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一文字 寅 の 「風菜園(かぜさいえん)」 

「天に星。地に花。人に愛。」 風に乗って、日々の所感を「風菜園」から発信してまいります。

「トルコライス」の次の企画は「イブランチ」です。

2009年12月14日 23時14分30秒 | 『食』べる門には福来たる
( ハンバーグトルコライス 「カフェJOY」) 2009.12.10


先日12/10の「カフェJOY」さんの企画ランチメニュー
「ハンバーグトルコライス」の写真が、食べた二人(印刷会社社員)から
メールに添付されて送られてきました。(上の写真です。)

私は、行けませんでしたが、「おっ、初回の実施時よりボリューム感が
増してますね。」 まず、関西で「トルコライス」と遭遇すること自体が、
レアーなことに加え、アフターにコーヒーと今回特別にシベリアトーストが、
付いて700円だから 二人とも大満足したとのことでした。

総務の女の子にも声をかけていたら 3人で食べに行ってきたとのこと。
聞いたことしかなかった「トルコライス」を初めて食べることができましたし
「シベリア」まで味わえて嬉しかったです。 とのメール。

もう一人からは、おいしかったです。次回は、今回お弁当で行けなかった
友達のKさんも誘いますので、なるべく早めに案内してくださいね。
次回のデザートも期待してます。と仕事中にメールが届いたのでした。

今回のコンセプトが『ボーナス日、トルコからシベリアまで味わおう』
でしたから、こういうメールを頂けて、ずばり嬉しいものでした。

しかしながら当日私が誘ってあてにしていたあと5人が、欠席や都合が
つかず行けなくなって、後半は不完全燃焼だったと報告を受けました。

この日を設定した私まで行かなかったものだから 私の方で読んでいた
最大12人のところが、半分の6人の動員に終わってしまいました。
例えるならば、選挙の票読みで半分アテがはずれたというのに近いかも。

反省点としては、もっと早めに案内をかけないといけなかったこと。
それと 企画に携わった私自身が、行ってないというのも宜しくなかったこと。
この2点を反省材料として、早速次のチャレンジです。
次回は、今年最後の企画メニューとして決行日時を「12/24のクリスマス・イブ
のランチタイム」にJOYさん了解の下、決めさせていただきました。

略して『イブランチ』  「いいブランチ」じゃなく「イブ・ランチ」です。
メニューは、今回は「トルコライス」ではなく、当然ブランチレベル以上の
特別企画ランチメニューをJOYさんには検討してもらっています。

次回は、今回行かれた方はもちろん、今回行けなかった方々にも
口頭その他で、再度ご案内させて頂きます。

こうご期待ください!! 
『2009年イブランチ』実施日まであと10日を切りました。
(寅)






喝 !と言いたい。 12月に雨は似合わない。

2009年12月11日 23時05分46秒 | 『食』べる門には福来たる
( カツ丼・蕎麦セット ) 2009.12.11


朝から凄い雨でした。大雪(タイセツ)から冬至(トウジ)に向けての
2週間だというのに 雪じゃなくて雨なんて正直ガッカリです。

灰色に垂れ込めた雲、隙間からは冴えた白んだ青い空が覗く、
大地とその空に挟まれた空間にどこからともなく雪が降り始める。
私の好きな12月は、そうでなくてはいけません。

「私が子供の頃には、11月に雪が降り始め、12月の雪だるまなんて
当たり前だった」と言っても最近の子どもたちは、信じようとしません。

それだけ地球の温暖化が、わずかな間に進行しているということです。
現在デンマークで開催されている「COP15」も
途上国の意見が分かれ、会議はうまく進んでいないようです。

ツバルのような国土は、まもなく海に沈むかもしれない・・
即決断、即実行すべき切実なところまで来ているのです。

自国だけでなく 各国各人が地球の一員として考えてもらいたいと
願うばかりです。

話は、堅くなってしまいましたが、とにかく今朝のようなどしゃ降りは
12月にはちっとも似合わないということを言いたかったのです。

雨上がりの今日の昼食は、今年1年の喝を込めて「カツ丼」を
蕎麦とセットでいただきました。

今年も20日を残すばかり 20日後に食べる蕎麦の味は、今日の味わいとは
良い意味で違っていてほしいものです。
明るい兆しを感じる後味がすれば、それは最高というものでしょう。

