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一文字 寅 の 「風菜園(かぜさいえん)」 

「天に星。地に花。人に愛。」 風に乗って、日々の所感を「風菜園」から発信してまいります。

奈良初の「恵方呑み」メッセージ発信は、鬼退治!?上手な奈良駅「もも太朗」さんから 

2013年02月02日 22時15分30秒 | みんな~愛『酒』てるかい

( 「恵方呑み」メッセージを発信して頂いている JR奈良駅「もも太朗」)

 

■2013/2/2(土)

先日、JR奈良駅ビル「ビエラ」にある 奈良の地酒ショップ「もも太朗」さんに立ち寄った際

奈良では初めてとなる「節分は、豆まき、巻き寿司、恵方呑み」メッセージ

通勤・観光客が多いこの店舗から是非発信してみませんか と

提案すると、社長とお兄さんに、大変喜ばれた。

「2月という月は、世間にバレンタインデーという日こそあれ

日本酒の売上にはほとんど関係ないですわ」

1年を通してみると新酒こそ出て来るものの

売上は、厳しい月なのだそうだ、

 

「恵方呑みか~  いいですね~  そうそう こんな提案を待ってたんですよ。」

歓迎されたものの 私は、別に日本酒の業界人でもなければ販促担当者でもなく

いち日本酒ファンの立場から消費者目線で提案したものに過ぎない。

裏返せば いかに日本酒業界として販促そのものが

遅れていると言えなくもないのではなかろうか。

やはり、風は現場から吹かせないといけないということなんだろうな。

社長のお兄さんから「 もう少し早くこの話しを聞かせてもらっていれば、うちが主催している

『大和まほろば酒の会』を2月3日の節分に合わせやったのに 」と残念がってらした。

「「春鹿」さんの鬼斬なんか これにぴったり」が、社長のコメントだった。

 

その社長お兄さんからは、新しい業務展開の話しを聞かせて頂き、意見を申し上げた。

「ちょっと 乾いた豆と日本酒との間に距離を感じすぎますね」

と 日頃は積極的にやった方がいいとすすめる私が、

珍しく否定的なコメントを伝えていた。

帰りの電車の中、その続きを考えながら、距離感を縮める一つのアイデアが浮かんだ。

ともかくも いかにしたらそこで日本酒がうまく展開できるかの問いが、

いち日本酒ファンの私に投げかけられたわけだ。

消費者目線で考えたアイデアをいずれお伝えしたいと思っている。

 

「節分」とは、まさしく節目 そう思わせてくれるのもまた日本酒である。

(寅) 

 

 


「恵方呑み」 いよいよこの言葉が、2/3「節分」の昼、関西一円にオンエア~される 【大阪・今里】2/1

2013年02月02日 14時25分50秒 | みんな~愛『酒』てるかい

( 日本酒専門店 「酒屋へちかん」  大阪市今里 )

 

■2013/2/1(金) 曇~☂

金曜夜 地下鉄「今里」駅 地上に上がって見上げた夜空に星は見えなかった。

その五叉路の交差点から南に向かって歩くこと8分ばかり

マンション1Fの一室「酒屋へちかん」に立ち寄った。

 

店舗の扉には、 「恵方呑み」の告知

お店では、店主の馴染みの男性客が日本酒片手に iPadを操作中だった。

(節分・豆まきの時の赤鬼役なのだと後から聞いた。)

冷蔵ケースを見やりいきなり見つけたのは、前回無かった

「三芳菊」 中央一番下の段に並んでいた。

早速手にとって裏のラベルを確認すると

阿波山田錦・等外米

これは面白い

「義侠」なんかとは真逆の等級ハズレの山田錦で作った酒というわけか

だから純米のスペックなのにこんなに安い価格なんだなと納得。

 

何よりもラベルが素敵だ。 これからの日本酒へのヒントを感じる。

さて「三芳菊」その味わいをわたし流に言わせてもらえば「悪女の味わい」 

時に男は、悪女に惹かれることがあるが、今日見ているこの酒もきっとそんな酒なんだろう。 

 

店主金原さんから「鯨波の無濾過生入ってますけど・・・」と言われ

「じゃ それ」と応えた。

(酒屋さんなのだが、金曜夜だけは、レアな酒をキャッシュオンで飲ませてくれる。)

 

 

