一文字 寅 の 「風菜園(かぜさいえん)」 

「天に星。地に花。人に愛。」 風に乗って、日々の所感を「風菜園」から発信してまいります。

私が向かった先こそ山陰の名門酒蔵『李白酒造』(松江市) ②

2012年11月20日 01時25分50秒 | みんな~愛『酒』てるかい

( 李白酒造にて 「田中路子室長」(右)と ) 2012/11/10

 

「李白酒造」訪問記 つづき・・・

「ここが あの李白酒造か」と大輪田の交差点で

その白い蔵を見たと同時に口をついて出た。

本日は、李白酒造の恒例イベント

「李白」ほろよい寄席

 

私が蔵の事務所に着くと一人のベテラン女性が出てこられた。

「私、奈良から今日の寄席に来ました。 もしかしてあなたが、総務の高木さん?」

聞くとずばり当たっていた。 

向こうも「 奈良? もしかして博多で。 うちの田中(室長)をブログに載せてもらった方?」

と 私のことを言い当てた。

「で、 みっちゃんは? いないんですか」と聞くと

「まもなく戻ってくると思いますよ  それにしてもお早いですね

寄席は16時からですけど」と言われ15時からと1時間早く勘違いしていたことに

気がついた。 「併設のコーナーできき酒できますから」と見れば立派なきき酒スペース

「いやー こんな雰囲気の場所できき酒 いいですね おいくらですか?」と聞けば

「無料ですよ」との答えに二度びっくり。嬉しさこみあげて、さっそく駆けつけきき酒。

左から「ひやおろし」・「やまたのおろち白」・「CARO」

 

「あの~ まずは、ロカ(ROKA)を飲ましてください。 今度スペイン料理店の1周年に

プレゼントととして買って帰ろうと思っているので」 と高木さんに言えば

「ロカ(ROCA)?  ???・・・・・・・・・???」

「ほらー、あのピンク色した TVのドラマに出た」と私が言うと

「 あー なんだ。カロ(CARO)ですね そういえばこのお酒最初のネーミング案は

ロカだったんです。 決定直前で、先代社長が濾過と混同するからイカンと

ダメ出しをくらって、みんな悩んだ末にじゃ逆さまのカロに落ち着いたんですよ」

といきなり嬉しい「超・裏話し」を聞き出すことができた。 

そしてかなりきき酒をした関係で、離れた蔵にあるトイレから戻ってくると

事務所にみっちゃんが戻ってきてた。 「ようこそ いらっしゃいませ。

すみません、ばたばたして」と行ったり来たりで本日のイベント準備に追われていた。

無理もない 本日のイベント 仕切っているのは、彼女なのだから

 

私は「一度 日本酒と食べてみると最高だよ」と手土産の幻の羊羹を渡すと

「是非 日本酒(李白)と一緒にいただきますね」と素直に喜んでいた。

わたし的には、辛口の「やまたのおろち」とが、一番合うと思ったが

果たして彼女は、この羊羹に何を合わせただろうか?

戻ってきたと思ったら「室長 お電話でーす」と

早速呼び出しがかかったようで・・・

「蔵(会場)の方に行かないと」

言う彼女をつかまえて、

「みっちゃん、CAROを今度大阪のスペイン料理店(PiEDRA)の1周年にプレゼントとして

買って帰るので、その酒を持って写真に写ってほしいんだ」と伝えて

間隙を縫って撮った写真がこれ。

カメラを前に「私もかぶるお面が欲しい~と言ってたけど

「君が面をかぶったら意味ないだろ その面で十二分だ」

 蔵の娘である彼女の肩書は、 『李白酒造 企画室長』

「PiEDRAさん開店1周年 おめでとうございます。」

 

このお酒、綺麗なワイン色、かわいい色しているけど見かけほど甘くない!

もしかするとこのお酒、彼女?・・・・と思わないでもなかった。

 

あと3~4話 まだまだ つづく  「李白酒造」訪問記

 つづきは年内かけて書いていきます。こうご期待。

(寅)