「そばにいてくれるだけでいい」希望とはそういうものかもしれません。
(寅)

LOHASな食事は、「クーちゃん」の写真と共に

2009年12月11日 02時31分02秒 | 『食』べる門には福来たる
(日替り玄米デリランチ 「moana」) 2009.12.10


本日は理由あってこのお店で昼食すると決めていたのでした。
実に昨年の春、Sさんと一緒に昼食に行って以来だから・・・
20ケ月ぶりになるでしょうか。なんとご無沙汰したことでしょう。

20ケ月ぶりにもかかわらず、ほとんどお店の印象は昔のまま
変わっていないことに、ある種の安心感を憶えたのでした。

変わったことといえば ラックの位置が変わっていたのと
入り口正面のショーケースが近くに見当たらなかったこと
そしていつも人なつこく尻尾を床にトントンさせていた
黒い犬がいなくなったことでしょうか。

今日改めて話を伺って、犬の名前が「クー」だったということ。
そして私が最後にこの店を訪れた翌月、2008年5月に亡くなった
ということを知りました。

先日、過去の写真データの整理をしているとその「クーちゃん」の写真を
見つけ、これは私にこのお店に行きなさいということだと感じ、写真を
渡す目的で今日寄ったのでした。

食事ののったお盆の向こうに立てかけているのが、そのありし日の
「クーちゃん」の写真です。
撮影日は2007年8月24日。お盆休暇が明けてまもない、とても熱い
残暑の年だったことを思い出します。
店内に流れていたハワイアンな音楽に救われたことも思い出しました。

「クーちゃん」は、太陽照りつける灼熱の外を見ながら尻尾をゆっくり振り
「暑そうだな~」ってきっと思っているんだろうなとシャッターを
押したのでした。


その前に来たのが2007年6月10日。その次に来たのが2007年12月10日。
(今日は、その日から丁度2年目にあたります。)
ゆっくりと食事をしながらだんだんと記憶が甦ってきたのでした。
ロハスな食事は、眠っていた記憶をよび覚ます効果もあるようです。

実は、私も子供の頃から あのタローとジローと同じ「樺太犬」、
その後、柴犬より少し小ぶりな「三河犬」、そして「シェルティー」と
犬を飼ってきた経験があります。
犬って実は家族の一員なんですよね。

そんなこんなで、「クーちゃん」の写真を前に食事、そしてお話しを
お聞きし、写真を渡すことができました。私も一安心。

このブログへの掲載を快諾して頂いたのは、言うまでもありません。
(寅)


「豚玉」 ぶったま~!! 鉄板の上の混沌が好き。

2009年12月09日 22時15分27秒 | 『食』べる門には福来たる
( 豚玉お好み焼き定食 )  2009.12.9


以前よりこのブログを目にされている方は、もしかすると
お気づきになっているかもしれませんね。
実は、先日からこのブログに写真を掲載するにあたり
許可をもらっていない飲食店は、写真の下に店名を出さない
ことにしました。

とは言え、ちゃっかり写真を載せているわけですからしっかり筋が
通ってはいませんが、店名を出さないことでお店の特定を避け、
変に迷惑をかけたりしないようにと最近あることから思うように
なりました。

逆に言えば、今後写真の下にお店の名前が出ている場合は、
「どうぞどうぞ、掲載大歓迎ですよ!」と正式に(口頭)許可を頂いた
と言うお店になります。

ブログにはたくさん写真を載せていくスタイルの人もいますが、
私の場合は「写真は一話一枚」と決めていて、あくまで挿絵という
スタンスで、今後とも続けようと思っています。

前置きはそのくらいにしておいて、今日の昼は、久しく遠ざかっている
鉄板に足が向きました。
混沌とした世の中で、ふた昔前の「巨人、大鵬、卵焼き」みたいな「鉄板!」
(=大本命)と言われるものが見当たら無くなってきましたが、そんな時こそ
個人個人が試されるということなんでしょうね。

