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一文字 寅 の 「風菜園(かぜさいえん)」 

「天に星。地に花。人に愛。」 風に乗って、日々の所感を「風菜園」から発信してまいります。

「酔鯨(スイゲイ)」 土佐の高知の~♪美味酒 

2010年01月09日 22時17分20秒 | みんな~愛『酒』てるかい
( 酔鯨・純米吟醸  難波「●●」)


(つづき)

その後飲んだのが、大分県宇佐の純米酒「豊潤(ホウジュン)」。 

そしてその次が高知県の「酔鯨(スイゲイ)」純米吟醸でした。
純米酒の後で飲むと純米吟醸のこの酒は、スーっと入っていきます。
その喉越しは、スイゲイならぬスゲー といった感じです。

揚げだし豆腐に すじこんを頼んで、これもグビグビといけました。

高知と言えば、足摺岬に 四万十の沈下橋、桂浜と行きましたが
鯨を見かけることはできませんでした。 でも、坂本龍馬の立つ
竜頭から見える太平洋で、気持ちよく汐を吹いている鯨の姿が、
飲みながら想像できました。

その夜、私の気分は、夜空を泳ぐ鯨気分になったのは、言うまでも
ありません。
やっぱり気分は、フライ・デーなんです。

(あと少し つづく)
(寅)




「開運」 今年の立ちは、この銘酒でスタート

2010年01月09日 19時47分47秒 | みんな~愛『酒』てるかい
( 開運・純米  難波「●●」) 2010/1/8


いよいよ待ちに待った金曜日、今年の立ちがスタートしました。

先週の金曜日が、今年最初でしたが元旦でしたから
この1/8の金曜こそが、「立ち」のスタートになります。

今日のエリアは、難波。時空の境・・・この店は、私の「立ち」リスト
の中でも五本の指に入ります。 

お酒を一滴も飲めない人は別にして、女性でもこの店に連れてきたら
間違いなくその味と雰囲気に感動するはずです。自信のお店です。

今日は、印刷会社で日本酒(冷酒)党のI君を誘いました。
実は私に付いている食の神様ってどうも嫉妬深いようで
彼は、過去二回続けて私が誘った日に 印刷会社では
絶対ありがたくない印刷ミスが発覚し、カタログへの
貼り紙を経験(飲みは中止)しています。
ウソみたいですが、本当に不思議です。

「二度あることは三度あるか」はたまた「三度目の正直となるか!?」
と冗談まじりに脅かしていましたが、今回は後者のようで
無事に携帯電話のカタログを納品できましたと言ってました。

その彼をして「すごくいい店を教えてもらいました。過去最高のお店です。
会社の人間には教えたくないお店です。」と絶賛。

最初は、えびすビールの中ジョッキで乾杯して、次は、いよいよ日本酒。

「何と今日は運がいい! 『開運』があるじゃないか!!」と思わず発しました。
数年前にブレークしてからは、関西では、見かけることが、めっきり
少なくなってしまった静岡の酒です。

私は、年末いつもこのお酒で年越ししていたのですが、特約代理店の
酒屋さんが廃業して以降、手に入らなくなったお酒なんです。

この開運を茶碗大の陶器のぐい飲みでやりました。
かわはぎのから揚げ、 煮シューマイも最高。

こうやって今年最初の立ちは、「開運」で始まりました。

(つづく)








「井上博道(ハクドウ)の眼」写真展へ行きました。

2010年01月09日 15時21分00秒 | 「催し」ものは何かな?
「井上博道の眼」写真展(初日)   2010/1/7


会社帰りに行って来ました。井上博道(ハクドウ)写真展へ
圧倒されたのは東大寺大仏後ろからの俯瞰撮影(フカンサツエイ)

2010-01-08 01:31:05(前日上2行を書いて、あまりの眠たさにDOWN SLEEP)
 
  (以下 つづきです)

の写真。それは今回のポスターやチラシに採用された写真と
対をなすものでした。

井上氏は、この写真に言及されていました。
「華厳(ケゴン)」 人と人とが触れ合って化学反応のように作用して
キラキラと良い世の中になる。 
そんな世界観を1枚の写真で表現できないか!?

見事に応えている秀逸の一枚だと思いました。
大仏のその上の視点から撮られた写真の彼方には、世界中の人類の
姿が感じられてきそうでした。

そこから進んで「雪をかぶった室生寺五重塔」のモノクロ写真に
足が止まりました。「あっこれは、修築される前の本当の五重塔だ。」
確か私が、行った年の翌年秋に大型の台風が大木を倒し、それがこの
五重塔めがけ倒れて粉々になったのでした。

そこに添えられていた司馬遼太郎氏の批評パネル
「ブラマンクの絵ような独特の膚質を持って多くの傑作を発表してきた・・」(「私が考えたこと」)と井上氏の写真を評されていたのには、驚きました。
司馬先生もブラマンクをご存知で例えに使われていたことに。
これは、その通りでしょう。

そして「山頭火詩集」の写真も実は井上氏によるもの。ただ、コレに関しては
私が持っているイメージの山頭火の世界に比べるとキレイすぎと思いました。
「さくらさくらさくさくらちるさくら」

出口近くの長机には、自由に感想が書けるスケッチブックが並べられていて
私もその一冊に感想を書いて会場を後にしたのでした。

270点の写真に奈良・平城への熱い思いが伝わってきた、ひととき。
「奈良は、やはり深いよな~」
(寅)