朝ドラ・カーネーション

　毎朝、せめて８時には起き出そうとＮＨＫＴＶの朝ドラ・カーネーションの放送開始を目覚まし時計の代わりにしている。早起きの方には笑われるかも知れないが、この時期の寒い内は仕様がないのではと思っている。

　ただせっかく枕元のＴＶが８時に放送開始をしてくれるのだが、半分は見ていないことがある。したがって今回の朝ドラははどちらかと言うと半分は見ていないのかもしれない。ただ我が夫婦の名誉の為に付け加えるなら、毎日が８時や９時に起きているわけではない。早めに外出する日などは当然にその時間に合わせ早起きはしているのである。

　さて今週末の３１日には今回放送の「カーネーション」は終了する。大阪郊外の岸和田を舞台に実に強烈な個性を持つ小篠綾子さんと３人のお子さんの物語である。「だんじり祭り」に象徴される河内地方特有の風土に育った家族が、大正から昭和の時代、さらに平成の時代に服飾界に君臨し続けていたことを描いている。

　通常のドラマでは主人公は若い時から熟年、老年まで演じ切るのが普通だが、このドラマでは老齢になった以降を演じる女優さんを別の女優さんに変更すると言う試みをしている。従ってモデルになった人物の老年の時代も違和感なく見せていると思う。ただ主人公の３人の娘さん方が、世間的に知られるような活躍をしだす時代になると、実にどの人物にあたるのかいささか混同してしまうこともあったのは確かである。

　３１日に最終回を迎えるにあたり、演ずる女優さんとモデルになった３人の姉妹たちが記念写真を撮っているのが公表されている。下の写真がアサヒコムに掲載されたものを借用してみた。