鉄板の上に焼かれた熱々の混沌をフーフーしながら口にするというのが、
満足感を味わう一瞬でもあるのです。

ちなみに大阪市内には、2000店以上のお好み焼き屋さんがありますが、
最近、大阪市最初のお好み焼き屋(元祖)をようやく知ることができました。
いずれ掲載への許可をとって 鉄板の上だけでなく ここにものせたいと
思います。

今日の写真のお店は、まだ2年ほどのお店ですが、客にわが社の社員
の姿はまず無く、母娘ペアや近くの会社の客層で、結構昼のひととき、
勝手に悦に入っているお店なんです。

そんな昼休みに行けるお好み焼き屋さんが私のリストには、あと1軒。

風に吹かれて においに誘われ 今年の昼食タイムも残すところあと13回。
さあ 次は何処で何を食べるとしましょうか・・・
(寅)





雨の日にしか行かない店だってある・・・

2009年12月03日 23時03分21秒 | 『食』べる門には福来たる
(日替りお弁当 )2009.12.3


前回は、雨に濡れ、散る桜の花びらを見ながら歩いて
そして今日は、地面に濡れる落ち葉を見ながら歩いた。

この店で昼をとるのは、理由あって、決まって雨の日だ。


・れんこんの挟み揚げ
・かにクリームコロッケ
・湯引き鯛
・茄子そぼろ煮
・三つ葉入り卵とじ吸い物
・ごはん 
・おつけもの


三つ葉なのに「これセリですか?珍しい」なんて聞いてしまった。
共にセリ科で兄弟みたいな関係だが、菜園をやっている私としては
恥ずかしい質問をしてしまった。
冬にセリはないよな・・・ 石川セリならありだけど。

それくらい香ばしかったということ。

濡れた落ち葉目にしみて 食べる弁当のおいしさよ
(寅) 

「クロックムッシュ&レモンティ」で、失われた時を求めて

2009年12月01日 23時10分12秒 | 『食』べる門には福来たる
(クロックムッシュ&レモンティ 「カフェJOY」) 2009.12.1


いよいよ12月になりましたね。
「師走」 私は師ではありませんが、やはりこの時季は、
リーマンも何かと走らされることが多いのも事実です。

だけど好きなんです。子供の頃からこの12月という月が一番。
普段は、嫌いな曇り空もこの12月の曇り空だけは、例外です。
温暖化で、近頃は12月の雪って少なくなってしまいましたが
今にも雪が降ってきそうな、天使が降りてきそうなチャコールグレー
の雲がたまらなくいいんです。
そんな空を見上げる度、少年の頃観たブラマンクの絵を思い出します。

好きなわけ・・・
きっとXmasがあるから? いい思い出があるから? Xmasを終えると
正月の準備が楽しいから? お酒とご馳走と甘い物がたくさんだから?
よくわかりません。好きに理由や理屈は不要なのです。

今年もはや11ヶ月が過ぎてしまったわけです。
いよいよギリギリの月になってしまった以上 開き直りの気持ちも
あれば、とにかくこの今年31日間を大切にしたいとも思っています。

「失われた時を求めて」マルセルが90年も前に書いた長編小説は
紅茶を口にして、そこから少年時代の回想が始まりました。
そして私の好きなクロックムッシュも登場、90年前にもあったんですね。

そんな師走のついたちでしたから 冬メニュー第1号のクロック
ムッシュとレモンティで、私は私なりに失われた時を求めてみましたが、
マルセルになれるはずもなく・・

今年の元旦から、その時その時の思いをこうしてこのブログに留(トド)めて
いるのが、せめてもの救いなのかもしれないと思った日でもありました。
(寅)





13日の金曜日は私にとって「幸」多い日でした。(2)

2009年11月17日 20時45分15秒 | 『食』べる門には福来たる
( ぜんざい 「幸(サチ)」) 2009.11.13


<前日よりつづく>

おでん定食を食べる前に実は、2種類の梅酒をそれぞれ
盃でごちそうしてもらったことを書き忘れていました。

1本は清酒ベースの「梅乃宿あらごし梅酒」
そしてもう1本は、芋焼酎ベースの「山元酒造にごり梅酒」

「さぁ、どっちがどの銘柄か当ててくださ~い。」
一瞬、間違いそうになりかけたくらい、にごり梅酒との差は、
甘みとあっさり感の差くらいしかありません。
共に美味しい梅酒だと実感しました。

