( 李白酒造にて 「田中路子室長」(右)と ) 2012/11/10
「李白酒造」訪問記 つづき・・・
「ここが あの李白酒造か」と大輪田の交差点で
その白い蔵を見たと同時に口をついて出た。
本日は、李白酒造の恒例イベント
「李白」ほろよい寄席
私が蔵の事務所に着くと一人のベテラン女性が出てこられた。
「私、奈良から今日の寄席に来ました。 もしかしてあなたが、総務の高木さん?」と
聞くとずばり当たっていた。
向こうも「 奈良? もしかして博多で。 うちの田中(室長)をブログに載せてもらった方?」
と 私のことを言い当てた。
「で、 みっちゃんは? いないんですか」と聞くと
「まもなく戻ってくると思いますよ それにしてもお早いですね
寄席は16時からですけど」と言われ15時からと1時間早く勘違いしていたことに
気がついた。 「併設のコーナーできき酒できますから」と見れば立派なきき酒スペース
「いやー こんな雰囲気の場所できき酒 いいですね おいくらですか?」と聞けば
「無料ですよ」との答えに二度びっくり。嬉しさこみあげて、さっそく駆けつけきき酒。
左から「ひやおろし」・「やまたのおろち白」・「CARO」
「あの~ まずは、ロカ(ROKA)を飲ましてください。 今度スペイン料理店の1周年に
プレゼントととして買って帰ろうと思っているので」 と高木さんに言えば
「ロカ(ROCA)? ???・・・・・・・・・???」
「ほらー、あのピンク色した TVのドラマに出た」と私が言うと
「 あー なんだ。カロ(CARO)ですね そういえばこのお酒最初のネーミング案は
ロカだったんです。 決定直前で、先代社長が濾過と混同するからイカンと
ダメ出しをくらって、みんな悩んだ末にじゃ逆さまのカロに落ち着いたんですよ」
といきなり嬉しい「超・裏話し」を聞き出すことができた。
そしてかなりきき酒をした関係で、離れた蔵にあるトイレから戻ってくると
事務所にみっちゃんが戻ってきてた。 「ようこそ いらっしゃいませ。
すみません、ばたばたして」と行ったり来たりで本日のイベント準備に追われていた。
無理もない 本日のイベント 仕切っているのは、彼女なのだから
私は「一度 日本酒と食べてみると最高だよ」と手土産の幻の羊羹を渡すと
「是非 日本酒(李白)と一緒にいただきますね」と素直に喜んでいた。
わたし的には、辛口の「やまたのおろち」とが、一番合うと思ったが
果たして彼女は、この羊羹に何を合わせただろうか?
戻ってきたと思ったら「室長 お電話でーす」と
早速呼び出しがかかったようで・・・
「蔵(会場)の方に行かないと」と
言う彼女をつかまえて、
「みっちゃん、CAROを今度大阪のスペイン料理店(PiEDRA)の1周年にプレゼントとして
買って帰るので、その酒を持って写真に写ってほしいんだ」と伝えて
間隙を縫って撮った写真がこれ。
カメラを前に「私もかぶるお面が欲しい~と言ってたけど
「君が面をかぶったら意味ないだろ その面で十二分だ」
蔵の娘である彼女の肩書は、 『李白酒造 企画室長』
「PiEDRAさん開店1周年 おめでとうございます。」
このお酒、綺麗なワイン色、かわいい色しているけど見かけほど甘くない!
もしかするとこのお酒、彼女?・・・・と思わないでもなかった。
あと3~4話 まだまだ つづく 「李白酒造」訪問記
つづきは年内かけて書いていきます。こうご期待。
(寅)