一文字 寅 の 「風菜園(かぜさいえん)」 

「天に星。地に花。人に愛。」 風に乗って、日々の所感を「風菜園」から発信してまいります。

寒い三日月の夜は「ゆきの美人」が恋しくなる。  11/16  

2012年11月17日 02時40分55秒 | みんな~愛『酒』てるかい

( 「ゆきの美人」雄町  大阪市長居「ちょび」 )

 

■2012/11/16(金) 快晴

今日は、その日付11.16から「いい色」の日なのだそうだ。(NHKラジオ)

奈良は、今がイイイロで見頃。 錦秋の古都奈良はおすすめだ。

そして今日は、「失われた時を求めて」という

プルーストの超長編小説が

発刊された日らしい。

 

別名 挫折の小説とも言われるこの書物、これを読破した人は、

アイガー北壁を制したのに値するのではなかろうか。

それほど難解・ぼんやりこのうえない

わたしも挫折した口

私はその口に、ただマドレーヌ1つ食べれたらそれでよいのだ。

そんなイイイロの日は、私が好きなフライデー

今夜は、大阪・長居の炭火美酒処「ちょび」で、ちょびっと日本酒

まずは、静岡・磯自慢の本醸造をいただいた。

さすが、味よし、キレよし、アテもよし

そして、ここのマスターが大好きな日本酒「ゆきの美人」

もちろん私も2年前の東広島・西条の酒祭りで、

東北ブースで好きになった日本酒のひとつ。

他に印象に残ったのが、長野の「ダイヤ菊」山形の「米鶴」だった。

 

マスターは先月28日に行われた、大阪きき酒会に行ったとのことで、

パンフレット資料を見せていただいた。

麓井・黒龍・扶桑鶴・旭菊・初亀等の名前が連なっていた。

 

( 「ゆきの美人」のページ )

 

それにしても今晩の酒は、「ゆきの美人」では超レアな雄町

美人&雄だからか恋のような華やかな味わいがある。 

時代劇張りに、美人に「ちょいと お待ちよ」などと一度は言われてみたい。

 

雄町の酒も「ゆきの美人」にならこうなるんだ~ と感じる印象だった。

久しぶりに雄町の酒に、「美味い」と言った。

大山地鶏の鍋をつついて温まったが、外に出るとやはりヒンヤリした空気。

寒空に浮かんでいる、今夜のきれいな三日月は、

なんだか切れ長美人の目元に似ていたな~

(寅)