初めてのお客さんである私ごときにこういったサービスをして
いただけるなんて、粋な計らいだと思いました。
ただ、私の場合、食べ歩く回数が多いこともありますが、結構
こういうサービスにありつくことが多いのも事実なんです。

おでん定食を食べ終えた頃、常連とおぼしきママさんが
入ってこられて、このあたりに伝わる松本清張の昔の話をされ
聞くことができました。

「まさかあの給仕さんが、大小説家になるなんて予想した人は
いなかったのではなかったか・・・」というもの。
「そうだったんですか・・・ 」と裏話に浸ることしきりでした。

再び、メニュー表に目をやって見つけたのが「ぜんざい(善哉)」
思わず頼んでしまいました。
「梅酒」-「おでん」-「コーヒー」-「ぜんざい」のリレーも
私ならでは?・・・・か。

ぜんざいやきんつばで、日本酒を飲(ヤ)ることも珍しくない私、
この世からお酒とあずきを取り上げられたら 生きる楽しみを
無くしたに等しいようなもの(たぶん生きていけないかも)なんです。

で、また提案してしまいました「小倉トーストやってみませんか?」
「えっ、おぐらトースト?どんなの?」
「たとえばこんな感じ」と撮りだめたデジカメから画像を奥さんに
見せると 「おもしろいかも・・このぜんざいをのせたらいいわけね」
といった好反応だったのでした。そう、そのノリが大事なんです。

なんだか、今日の自分「食の伝道師」していないか? 自問自答の中、
13日金曜日って自分には、本当に悪いことがおこった試しがないよな~

6年前のひな祭りの日に 花巻の宮沢賢治記念館をあとに
氷点下の青森県八戸で飛び込んだ開業間もない屋台が、
最近店舗を出して、地元のマスコミで結構話題の人気店になっている
ことを知りました。
私に「せんべい汁」を教えてくれた(このお店に関しては、いずれまた
詳しく書きましょう。)

このお店にも似た共通点を実は感じていました。
こじんまり、こぎれい、奥さんの感じの良さ。
それともうひとつの共通点は、(私は、けっこう経験するのですが、)
初めての客である私にいろんな話をされた後、名詞を渡されたこと
でしょうか。

2003年3月3日の八戸の名詞も大事に保管していますが、
2009年11月13日金曜日の名詞も大事にしますね。

「ここも八戸のお店に負けないくらいきっと繁盛するはず!です。」
というセリフをこのお店への置き土産にしました。
豪華リレーしめて650円なり。

「是れ善哉!(=すばらしいこと) 本日、幸 多かりし」と
私の手帳にしたためたのでした。
(寅)

13日の金曜日は私にとって「幸」多い日でした。(1)

2009年11月16日 22時55分15秒 | 『食』べる門には福来たる
( おでん定食 「幸(サチ)」) 2009.11.13


そのお店は、昔から続く市場の中にあってこじんまりと且つ小奇麗な
佇まいでしたが、店の扉を開けていきなり驚かされたのでした。

店に入ると棚に置かれた梅酒が、私の目に飛び込んできたのでした。
わが地元・葛城梅乃宿酒造の「あらごし梅酒」の一升瓶ではありませんか。

まさか関西から遠く離れたこの市場の中のお店で出くわすなんて・・・ 
もしかして「飛び梅」ならぬ梅酒が私をこの店に飛び込ませたのか!?