「それにしても 恵方呑みイベントをお店のブログに告知して以来 日に日に

ブログへのページカウントが凄いことになってますわ」と店主金原さんの言葉に

「だろ~  いずれ鯨ぐらいビッグになるんだから」と私

 

そんな会話でお酒を頂いていると 奥さんが店に降りてこられ 私に気づくなり

「あっ 今 メールしようと思ってたところなんですよ MBS(毎日放送)さんから

電話がありました。 日曜日のラジオで、「恵方呑み」イベント生紹介の件で」

「で?   まさか取材断ったの? 」

「いえ、緊張しますけど 取材受けることにしました」の応えに一安心。

「でも 当日 寅さん (仕掛け人なのに)立ちあってくれないんですよね」

「体が二つあれば 立会いたいところだけど ちょっとその時間は難しいかな

でもしっかり打ち合わせやってくれるから 

言いたいポイントだけ整理しておいたら大丈夫だよ」

 

 

1179 MBSラジオ「日曜出勤生ラジオ」のお店紹介コーナーには今年の節分が日曜日だと

気づいた1/30夜にあわてて紹介書を出した。

前回昨年6月大阪・西田辺「PiEDRA」を取材先として紹介したが、よほど良かったのだろう

帰りしなスタッフは私の横を通りすぎる際、車を止めて窓ガラスを下げ

「一文字さん 今日は本当どうもありがとうごさいました。次も(期待してます)  

また良い取材先がありましたら  是非連絡を お願いしますね」とチーフらしき人に声をかけられていた。

要するに「私の推薦する店であれば、優先して取材させてもらいます」と約束手形同様の言葉をもらっていた為

本番の3日前の申し込みだが、たぶん無理を聞いて取材先に選んでもらえるという自信があった。 

 

 節分当日の放送では、まだ営業開始から4ケ月とまもないこのお店の紹介と 

酒販店では音楽ライブを含めた日本初の「恵方呑みイベント」に

ポイントを置いて取り上げてもらえるよう、紹介状を書いた。 

 

 「良元優作」さんのライブ演奏 そして 豆まき

酒屋へちかんの地酒をお店で提供して頂いている「心寿司」の恵方巻き寿司

南南東の壁面に「一陽来福」の札を張ってそれに向かって

家族の健康や幸せを願って恵方呑み の実施 

 

レポーターは、(先日 桂三枝師匠が桂文枝を襲名して全国行脚していたが、)

その際の全国行脚に同行し前座を努めている 桂坊枝さん

(坊枝さんは、打ち合わせがしっかりしてて 店のこと イベントのことをわかりやすくしっかり伝えてくれる)

この晩、日曜日に坊枝さんが取材にみえたら 「巻き寿司」をつまんでもらって

お店の自慢の酒で恵方呑みしてもらってコメントしてもらおう!

当日飲んでもらう酒の銘柄を金原店主と相談した。

「鬼剣舞」なんてピッタリそうなのもあるけど

「この酒 美味しいですわ~」と言わすには

「冨美菊」か「風の森」あたりが

いいかも・・・ 

最終推したのは「風の森」

 

それと スタジオで番組のメインパーソナリティを務める 鳥居睦子アナ

取材中の会話をスタジオで聴いているので、しっかり意識しておくように 

店主金原さんには伝えた。鳥居睦子アナは、今ではすっかり

ベテラン女性(フリー)アナだが、私は鳥居さんの大ファン

主婦目線のコメントがいい事もあるが、

何よりも無類の日本酒好きと知って

以来すごくファンになった。

 

だから 一本は、スタジオの鳥居さんへお土産として渡すことを忘れないよう

私のわがままだが、金原店主には重々お願いした。

 

そのラジオ番組MBS「日曜出勤生ラジオ」の放送時間は、10時~12時までだが

このお店「へちかん」の登場は11時45分以降の予定

タイミングよく今年の節分は日曜日

昼前にはラジオから「恵方呑み~」 その聞きなれない新鮮な言葉が、

関西エリアにオンエアされる。

 

2/3 節分のお昼前は、1179 MBS(毎日放送)ラジオ

もしよろしければ 耳を恵方 いや え~ほうに向けて聴いていただきたい。

「へちかん」が何なのか?  よくわかると思う。 

 

お酒を片手に簡単な打ち合わせをして店を出れば

またしても マンションのエントランスには 鯨の波しぶき? にも似た雨が降りそそいでいた夜だった。

(寅)