一文字 寅 の 「風菜園(かぜさいえん)」 

「天に星。地に花。人に愛。」 風に乗って、日々の所感を「風菜園」から発信してまいります。

お酒が取り持つ縁なのか「家庭DININGかきたRO」(福岡市)  9/24

2010年09月28日 23時57分36秒 | みんな~愛『酒』てるかい

(家庭DINING「かきたRO」店主 福岡市城南区) 2010/9/24撮影

 

■2010/9/24(金)  晴 ・ 秋の空

酒が取り持つ縁とは、まさにこのことか!? と思った夜だった。

私は、天神にでも出ませんかと誘ったのだが、その夜、K先輩が

連れて行ってくれたお店が、職場近くの城南区別府の「かきたRO」。

 

「『かきたRO』って変わった名前ですけど、どんな意味ですか?」

って私が、出てこられた女性に早速尋ねると 娘の伽那子 

息子の樹一・元汰 から一文字ずつとって 末尾にRO(ロウ)って

付け出来た店名だと説明頂いた。 な~るほど・・・

 

娘と息子の名から名づけた!? ということは、この女性がオーナーさん

なんだ・・・(写真)  

石飛(イシトビ)さんという名字も珍しいが、ご本人は、静岡出身という

ことにもびっくり。 福岡で、静岡出身の方に出会うというのも珍しい。

私が「静岡なら加藤学園ってご存知ですか?」と聞くと充分存じ上げて

いらっしゃる。 私の会社にその学校出身の子がいたのだ。

 

「料理やお酒の写真とか私のブログに載せてもよろしいですか?」と聞くと

「私を出していただいても構いませんよ。」ということで撮らせて頂いたのが、

上の写真だ。

利き酒師の資格取得を目指しているというから、日本酒通に違いない。

ただ私のように日本酒通だけど 利き酒に関心を持たない人間もいるが

商売をする上で、かなりの武器にはなる。

写真は、私がまず頼んだ「三井の寿」(ミイノコトブキ) 福岡大刀洗町の銘酒だ。

この後、姫路の銘酒「奥播磨」のひやおろしが置いてあるのも感激した。

このあたりの日本酒を置いているなんて、とても筋がいいと思った。

「ここまで置いているのなら 山口の獺祭(だっさい)を置くべきですね。」と

偉そうなコメントをしてしまったが、直感でそう思った。

「風の森」「山鶴」(奈良県)  「あさ開」(岩手県) などもおすすめした。

あとその時口にはしなかったが、佐賀の「東一」 三重の「而今」など

並べられると日本酒党の私などは、メロメロになるはずだ。

 

そして何より驚いたのが、私の住む葛城の酒蔵、「梅乃宿酒造」の

みかん酒・柚子酒・桃酒の貼り紙が、壁面に貼られていたことに

後から気づいたこと。 このあたり(福岡)でも珍しいはずと言われていた。

 

先輩と二人、初めてのこの店に 「まさにこのお酒が、天神に行こうと

していた私を呼んだとしか思えないですよね。」と 千を超す蔵の中から

私の地元の酒蔵の酒をセレクトして置いているなんて・・・ 

千載一遇の出来事と言える夜だった。

 

最後に このお店の日本酒会員を募集しているとのことで、奈良に住む私は

集会に常時参加はできそうにないが、日本酒発祥の地・奈良県から情報発信

はできると名を書かせて頂いた。  会員NO.11 だった。

昨日飛び乗った新幹線レールスターが、禁煙席の最後の1席なら

今回の番号が11   私のペンネームにも本名にも1がある。

なんだか九州に入って1づいていると予感させる夜でもあった。

 

石飛さん(店主)から名刺をいただいた。初めて入った店で、不思議と

私は名刺をもらうことが多い。 そして私が入って暫らくするとお店が

満席になったりするのは、いつものこと。 この夜もそうだった。 

そんなこんなでまた今度、このお店に行きたいと思った会員NO.11

なのであった。

ここに誘ってくれたK先輩にも感謝感謝、また行きましょうね。

(寅)

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■ 『家庭DINING かきたRO』

  福岡市城南区別府3丁目2番36号 カーサ城南1F

    TEL/FAX   092-851-0050 (FAX兼用)