関西ならいざ知らず、偶然と言うにはあまりにも偶然すぎて。
お店の女の子と奥さんに
「私、このお酒の酒蔵と同じところから来たんです。」と
伝え、先日の蔵開きの写真を見せるとお二人とも驚かれていました。
「この梅酒、日本酒で作っているから飲みやすくて美味しい」との評。

さらにありがたい事にお店のコーナーには、わが社の液晶テレビまで、
置いて頂いていてお礼申し上げました。
その2点だけで、いきなり好感度上位の店となってしまいました。

奈良で今流行(ハヤ)っている「巾着きつねうどん」の話をすると
それは初耳だけど、同じような発想で、巾着にうどんを入れたおでんねたを
やろうかとしていた矢先とのこと、この話にもびっくりさせられました。
私は、即実行すべきです。とアドバイスしました。

奥さんは、「子供が今京都にいるし、近いうち 是非奈良に寄ってその
巾着うどんを食べてみたい」とおっしゃっていました。

まだオープンして3ケ月だけど、先日はスザンヌがやって来てTVで
紹介されたとも聞きました。

そして何よりも驚かされたのが、写真のおでん定食に後で
普通サイズのコーヒーまで付いて、なんと350円という価格。
言い方を変えるならコーヒー1杯分でこのおでん定食がついてくる~
みたいなものです。これには、びっくり!!

「これはいくら何でも安すぎですよ~」と私がめったに口にすることが
ないセリフが出てしまったのでした。


昔からそうだけど13日の金曜日は、私にとって「幸」多い予感の日・・・
(明日につづく)

(寅)



ペン先のお味はいかが? 「ペンネ」な気分。

2009年11月10日 23時25分58秒 | 『食』べる門には福来たる
(ペンネ・ツナアッラッビアータ&パンプキンチキンスープ&トースト 「カフェJOY」) 2009.11.10



奈良で仕事をすませ、雨降る中、真っ暗になった大阪に戻ってきたのが、
午後七時前のことでした。
戻ってしばらくすると 逃走を続けていた市橋容疑者が、大阪住之江の
南港ターミナルで逮捕されたニュースを耳にしました。

沖縄への逃走を図って、その前に御用となったのでした。
なんとその時の私から5kmと離れていない場所での出来事にただただ驚く
ばかり、きっと今夜から、物凄いことになりそうな予感がします。

2年7ケ月もの逃走劇。 顔を変え、名前を変え、逃げる人生っていったい
どんなもの? でしょうか。 
逃げ続ける人生って、虚しくはなかったでしょうか。

両親にもらった顔を変え、自分の本当の名前を隠し、人の名前を名乗り
逃げまわる人生ならそんな人生、私は命と引き換えでも要りません。
私なりに考えられるたった一つの例外を除いて。

その例外とは、顔や名前を変えてでも自分を待っていてくれる人のために
何としても生き延びねばならない。といった場合だけでしょうか。


実は、今日の昼、奈良に向かう前に食べた昼食が、「ペンネ」でした。
ペン先のようにカットされたパスタ。味付けは、ツナ・アッラッビアータ。
(訳したら「おこりんぼうのペン先」とでもなりましょうか)

その時にこれだけのペン先があれば都度ペンネームを変えて
書いてみるなんて発想もあるだろうな・・・と漠然と思っていたのですが、
それから6時間後の逮捕劇でしたから 私にとって今日の「ペンネ」は、
印象的な昼メニューだったわけです。 変ね!と言わないでください。

私は、イノウエとかフジイとか人様に迷惑をかける名前は使いません。
いくら「ペンネ」を食べたからといって、ここのブログでペンネームを
変えるつもりもありません。 
自分の書いたことに責任を持つ意味でも、限られた人にではありますが、
このペンネームを変えずに 面(正体)も明かしています。

時には怒りのペンもいい!
「一文字 寅」これからもこのペンネです。 よろしく!
(寅)









お隣り山、金剛山麓の恵みの豊かさも凄い!

2009年11月09日 22時25分10秒 | 『食』べる門には福来たる
(金剛山麓五色飯 「第13回 五條市・食の乱反射」) 2009.11.8(日)



昨日は、午前5時半起床。(休みの日は、不思議と目覚めが早い。)
6時前から午前7時半までコーヒー粉のにおいを嗅ぎながら菜園の手入れをし
それを終えてから、葛城市からは隣の隣、五條市の金剛山麓「食乱」会場に
向かった。

「食乱」とは、食べて乱れるのでは無い。
「第13回 五條市・食の乱反射」 略してスタッフなどは、食乱(ショクラン)と
言っているが、間違い多い食の危機に対し起こす「正義の反乱」
と理解するほうが近いだろう。

