の

本くずを使った手作り餅もそれだった。

多くの宿泊客から 「お土産に買って帰りたいけど 売ってないの? なぜ?」

そんな要望の声に抗しきれず

4年前に菓子部門を

立ち上げた

という話し

▲私が買ったのは、右。黄色の柚子くず餅

前回、東京の百貨店に出店した際は、とんでもなく売れたのだそうだ。

「何と言ってみも 本物のくず粉で造ったくずもちだからね」

あたりまえの事だけど このあたりまえが実はレア

もっと自慢して自信を持っていいとつけ加えた。

「本物に勝る 偽物なし なのだから・・・」

▲包装紙の中にも見つけた「けんたろう」マーク

 

「いゃ~ 嬉しいですわ こんなにうちの商品のこと 評価していただいているなんて」

と言って 「これ~ 最初にうちの商品を高く評価して頂いた奥さんにどうぞ」

と頂いたのが、最初の写真のくず饅頭(4個)

吉野杉で作った名刺と共に。

 

先ほどの林豆腐店・そして日本酒「花巴」の美吉野酒造の専務とは同級生

旅館で出す豆腐は、もちろん「はやし豆腐」店のもの

出すお酒はもちろん「花巴」

若手仲間グループで、何とか「吉野は春の桜だけじゃないですよ」

全国に発信したいと只今奮闘中だと話してくれた。

 

吉野を愛する若い新たな鼓動を感じられただけでも

今日ここに寄った価値があった。

上の吉野三品は、全て私のブログでも既に紹介した物

他県に行った場合など 「奈良のうまいもん」として私もおおいに推奨するつもりだ。

これからも頑張って欲しい。

(寅)

「吉野・飛鳥の物産と観光展」 は、10/3まで 近鉄・あべの橋本店9Fにて

 



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