私の家の近くから五條市に続く山麓線は、寒暖の差が激しく、
米・野菜・酪農・豆腐・お酒など実に美味しく、奈良県でも知る人ぞ知る
食材の宝庫ラインなのである。

偽装事件など食の不安に対し、地元の有機農家やノンアレルギーの
パンづくりをするパン屋さん、どんぐりで豚(イベリコ豚)を育てる酪農家、
梨農園に製茶屋さん・人気の豆腐店など20軒以上が、金剛山麓に集結して
行う正しい食を考える、食の提案の一大イベントそれが「食乱」なのである。

既に13回目、私も常連の部類になって、パン屋さんからは声をかけられた。
もし、私がお店をやっていたらたぶん率先してこのメンバーに入って
出店しているはずである。

ここに午前11時には、奈良県だけでなく大阪や和歌山から1000人以上の
人が押し寄せ、肉を焼いたりぜんざいを食べたり、焼きたてのパンを
かじったり、地元野菜市で野菜や果物を買い求めたり、まるで一日は
遊牧の民・モンゴル人になったような気分にさせられる。

それにしても今年は、天気に恵まれた。
大阪と奈良を隔てるだけじゃない、葛城山、金剛山麓の食の恵みって凄い!
と感じた一日であった。

写真は、金剛山麓で採れたものばかりで盛られたごはん。
お米も卵もにんじんも揚げもレタスも100% 金剛山麓五條産なのだ。
「人に良い」食、こんな反乱ならいつでも私は加わりたい。
(寅)



朝ごはんを作ってみたくなる立冬だってある。

2009年11月07日 21時15分15秒 | 『食』べる門には福来たる
( バターライスモーニング 自称 「早朝食堂」) 2009.11.7(土) 立冬の朝



今日は二十四節気の「立冬」です。 
でも冬の始まり(向寒の候)立冬と言うには、今日はあまりに気持ち良い
小春日和の一日でした。
(今日の奈良県の天気は、天気予報で10月10日の天気とも言ってました。)

1年を24分割した二十四節気をリレーの走者に例えるなら
21番目の走者ということになりますね。
残るランナーは、小雪-大雪-冬至の三者を残すのみですから、
今年は例年に無いほど時の経つペースが早かったわけです。

昨晩と言うか真夜中のTV番組「深夜食堂」の影響を受けたせいか、
目覚めた立冬の朝は、無意識に台所に立っていた朝でもありました。
(食べることや飲むことになるとすぐに行動に移している私)
「深夜食堂」ならぬ「早朝食堂」とでも言っておきましょうか。

私に言わせてもらえば、昨晩、小林薫が提供したのは「バターごはん」
であって「バターライス」ではないはず。
「バターライス」とはバターで炒め胡椒やガーリック等で味付けしたライス、
または炊飯器でバターに味付けベースを足して炊いたごはんのどちらか、
これが「バターライス」と言える私なりの定義なんです。

それはそれとして、今朝ですが
ごはんを炒めバターライスにして立冬ならではの朝食にチャレンジ
してみました。 冬至ではありませんが、カボチャということで、
カボチャぽてと(これは妻が昨晩作っていた物)・ウィンナーを炒め
(蛸形にしませんでした。) それに朝採った小型トマトに成長途上の
レタスの葉をちぎって添えました。

そして立冬ですから「冬瓜」に溶き卵、それに吉野葛でとろみをつけた
味噌仕立てにしてみました。
(それにしても冬瓜って夏の産物なのに本当に冬に食べることができる
というのが、名前の由来らしいですが、その通りです。)

「バターライス」は、久しぶりに作りましたが、ほんのりバターの塩味と
風味が効いていて、他のおかずとも相性ばっちりですから もっと多用
できそうです。
バターライスにトンカツをのせた名物メニューが、北海道にありました。
(名前を思い出せませんが)
あとナポリタンを加えるとかなりトルコライスに近づきますね。

冬が立ちあがる立冬に 台所に立ってバターライスの朝食を作った朝、
今日の天気のように「調子よく」過ごせた一日でもありました。
(寅)

青空の下で弁当を食べたくなる日だってある。

2009年11月06日 23時55分15秒 | 『食』べる門には福来たる
(売店弁当  自称「青空食堂」) 2009.11.6


途中に飛び石で休みが入ると思いのほか、その1週間は疲れるものです。
週末にたどりつくのが、いつもより長かったように感じてしまったのは、
私だけでしょうか?

今日は、昨日よりさらに気温が上がって空は青空、気持ち良さにこのまま
会社を引けたい気分にかられましたが、こんな時こそ、昼はこの青空の下
で食事するのが、とてもいい気分転換になるんです。

ここにも私のブログの読者がいる会社の売店で、弁当(写真)を買いました。
(先日のビッグサンダー以来の売店取扱商品の登場、喜んでもらえそう。)
弁当を手に会社を出て、歩くこと5分あまり。
大相撲・大阪場所で、九重部屋が部屋を出す神社横のベンチで、山吹色した
木の葉から洩れてくる穏やかな光を浴びながら今日のお昼をとりました。

年に2~3回気の向いた時だけ、私は、そんなお昼のとり方を
するのですが、今日は暑くも寒くも無く、ひなたぼっこする白い猫、犬を
散歩させているおじさんを眺めながら、時間がゆっくりと流れているのを
かすかに感じながら心地よい食事ができたのでした。

ポケット一杯の幸せにも似た、350円の満足というやつでしょうか。
「人に良い」そのスタンスが私の食への接し方なんです。

昼は青空食堂、そしてまもなくTV『深夜食堂』で、小林薫が客に出す
懐かしのバターライス(子供の頃私は「バターごはん」と呼んでいましたが)
を一旦、目で味わうことと致しましょう。

気分は天気で決まります? そして、味はバターで決まります・・!? ん?
そんなバタ~・・・ な。
(寅)

バジル入り鶏肉だんごラタテューユ・ターメリックライス

2009年11月05日 23時57分45秒 | 『食』べる門には福来たる
(バジル入り鶏肉だんごラタテューユ・ターメリックライス 「カフェJOY」) 2009.11.05



今日のお昼は、同じフロアのKさんと「カフェJOY」にランチに
行きました。
思った通り、お店に入ると男は私1人で、女性8人という黒1点状態。
ちょっと選択をミスったと思いましたが、後の祭り。
いつもの昼と勝手が違って、少しばかり落ち着かないものでした。

今日のメニュー名は、「バジル入り鶏肉だんごラタテューユ・ターメリックライス」
とても一度では憶えられるはずもなく、聞きなおしてメモするほど
今日もジニーが出てきそうな、呪文のように長いメニュー名なんです。

すでにターメリックライスが、残り僅かになっているとのことで
トーストを添えて頂き、さらにこの後、厚切りトーストが1枚、
更にチリコンカンまで付いてくるという写真にはとても納まりきれない
ほどのサービスをJOYさんにして頂きました。

これ以外に、柑橘系ドレッシングのかかったサラダもおかわり、
さつまいもデザートにコーヒーとまるで、通販のシーンを思い出すほど、
更にこれでもかと付けてくれる大盤振る舞いの大サービスでした。

やはり、日頃の行いが良いとこういうものですね。
松井が遠い海の彼方でタイムリーを打っている頃、
私には、食の神様が降りてきたようです。
まぁ、私の場合、結構良くあることですけど。

「食は人に良いと書きます」が、忘れていたそんなことを
ふと思い出させてくれたお昼どきでした。


ところで・・・明日は金曜日
来週「13日の金曜日」、敢えてその日に阪神への入団発表をする城島。
城島らしくていい! なんだかワクワクしてきませんか。
私の気持ちは既に「松井の次は城島だ!! 明日のJO誕生だ!」な~んです。
(寅)

舞ってました。木枯らし一号は、おでん解禁日。

2009年11月02日 23時55分22秒 | 『食』べる門には福来たる
( おでん 「阿うん」) 2009.11.02


関西に木枯らし一号が吹いたのは、丁度昼食で外に出た時でした。
朝からの青空にやがて灰色の雲が交叉し、怪しそうな空模様に
街路樹の葉もちぎれんばかりの横風。
体ごと持っていかれそうな感じで、風に吹かれてジョニーのようでした。

地面に落ちた赤茶色した枯葉も強い風に舞っていました。
「まさにこれって木枯らしだ。」 
大阪の昼時は、風速20m超えの風だったとのことで、正式に
「木枯らし1号」の発表があったと夕方のニュースで知りました。

明日が祝日ということもあり何となく金曜日気分の変な感じの月曜日。
おまけに木枯らしとくれば、たとえ月曜日といえども
こんな首筋の冷たさを癒してくれるのは「おでん」しかないでしょう。

実はここだけの話、木枯らし一号が吹いた日が、私の「おでんの解禁日」
なのです。 う~ 今年は、去年より16日も早いぞー

「こんにゃく」には田楽のような味噌が付けられ、味の浸みた「大根」には
九州産の柚子胡椒添えというのが、ここのおでんがよそと少し違うところ。
それと「ひろうす」。

木枯らしに枯れ葉が舞っていた日は、私が初おでんを待っていた日
「舞ってましたは、待ってましたのサイン」なんです。 デンデン♪
(寅)

菊池雄星で思い出した私の「深夜食堂」

2009年10月31日 04時07分17秒 | 『食』べる門には福来たる
(TBS「深夜食堂」より)


甲子園の星、岩手・花巻東高校の菊池雄星君は、今年のドラフトの超目玉。
先日ののドラフト会議で、その菊池君を6球団競合の中、西武ライオンズの
渡辺監督が引き当てた。
最初に抽選箱に手を入れて一発で当たりくじを引き当てた渡辺監督は
凄い!運の持ち主だと思った。

そして私が興味を惹かれたのは、その渡辺監督の後日談で、抽選の前日、
渡辺監督は、菊池君の郷里の岩手の酒を使って関係者と酌み交わし、
見事に当たりくじを祈念したという記事。

一体その酒は何だ? と私は、すぐに気になった。そして・・
記事の中に見つけた『南部美人』の文字。「あっ、なんぶびじん! だ・・」

実は、私もその酒には少なからず思い出があるだけに その名が記事に
出てきたことに嬉しくなってしまった。

6年前の3月ひな祭りの前日だった、雪降る氷点下の盛岡。一人旅の私は、
雪の秋田・角館から夜の7時過ぎに盛岡に着いたのだった。

盛岡駅横のグランヴィアにチェックインを済ませ
雪降る夜の盛岡の街を2時間ばかり歩き食事を済ませた後、
盛岡駅前に再び戻ってお酒を飲もうと入った居酒屋。
そこは、おばあちゃんとおばちゃんでやっていた店。
結構枯れた店の感じが雪夜に似合っていた。

そこで飲んだのが「南部美人」の燗酒だった。
アテに頼んだのが、岩手の沖で獲れたタコで作った「たこわさ」
それから魚の干物を焼いてもらった。
冷えた体がじんわりと温まったことを思い出した。

外は、シンシンと雪が降っていた、
「明日は銀河リアス線に乗って釜石から大船渡 気仙沼へ泊り
 それから花巻へ戻って宮沢賢治記念館に寄る予定です。」
なんておばあちゃんに話したことを思い出す。

そのお店の雰囲気が、まさに10月からTBS系列で放送が始まった
小林薫主演の「深夜食堂」の雰囲気にとても似ている。
(近々、北海道・福岡でも放送が開始されると聞いた。)
この番組を見るたびにどこか懐かしいと感じていたが、
実はあの日の盛岡が潜在意識にあったことを今夜気づかされた。

ちなみにこの番組の料理を監修しているのが、「かもめ食堂」「南極料理人」
でも知られるフードコーディネーターの飯島奈美さん
映画やドラマに出てくる料理を見るたびに
「それにしてもこの人、男の食心(ショクゴコロ)のツボをわきまえている」と
つくづく感心させられる。


PS. 午前4時の葛城の夜空は、主役のオリオン座が真上から西に傾いた頃、
とてもきれいな満点星は、まるで自然のプラネタリウムだ。
さていよいよ今日は待望の酒蔵開き。
きっと好天の青空の下、今日は日本酒に存分に浸って楽しめそうだ。
(寅)